表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様!お願いします!  作者: ハロ
三章 生きるか死ぬか
26/80

25話 神様!歯磨きするのはエロいですか?

この話はただただ歯磨きする話です。

不快に思う方もいるかと思いますので、各自の判断で閲覧お願いしますね。エロいと思う方もいれば、気持ち悪いと思う方もいるでしょうから。

僕はアニメが好きだ。

アニメが好き過ぎて、小説を購入する様になった。何度も読み返す小説は少ない。ライトノベルともなると、更にそんな気分にはならないのだ。


ある日の事。

~物語シリーズを見ていた。勿論、アニメでだ。歯磨きするシュチェーションがあった。そう!まさに今、ここで、僕がやる事になろうとは!その時は思わなかっただろう。


現実逃避していた。

目の前に美人で可愛い女性がいる。歯ブラシを持って、僕と対峙しているのだ!これは罰ゲームなのか?いや!違う!ご褒美だ!僕は誉められる事等、何一つやっていない!寧ろ!服を買って貰った!靴も帽子も、だ!まぁ、帽子は被るかは不明だけど。


「マチルダ……様?」


「ハオ、命令、です」


「………どうしても?」


「どうしても、です!」


僕は歯ブラシを受け取ろうとした。


「あの言葉を(おっしゃ)らないの?」


「ぷぎぃ!?」


マチルダ様はニコニコと笑顔で僕にそう言った。イエス!マイ、ロード!をやれと?これからエロくて恥ずかしい事するのに、やれと言うのか!?


深呼吸だ!

すー、はー、すー、はー。よし!


片膝を付き、頭を下げる。

そして、両手を上げて手のひらを開く!


「イエス!マイ、ロード!」


「うふふ♪」


(ハオをからかうのはとっても楽しいわ♪)


歯ブラシを受け取ると、僕は考えた。

磨き方よりも、寧ろ対面方法にある。子供の歯を磨いていた時の事を思い出す。胡座をかいて、そこに頭を乗せさせる。口を大きく開かせ、見ながら歯を磨いた。


だが、これには弱点がある!

万が一だ!万が一、鼻毛がピロンとなっていたらだ!それを見られたらどうする?はっ!鏡で確認するしかない………だが、この状況で鏡を使うのは不自然である。


ならば!

ならば、対面で向き合いながら、磨くのはどうだろう?これならば、万が一、鼻毛がピロンと出ていても、指チョンパで隠せる可能性もある!


よし!決まった!

対面だ!見つめられて恥ずかしいが、これしか方法は無い!いくぞ!僕!


「マチルダ様、では行きます!」


「お願いしますね♪」


「いー、として下さい」


「こう、ですか?」


可愛い!美人はどんな顔しても可愛いぞ!反則じゃね?こんな可愛くて美人な女性の歯を磨くのは、何だかとっても複雑な気分となる。嬉し、恥ずかし、なんちゃらだな。


では、前歯を。

歯ブラシを横向きにして、上下に動かす。力は抑えて優しくだ。1本、1本を丁寧に磨く。僕から見て左の頬へ進む。横向きに動かすのではなく、上下に丁寧にだ。


歯ブラシの先端に意識を集中させる!

奥歯の奥側を攻めた!先端のブラシで汚れを掻き出す!先端をぶつけて怪我をさせないようにだ!続いて、右側を攻める!左側と同じ様にだ!


ふと、マチルダ様を見る。

寄り目になって、僕を凝視していた!ううう、恥ずかしい!少しだけ顔を横に向けた。すると、マチルダ様の手が伸びる。僕の顔の向きを修正する為だ!


抗う事は出来ない!

マチルダ様の瞳を見ると、僕が写っているではないか!くそ!情けない顔しやがって!!


「はぁ、はぁ、マチルダ様。口をあーん、と開いて下さい」


「わはひはひは」(わかりました)


ここからだ!

ここからが難所である!何故ならば、口の中に唾が溜まっているからだ!少し泡状になっており、白濁液を連想してしまう!


ああ!あれが僕のだったら………。

ぐお!!ヤバい!ヤバいぞぉ!!早く磨かねば!


左上の奥歯から、溝にそって歯ブラシを挿入する。優しくだ。優しく掻き出し、下の奥に取り掛かる。あ!下はダメだ!?うぐぐ!さっきより唾液が溜まっているではないか!!


一度、唾液を壷へ吐き出して貰うか?

・・・それはダメだ!飲みたい!勿体ない!はっ!変態か!?いかんいかん!マチルダ様は皇族だ!息子よ!鎮まれぃ!!!


マチルダ様が少しだけ、上を向く。

唾液が溢れてしまわない様にする為だ!なんたる不覚!ここは中断するしかない!?


右側が残っている。

そして、裏側もだ。だが、急げば行けるかもしれない!?


「マチルダ様。もう少し我慢出来ますか?」


唾液が垂れないように、少しだけ顔を上下した!


僕も男だ!ここまで女の子を辱しめたのだ!もう後戻り出来ない!最後まで磨いてみせよう!


高速で、歯ブラシの毛先を動かす!


「あっ♥」


マチルダ様が感じておられるだと!?

だが、緊急事態だ!急げ!右上の奥歯を攻める!


マチルダ様の顔が朱色に染まる!

エロい!何故だ!?歯を磨いているだけなのに!


「はぁ、はぁ、はぁ♥」


息子が!止めろ!今はお前の相手をしている所ではない!引っ込め!ぐぅ!はっ!染みが出来ているだと!?これは不味い!右足と左足の位置を変えた。ふぅ!これで染みは隠せた!


マチルダ様の視線が、僕の顔を見ていない!?もしかして、バレたのか!?染みがバレているとでもいうのか!?どうする!!


はっ!?

手が止まっているからだ!もう何処まで磨いたか覚えていない!………裏側だ!もう!やるしかない!


裏側は磨きにくい。

なので、マチルダ様の顎に手を伸ばす。軽くだ。そう、優しく触れるのだ!


「はぅ♥」


うわ!このエロボイス!!

何処まで僕を翻弄するかなぁ!?ダメダメダメダメ!!理性が無くなる!!目を瞑るしか!!??


「はぁ、はぁ、はぅ♥」


ぐあ!余計にエロボイスが脳へダイレクトアタックしてくる!誰だ!目を閉じろと言った奴!!


やっと磨き終えた。

襲わなかった僕を誉めて欲しい。だが、犠牲はあった。それは僕のパンツだ!そして、ズボンも!ああ!早く着替えたい!


前屈みになりながら、マチルダ様にコップを渡す。そして、壷を用意した。口の中の汚れを水で(ゆす)ぐ。僕はその壷を眺める。


マチルダ様の唾液、マチルダ様の唾液・・・。ゴクリ!


僕は壷を持ち、それを処理しに行こうとする。すると、マチルダ様からお声が・・・。


「ハオ!飲んではダメですよ?」


「ハハハマサカソンナコトシマセンヨ」


「わたくしも着いて行きますわ!」


こうして、罰ゲーム?もしくはご褒美は終わった。


後日、ミネアさんとフローラさんに歯ブラシを手渡すと、大層喜んでくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ