Episode:地球対異星人(大国4国の同盟軍)
デニーゼは神原に対して「お前たちが殺戮の異星人なのか」と問いかけると、神原は「はぁー、殺戮?何言ってのアンタ、その前に名乗りなさいよね」と言うとデニーゼは「私たちは、ガイアーク星のものだ、ガイアーク人の私はデニーゼ、そして妹のシズビー、ドーラです」妹二人は怯えている。
「もう一度聞く、お前たちが殺戮の異星人なのか」と再びの問いかけに神原は「何、わけわかんないこと言ってんのよ、叩くわよ!」
するとシズビーは「お兄様、やはり暴力を好むようです」と小声で伝えた。
繰り返す問答にドーラが意を決して神原に問いかけた「あなたたち殺戮の異星人は、ほら、あそこにいるガリュー人やリザッド人を奴隷にしているじゃない、あれはどう説明するの?」と問いかけた。
「あぁ、あれ、ちょっとあんたたちには本人からの説明が必要ね」と言い、リザレッドに来るように命じた。
「リザレッド、ちょっとあんた、この人?たちに、奴隷って言われてるけど、誤解を解いて頂戴」と話すと、リザレッドは三人に「私が奴隷・・とんでもない、この神原様は私どもの神なのです」と言うリザレッドに神原は「ちょっと、リザ・・」と言いかける間もなく、シズビーが「なんと恐ろしい、洗脳ですわ、お兄様、神だと洗脳して奴隷に」
「シズビーとか言ったわね、なんで今の話がそんなになるのよ」
続けてリザレッドは「私が神原様と初めてお会いした時、リザッド人でも強いと言われた私の魔法は、ことごとく弾かれ、挙句、神原様が放たれた魔法ときたら神をも超える威力でした。我がリザッドの星が壊れるのではないかと心配した程でした」と言うリザレッドにデニーゼは、「私たちも星々でその痕跡を見てきたんだ、やはりお前は殺戮の異星人なんだな」と確信したように神原に迫った。
あきれている神原は「どうしてリザレッド!話しがコンガラガルじゃない、それにあんた、デニーゼだっけ、いい加減、殺戮から離れなさいよー、ほんとに、しょうがない、もっとこわーい人のところに連れてってあげるわ」と言い成神の所へ三人を連れてジャンプした。
突然現れた神原と見慣れない三人に対して成神は「めずらしいね、神原が人を連れてくるなんて」と言うと「この人達、ガイアーク星人だって、自称異星人よ」と神原が紹介した。
すぐに成神は ”スキルスキャンビーコン” と、そして御神からは ”弱点看破” が三人に向けられた。
「なになに、二人息ぴったりじゃん、なんかあったの?まぁいいけど」と神原が茶化した。
すると、デニーゼもお返しとばかり、成神に対して ”トランス” を仕掛けてきた。
しかし、成神の精神に入り込むことはできなかった。
「なんだと、初めてだトランスできない相手は、何者だ!」の問いかけに、成神はすぐさま ”トランス” と言い、デニーゼにここ数年の地球の動きを脳裏に刻んで見せた。
デニーゼは同じスキルを使われて、尚且つ頭に刻まれた数々の情報から、すぐに誤解を解き、態度を改め敬意をもって成神に接し始めた。
デニーゼはすぐに妹二人にトランスをかけ、地球の状況を共有した。
成神も御神と神原に合意の上でトランスをかけ、ガイアーク星の状況を共有したのだった。
神原は「結局、地球とガイアークは正反対の状況に置かれているって訳ね、地球はガイアーク化して、ガイアークは地球化してるってこと、そしてその日までお互い後2年を切ってるのよね・・・じゃぁ、とっかえる?星を」と言う発言に、この場にいた三兄弟はあっさり解決してしまった神原に対して、リザレッドの言う”この人は神である” と言う発言を少しだが信じる気になっていた。
成神は「大がかりなミッションになるね、でも、最初にトップ会談が必要だね」と言ったとき、まったく予期せぬ事態が起きた。
地球を前に千を超えるガイアーク大戦団がワープアウトしてきたのだった。
デニーゼは思わず「ギール提督、なぜここに?」と予定外の行動に狼狽していた。
ガイアークはいきなり戦艦数隻を地球大気圏内に侵入させ、攻撃を始めた、これに応戦したのは、いわゆる大国4国の軍事力だった。
大国4国は各国で応戦をしていたが、相手の戦力を理解いして、あっという間に4大国で同盟を組み、組織的に対応するという考えられない行動を取っていた。
しかし、戦力差から4大国の防衛力は少しづつ削られ、いよいよ核弾頭ミサイルまで使ったが、それすら効き目の薄いものだった。
成神は4大国の地球での権力が宇宙ではまったく小さなもので、そのおごった考えを正そうと、しばらく静観することを決めていた。
するとガイアークから降伏せよという通告が地球に突きつけられたのだった。
完全に4大国の戦意が沈黙しているところを見た成神は、弐本政府に防衛発動を具申した、弐本政府の判断は素早く、”許可する” との返事が帰ってきた。
成神は、第一艦隊と第七艦隊の二つの艦隊を地球とガイアーク大戦団の中間に派遣し、第一艦隊には横鶴翼を第七艦隊には縦鶴翼の配置で地球に何も被弾させない陣形とり、そのまま待機命令を出した。
第一艦隊旗艦には折しも、訓練査察のために榊も乗艦していた。




