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でもまたこのけんがくろくなったときにあくまはでてくるでしょう

「ねえ、ジェーロ。今日もあの剣はまっ白だったわ。人間は幸せに暮らしているみたい」

「ねえ、ジェーロ。今日はあの剣が少し黒くなっていたの。どこかで戦争をしようとしてた人が居たみたい」

「ねえ、ジェーロ。今日はまた剣がまっ白に戻っていたわ。悪魔が来るって言ったらみんな怯えて戦争の準備をやめたのよ」

「ねえ、ジェーロ。もうあれからずいぶん時間が過ぎたわ。人間はまだずっと悪魔を信じてるみたい」

「ねえ、ジェーロ。今日は絵本を見せてもらったの。悪魔の絵本だったのよ。その悪魔はすごく怖そうに書かれていたの。姿はあの時のジェーロそっくりなのに顔だけまったく似てなかったわ。ジェーロはもっとかわいい顔をしてたのに」

「ねえ、ジェーロ。もうジェーロと過ごした日よりジェーロと別れてからの方が長くなっちゃった」

「ねえ、ジェーロ。人間はずっと幸せそうにしているわ。戦いも争いもあれからずっと起きていないの。ジェーロのおかげね」

「ねえ、ジェーロ。もうジェーロの魂はめぐっているのかしら。どこかにジェーロはいるのかしら」

「ねえ、ジェーロ。あの剣はね少し黒くなったりまた白くなったりしてるけれど半分より黒くなってはいないから安心していいわ」

「ねえ、ジェーロ。もしあの剣がまたまっ黒になったらどうしようね」

「ねえ、ジェーロ。私も悪魔になれるかな」

「ねえ、ジェーロ」

「ジェーロ」

「ジェーロ」



















 さびしいよ、ジェーロ。

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