24話 神様!歯磨きプレイをさせられそうです!
少しだけ、汚い表現があります。
R15に抑えておりますが、気になる方は閲覧をしない、もしくは中断して下さい。
小学生レベルの下ネタです。
「あっついな!」
額や顎、首筋や背中、至る所に汗を掻いていた。ここはガラス工房。ドワーフ主人の館である。何度も何度も頼み込み、ここの施設を使わせてくれる事になった。
「本当にだな!?本当にだぞ!?」
「ええ。だから、僕の望むモノを作成して下さい」
「くっ!鷲は旨い酒が飲めればそれでいいんじゃが!!」
「はっきり言いますが、次元を超えますよ。ウォッカやワインをもう二度と口にしたくないくらいにね」
「ゴクリ!背に腹は抱えられん!」
ガラスを加熱した火にくべる。
回しながら、ある程度の大きさにして引き上げた。布を使い、丁寧に形をそれらしく仕上げていく。
最後に先端を加熱し、有る物を取り付けた。
「………これでいいのか?」
熱さが消え去り、僕は確認する。
手の感触、握り具合、ああ、間違い無い!歯ブラシだ!
「はぁ、お主の希望通りのが出来て………所で、忘れてはいないだろうな?え?」
「分かってるって!これのピンク色1本、青色1本、赤色1本頼む。定期的に作ってくれよ!それと、フラスコを7つ!これ無いとウイスキー作れないからな!」
「お主!騙したな!?」
「ビーカーも絶対いる!色々な酒を作るのに!だから、先行投資と思って頼むよ!歯ブラシは今直ぐ作ってね!」
「色々な酒………か。よっしゃあ!盛大に騙されてやるぞ!歯ブラシだったな!!任せとけ!」
やっぱりドワーフは酒に弱いな!
いや、酒には強い!酒に目がないだけだ!こうして、歯ブラシを4本手に入れた。
コンコン。
「マチルダ様!ハオです」
「お入りになって」
僕は部屋に入ると頭を下げる。
マチルダ様からのお許しを得て、僕はお側に近付けるのだ。
「例の歯ブラシは出来たのですか?」
「はい。こちらに」
箱を差し出す。
この為に特別に用意した。ピンクに塗られた箱を。桜の花弁を右下に描いて貰った。名前入りで、真ん中にマチルダ・クロスロードと書かれている。
「この花弁、素敵ですわ♥」
「これは僕の国の桜の花弁です」
「ハオの国の………ですか」
「あの、これをミネアさんとフローラさんにお渡し下さい」
僕は赤い箱と青い箱を取り出す。
「それは出来ません。ハオが直接渡して下さい」
「えっ!?・・・解りました」
「わたくしが渡すよりも喜ぶと思いますから」小声
僕は仕方なくポケットに閉まった。
「それで、これはどう使うのですか?」
「えっ!?」
僕は自分の歯ブラシを取り出す。
「まぁ、ハオのは白色なのね。白色は出せる色でも難しいんですのよ」
「はぁ」
おい!ドワーフの爺!何にしてくれてるんだ!?マチルダ様の歯ブラシよりも、技術使ってるんじゃねぇぞ!!はぁ、出してしまったのは仕方無い。実演するか。
歯ブラシに塩を振る。
茹で卵に塩を振るくらいでは無い。もっと大量にだ。塩は粒子が大きい。だから、歯を磨くには丁度良いのだ。歯磨き粉には研磨剤が含まれている。それの代わりを塩が行ってくれるのだ。
「実演します………不潔と思われますが、ご了承下さい」
「解りましたわ。でも、ハオが行うのです。どんな事も不潔とは思いませんわ」
尻に突っ込んでも、そんな事言ってくれるだろうか?ああ、僕は本当にお馬鹿だ!マチルダ様の思いを汚すなんて!!真面目にやるか。
何時もやってる感じで、見本を見せた。
口をゆすぎ、壷へと吐き出す。
「こんな感じでやるんですよ」
「そうですか。では、わたくしの歯を磨いてくれませんか?」
「はぃ?」
歯磨きって、人にやって貰う事なのか!?
息子と娘の歯磨きはした事がある。でも、大人の歯を磨くのはどうしたらいい?これは人生で、7番目くらいのピンチである!
「どうしたのですか?」
「あ、あ、あの、そ、その!ミネアさんとかフローラさんにお願いされては?………僕が……………やると…………」
「ハオは歯磨きも出来ない人なのですね!」
僕は項垂れた。
マチルダ様を失望させてしまった!どう挽回すれば良いのだ?マチルダ様が部屋から出て行かれる!ああ、もうここには置いてくれないのかもしれない・・・はぁ」
「ロック!」
ガチャリ!
扉が締まった!え?鍵掛けられるの!?
「ハオは恥ずかしがり屋さんなのね。これで、ミネアとフローラは入って来れませんわ」
(うふふふふふ♪邪魔はさせませんわ!)
「………マジ!?」
「マジです!!」




