表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/11

25歳までを綴る

それからは、職業訓練で資格を取るため生活した。


休みの日はフリーマーケットの用意をした。


離婚をしたことは、結婚式にも来てくれた仲の良い数人の友人にしか伝えなかった。

紗耶香とみかちゃんとヤマと、そして二次会の幹事をしてくれたぴーちゃんの野球チームの後輩の聡くん。

聡くんにはぴーちゃんのメンツもあったので、詳しい理由は話さなかった。


みんな、すぐに離婚してしまった私を責めることなく接してくれた。


私は、みんなに申し訳ないことをしてしまったと思い他の方には言えなかった。



紗耶香とは、私が結婚しているときに一度紗耶香を悲しませてしまったことがあり特に反省していた部分がある。

ぴーちゃんに友達とは関わるな。普通は家庭を一番に考えるのが妻の努めだと言われた私は

せっかく電話で相談してくれたり、遊びに誘ってくれる紗耶香に家庭を一番にしたいからとキチンと接しられなかった。

そして、紗耶香には他にも友達がいるから大丈夫だよ!と最低な言葉を言って悲しませてしまった。


そんな紗耶香は今でも私と親友でいてくれている。



みかちゃんは、私が洋服屋で契約社員として働いていたころ、彼氏に振られてしまった。

理由は彼氏に他に好きな人ができたから。

みかちゃんは地元に戻り公務員として、働きはじめる直前に振られてしまった。

みかちゃんは人生最大の転落だと、とても傷つき泣いていた。

私も、その頃は仕事で悩んでいたが、本当に意気消沈している様子だったみかちゃんと毎晩のように電話をして支えていた。


みかちゃんはその後とんでもない行動に出た。

都会の同じ大学に通う男友達の家に泊まり、セックス一歩手前のことをしたりし始めた。

キスも未体験だったみかちゃんは嬉しそうにそれを私に話した。私は、自分の過去の経験から失恋したからといって他の男性に体を与えるのは違うと思い心配だった。


ヤマは大学卒業後、彼氏とともに県外に就職して、遊ぶことは減っていたがそれでも結婚式は遠方から来てくれた。そして私のお母さんや弟や紗耶香と初対面にも関わらずたくさん話をしてくれた。

お母さんはヤマのほのぼのした性格を気に入っていたし、弟もヤマさん落ち着くー。二次会俺と話しててくれて嬉しかった。と言った。

紗耶香とも仲良くなり、Facebookで互いにコメントしあっていたりしていた。

私は、それが嬉しかった。

これは紗耶香とヤマの性格が人に好かれるものを持っているからだと思った。


聡くんは、軽くラインを送った。実は離婚したんだ。二次会あんなに盛り上げてくれたのに本当にごめんなさい。

と送った。

聡くんは、気にすんな!今度コンパ開くぞ!笑


というラインを返してくれた。



ぴーちゃんは離婚してからの方が、過剰に父親ぶるようになった。


会うことはなかったが、ほぼ毎日電話がかかってきた。

内容はご飯はキチンと食べているか?

キチンと眠れているか?

キチンと職業訓練に通っているか?

などの確認だった。


私は、離婚してもなお監視されていた。

職業訓練を勧めたのもぴーちゃんだった。

ぴーちゃんが言った通りの資格をとるコースを選び、ぴーちゃんが希望する仕事へとつこうとしていた。

まだぴーちゃんの呪縛は解けなかった。


みかちゃんと別れてしまったトシと中学生の頃のみんなとの集まりを重ねることで意気投合し、その新しい好きな人とはどうなのかを聞いた。

すると、トシは付き合ったんだけど別れたくて悩んでる。と言った。

トシは風俗で働く女性と、キャバクラのキャストとお客さんという関係で知り合い、付き合っていた。

だが、女性に二股をかけられて、別れようかと悩んでいた。


みかちゃんもトシが忘れられないと悩んでいたので、二人を再び話せる環境にしようと思った。


その頃には武雄も私と話せる態度になっていたので、武雄と計画して四人で遊ぶことからはじめた。


以外とみかちゃんとトシの間には溝はなく、みかちゃんがトシの彼女の話を聞いてはからかったりと友達のような関係になっていた。


その後に、武雄に私は再び告白されるのだが、正式にお断りをした。

武雄は、私の深い部分を何も考えずに告白しているのが目に見えて分かったからだ。


武雄はすぐ新しい彼女ができて、会えなくなった。

私は、武雄を誘うのをやめて、みかちゃんとトシと誘い三人で遊ぶようになっていった。

私たちはどんどん仲良くなっていき、三人でグループラインで毎日ラインをしたりとかなり仲良くなっていた。

ただ、遊ぶ時に毎回みかちゃんが遅刻をするので、私は待つことに疲れていた。


それは、太郎さんに関しても同様だった。

フリーマーケットの打ち合わせをすると言っても何時間も遅刻をしてきたりする太郎さんに私は、困っていた。

最初は後輩の私が早く着いているんだから、まあいいかと思っていた。

しかし、遅刻の頻度や時間はどんどん増していった。

それを、黒さんやその奥さんの花ちゃんに相談していた。

二人とも、太郎さんとは中学時代からの友達で、太郎の遅刻は直らないよ。いつものことだから。と諦めていた。


私は、その時太郎さんに再び焼き肉に誘われ行ったことがあった。

焼き肉店まで弟に送ってもらい、焼き肉店の前で待っていたが太郎さんはなかなか来なかった。

連絡をしても帰ってこない。


30分待って、やっと連絡が来た。

ラインの内容は、バス乗り過ごして遅れる!ごめん、先に中に入って常連さんと適当に話しててと言われた。


私は、太郎さんが毎回遅刻してきたときに使う、ごめんがとても軽く聞こえ不快だった。

謝るということは、心から謝罪をしてもうその過ちを繰り返さないことだと思っていた。

だから、ごめんはいらなかった。

もう遅刻はしないという、行動を見せて欲しかった。

私は、常連さんと話せる自信がなかったので、再び外で待った。

やがて、太郎さんが来た。そして、中に入り常連さんと仲良く話している太郎さん。私はスイマセン今日は帰ります。と伝えて帰った。

帰りも弟が迎えに来てくれた。

帰りの車内で、弟に遅刻について相談した。

弟は笑って、遅刻するような人と遊ばなけりゃーいいじゃん。毎回遅刻されるのってお姉ちゃんなめられてるんだよ。

待ってられなかったら帰ってきなよ。それでいいじゃん?

とアドバイスしてくれた。


弟はのんびりしていて、仕事が忙しいからと友達の連絡もろくに返していないにも関わらず友達は多くしょっちゅう誘われていた。

それは、弟が持っている聞き上手な所と優しさだった。

私は、弟には普通のサラリーマンもいいけれど、接客業の方が合っているのではと思うくらい人に愛される子だった。


フリーマーケットはとても楽しかったし、アンティークの黒さんや花ちゃんも大好きだった。

でも、太郎さんの遅刻癖は直らず、フリーマーケット当日も遅刻してきた。

太郎さんは友達の相談に乗っていて遅れた!ごめん。と言った。


黒さんはかなり怒っていて、フリーマーケット後の反省会でかなり太郎さんは怒られていた。

反省している様子の太郎さんだったが、その後も遅刻は続いた。

 

私も怒りが限界にきていたので、もうフリーマーケットのお手伝いはできませんと伝えた。


それから、太郎さんとは会うことがなくなった。


その代わり、アンティークにはよく通った。

花ちゃんが作る料理が最高においしくて、よくタダでご飯をご馳走になり

黒さんは隣でギターを引きながら、男性ながらかなりの高音ボイスで歌を歌ってくれた。

その空間はとても居心地が良かった。

たまに太郎さんに会うこともあったが挨拶程度の会話しかしなかった。


職業訓練では、私は、中々クラスでも優秀で皆に聞かれて教えたりと充実していた。

周りに同世代はいなかったが、とにかく楽しく過ごした。

そして、資格も取り仕事を見つけるのだが、仕事をはじめて一週間で体がおかしくなった。

またうつの症状とパニック発作。

しまいには胃腸炎にかかり、トイレからでれなくなってしまった。

私の様子がおかしいと、病院へ行くようにと上司に言われた。

私は、体調の不調と戦いながら病院へと向かった。

ただちに入院しなさい。と言われた。


入院した私を、ぴーちゃんはなぜ俺の言うとおりに動けないんだと何度も責めた。

それが申し訳なくて凄くつらかった。


お母さんは、どうせ大したことないでしょ。と仕事を理由にお見舞いには来なかった。

弟は、一度だけお見舞いにきた。

私の好みそうな、漫画を選んで持ってきてくれた。

ほとんど会話もなくすぐに帰って行った。


紗耶香も彼氏とお見舞いに来てくれた。


その後、みかちゃんとトシもお見舞いに来てくれた。


私は、そんな二組を見て凄く羨ましかった。


バツイチを抱える私にはもう、誰かと付き合う資格はないと思っていたからだ。


退院後、仕事復帰はやめた方が良いと心療内科のお医者さんに言われて、仕事を辞めた。


私は、ぴーちゃんに何でもいいから仕事を探せと言われたので、すぐに新たな仕事を探した。


見つけたのは、またお洋服屋さんだった。今回は古着屋だった。

アルバイトでの雇用であったが、私はここで働くことを決めた。



古着屋さんには個性的なスタッフが多かったが、みんな仕事は仕事、プライベートはプライベートと分けて働いている様子だった。あくまでも仕事仲間という関係性に少し安心した。


昔のような社内恋愛だらけのドロドロは見たくなかったからだ。


仕事は病気に支障をきたすことなく淡々と日々は過ぎていった。


ぴーちゃんからの連絡もほとんどなくなった。


その頃は毎日みかちゃんの相談に乗っていたと思う。毎日夜4時間程、トシのことで話し合った。

みかちゃんはトシの気持ちが知りたいと言っていた。トシのことが忘れられないみかちゃんの一途さを応援したいと思い、なんでも相談にのった。


退院してから、仕事に就くまでの間に、中学生時代の大きな集まりがあった。

それはコテージでバーベキューをして一泊するというものだった。

沢山の人が参加していた。私も楽しそうだと思い参加した。


残念ながら紗耶香は参加できなかった。


みきちゃんとトシが参加すると言っていたのでこれはチャンスだと思った。


私は、コテージの場所が分からず買い出し組三組の後ろに付いて運転することになっていた。


だが、その日はうつが酷く、起きあがることがなかなかできず、なんども嘔吐した。


ドタキャンは申し訳ないと思い気持ち悪さをこらえて、すっぴんのジャージ姿で待ち合わせ場所へと向かった。


皆はバーベキューなのにとてもオシャレな格好をしていた。

一台、大勢乗りすぎてパンパンな車があった。聡くんが運転していた。

それに乗っていたみかちゃんを私の車に誘おうとした。

みかちゃんはただ首を振った。


私は、私の車の運転が不安だから、みんな聡くんの車がいいんだろうなーと思った。

少し心細かったが一人で車に乗り込み向かった。


コテージに着くと女の子全員が支度に入り始めた。

コテージのキッチンは人でぎゅうぎゅうだった。


私は、キッチンに複数人いる状態は動きにくいだろうなーと思いながら体調が優れないとみかちゃんにのみ伝えて横になっていた。


男の子はバーベキューの準備をしていた。

外でしかタバコを吸えないルールね!と幹事の子が言ったので外で男の子たちと話しながらタバコを吸ってすごした。

女の子で私以外の喫煙者はいなかった。


その時、みかちゃんが私の所へ来た。

小さな声でみかちゃんは、あなたの離婚のこと女の子皆にバレてるよ。と言った。


私は、それを言われてから女の子とどう距離をとって接したらいいのかが分からなくなった。


それからはずっと外にいた。


食事はほとんど取らず、片付けが終わってからも外にいた。


深夜になると、外は男の子だらけで、皆でタバコを吸いながら赤裸々トークをしていました。

なんで外にばっかり集まってるの?と文句を言う女の子もいた。


女の子みんなは、みかちゃんの反応からみかちゃんのトシへの想いを悟ったようで、

みかちゃんとトシのツーショット写真を撮ったり、なにかと二人をペアにしていた。

みきちゃんはとても楽しそうだった。その笑顔をみるとまた応援したくなった。


トシを木陰へと呼び出した。


そして、トシの気持ちを聞いた。


トシは、俺は一回みかを捨てた人間だから、付き合う資格はないし、付き合うつもりもない。


と言った。

そうして話をしているとホロ酔いの武雄が、混ぜろよと入ってきた。

武雄はみかちゃんとトシと復縁させようと必死にトシに告白しろと言っているらしい。


そんな武雄が私に、みかちゃんはトシのことどう思ってるのか教えてくれよ。

と言ってきた。


私は、本人以外の口からこういうことを伝えるべきではないと思ったので分からないと答えた。


すると武雄がいきなりキレた。

なんで教えてくれねえんだよ!!!俺らは協力しあう関係性だろ!!ふざけんな!


と怒鳴り散らした。


私は、そんな武雄を怖く感じて体調がますます悪くなった。


武雄に何度も聞いてないから知らない。聞くなら私じゃなくて本人に聞きなよ。と言ったが武雄の怒りは爆発し今にも殴りかかってきそうな勢いだった。


トシはそれを呆然と見ていた。

武雄を止めてくれたのはなべちゃんだった。


強面の武雄を止めるのは至難の業。

なべちゃんは、まあまあまあと言いながら武雄をなだめて私の手を引いて駐車場まで逃げるように走った。


なべちゃんにありがとうと伝えると。


ありがとうはいらない。当たり前のことしただけだよ。


と言いなべちゃんはコテージへと戻っていった。


私は、武雄が追いかけてきていたので、車をすぐに走らせてアパートへと向かった。

吐き気と頭痛でおかしくなりそうだった。


途中コンビニへ行ってトイレで嘔吐した。

それからは飲み物を買い、外で涼みながら、みかちゃんにことの経緯をラインで伝えた。

トシの気持ちだけは伝えなかった。


みかちゃんからはご苦労様と返事が来た。


コテージの次の日、みかちゃんがトシに告白すると言った。私は、トシの気持ちを聞いていたので複雑な気持ちだった。


それから一週間みかちゃんからの相談電話は続き、

それからはパッタリ連絡が来なくなった。


心配になり、みかちゃんに何度も連絡した。


すると、付き合うことになったとラインが来た。


私は、とても嬉しかった。みかちゃんに何度もおめでとう。良かったね!と言った。


秋になり、私の誕生日が近づいていた。

私は、予定もないのに誕生日の日に休み希望を出した。誕生日くらい家でまったりしようと思っていたからだ。


だが、みかちゃんとトシがご飯に行こうと誘ってくれた。

誕生日前日も百合が人集めるからパーティーしようと誘ってくれていたので、みかちゃんとトシとは誕生日当日の夜にご飯へ行くことになった。


そして、前日百合たちとご飯を食べた。

百合はサプライズでケーキを出してくれた。

とても驚いたし、とても嬉しかった。


誕生日当日の夜、みかちゃんが予約したお店でご飯を食べることになっていた。

二人の誕生日も9月だったので二人にプレゼントを買っておいた。


いつもの三人が集まり、みかちゃんとトシにプレゼントを渡した。


甘党のみかちゃんにはゴディバのチョコレートを、トシにはコンドームをあげた。


みかちゃんとトシは、付き合いはじめて2ヶ月が経っていたが、相変わらず手も繋いでいなかった。

トシはどうしたらいい?と私によく相談電話をしてきていたので、応援の意味を込めてのコンドームだった。

みかちゃんが極度の潔癖症で、それを気にしてトシは触れることができないと悩んでいた。

みかちゃんはトシと別れている時にセックス一歩手前までは経験済みなのだが、それはトシには言わなかった。


二人にはプレゼントは家に帰ってたら見てねと言った。


後で、トシがプレゼント使う日いつ来るのだろうかと言っていたのが面白かった。


そうして三人のお祝いを込めてパーティーが始まった。

沢山写真を撮り、沢山笑った。

もう三人でいることが多すぎて、私にとってかけがえのないカップルとなっていた。


食事を終えた頃、お誕生日のメロディーが流れ、私たちのテーブルにケーキが置かれた。


私へのサプライズのケーキだった。


私は、てっきり三人の誕生日祝いの集まりだと思っていたので本当に驚いた。


その後、プレゼントで思い出の写真とメッセージの貼ってあるアルバムと大好きなブランドの腹巻きを貰った。


そして、二人はいつも相談に乗ってくれているあなたに。改めていつもありがとう。と言った。


私は、とても感動した。涙が零れた。


二人はその後もサプライズを用意してくれていた。

私が今年は花火してないとみかちゃんに話していたのを覚えてくれていて、海に花火をしに連れて行ってくれた。


たくさん笑った。楽しかった。友達って最高って思った。


私は、今までで一番幸せな誕生日だったなあと思っていました。

 

その後、私は生まれ変わることを決意しました。

大好きだった料理をもっと上達させるためにお料理教室に通い始めました。


それと、高校時代の同級生でずっと会いたいと思っていた女の子とFacebookで連絡を取ってい他ので会おうと思っていたのだ。

 

私もそろそろ次の恋をしなきゃと思い始めていた。

そのために新しい出会いをしようと思った。


その時、太郎さんの友人から連絡があり話しているうちにみんなで飲み会しよという話題になった。 

日程を決め、あとでFacebookを見ると、その日は太郎さんの誕生日だった。

久しぶりの太郎さんとの再会。

私は、気合いをいれて、最高のお祝いをしようと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ