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23歳までを綴る

その騒動が沈下する前に、私は社長の高橋さんに呼び出された。

同じく格さんや麻里ちゃんも個別に呼び出されていた。


会議室には、高橋さんと長友さんがいた。


黒板にはスタッフの相関図が書いてあった。


それを見て私は、唖然とした。


高橋さんは切り出した。


俺と長友でこの相関図を考えた。


君は、本店から異動になり、もう一つの店舗の店長を社員としてしてもらう。


麻里は、本店で社員になってもらおうと思っている。

そして、格には本店の店長として社員となり勤務してもらおうと思っている。


私は、異動する予定のお店のスタッフが新人スタッフばかりなのが気になった。

それに、なぜ格さんと麻里ちゃんを同じ店舗にするのかも疑問だった。


香奈さんは格さんと麻里ちゃんの交際も知っていて、高橋さんにぶっちゃけていた。


だが、その二人に処分はなかった。

私は、格さんが麻里ちゃんに見せつけるように私にボディータッチをして麻里ちゃんの怒りを誘っていたことや、麻里ちゃんにあいつは俺のことが好きなんだといい麻里ちゃんの嫉妬心を仰いでいたのもその時知った。

とても腹がたった。

社内恋愛でこんなに被害を被ったのになぜ、二人を昇進させるのか理解できずにいた。


私は、店長になれる器はありません。

と正直に答えた。

すると、長友さんは、なら俺がしばらく店長するよ。君のサポートをするから。

と言ってくれた。

私は、今のストレス状態と春くんに会うための夢を天秤に掛けて考えた。

結果その話を受け入れることにした。


もちろん格さんも喜んで受け入れたようだった。


唯一、麻里ちゃんはその話を受けなかった。

おそらく、格さんのためだったのだと思う。


そうして、私は異動した。

そこには、香奈さんもいて香奈さんは私にやたらと絡み愚痴を言っていた。

こんなに給料減らされるなんて有り得ない。

香奈はただ二人の人にアタックされただけで何も悪いことしてないのに…と言っていた。

私は、香奈さんってもしかしておかしい人?と思うようになった。


そして、香奈さんが休みの日、他のスタッフとよく会話をした。新人スタッフの中に本店に異動予定の麻里ちゃんもいた。

新人スタッフの中で一番長く勤めているスタッフがいた。その子は大層、中居さんを慕っていた様子で、香奈さんとはもう険悪な関係へとなっていた。


その子に話し掛けて、少し香奈さんの話をした。彼女はとても怒り爆発状態だったので、それに合わせる形で話した。


その晩、香奈さんから電話があった。

出るといつもの天真爛漫な香奈さんではなく、初っ端から怒り全開だった。


香奈がいない間にお店にいって香奈のこと話してたらしいじゃん。麻里に聞いたよ。

もう過去のことなんだから掘り返さないでよ。


一体、あなたは何がしたいの?香奈の味方だったはずでしょ?なんで?なんで?

理由を言って!         


私は、黙ったままでいた。体中が凍りついていた。

つづけて香奈さんは話した。

 

あなたが店長になるのだって、人足りないからでしょう?

実力じゃないでしょ。お店は絶対崩壊するよ。



一時間以上のなんで?が続いて私は、震える声でごめんなさいと謝ることしかできなかった。


次の日すぐに長友さんに泣きついた。香奈さんを辞めさせないなら私はお店を辞めます。


長友さんは、どちらも大切な人材だから、辞めさせることはできないと言った。 

そして、君は香奈より立場が上なんだから言いたいこと本人に言えば。と言われた。  

私は、この時点で長友さんに見捨てられたと思った。

この人は仕事を合理的に進めることしか考えてないんだな。そう思った。

 

店舗を異動する直前から、私は、体調不良に犯されていた。

まずは、凄まじい疲労感と貧血と頭痛。 

そして今までの薬では寝れなくなった。


何度も仕事中に倒れ病院へと行く羽目になっていた。内科では異常なしと診断された。


異動したあと、不思議なことに仕事が全く頭に入らなかった。今までできていたことが一つずつできなくなっていった。

毎日更新して送らなくてはならない、レポートの返事もできず長友さんにむちゃくちゃ怒られた。

  

その一方で香奈さんは私を無視し続けていた。そして見せつけるように、麻里ちゃんと仲良く話していたのを見た。


私は、なぜなにもできなくなっているんだろう?

とにかく自分を責める日々を送っていた。

私は、春くんともう一度付き合うための土台をそろえたのに…と落ち込んだ。


休みの日、紗耶香が私を銭湯へと誘った。

紗耶香は大学を卒業して病院に勤めていた。

拓也とは別れ、素敵な彼氏もできていた。

忙しい日々を送る紗耶香と会うのは久しぶりだった。


紗耶香は、私を見るなりこう言った。


あなた、精神科か心療内科いきな!

顔が違う!あなたじゃない!


そう言った。

私は、あまり聞いたことのない単語を拒絶した。

その病院は本当に悩んでいる人が行く所で、

私が仕事や日常生活を送れないのは私の努力不足。甘えだ。そう思った。


でも紗耶香は何度も私に言った。

気軽な気持ちで、一回見てもらいなよ!

なにもなければそれでいいんだから安心できるでしょう?


私は、紗耶香の勧めもあり次の休みの日、心療内科に行くことになった。


震える手で紗耶香に教えてもらった心療内科に電話して、予約をした。


そして予約の日、病院の前に立った瞬間、私は、心臓が爆発状態になってうずくまった。

そして息が上手く吸えなくなり、もう死んでしまうのではないかと思った。

いわゆるパニック発作だった。

元々過呼吸になりやすかったので、自分で対処をした。

結局その日は病院へ行くことはできなかった。


そして何度かチャレンジした結果、ようやく心療内科に入れた。中は観葉植物などが飾ってあり穏やかなBGMが流れていた。


私は初診だったので、一時間程話をしなくてはならないと言われた。

その後簡単なチェック項目を書き、診察を受けた。


なかなか上手く話せない私の話を先生は巧みに引き出して最後に言った。


診断書を書きますね。1ヶ月仕事を休んでゆっくり心を休めて下さいね。


私は、仕事を休むなんて出来ません。と言ったが、先生はとにかく何も心配しないでね。

あなたの心が一番大切ですよ。


と返した。


私は、診断書を書いて貰い、次の日長友さんに見せた。

私は、中身を見ていなかったので何が書いてあるのかわからなかった。


それを見て長友さんは頭を抱えた。

とにかく高橋さんと相談してから返事は言うよ。

と言った。


私は、とうとう仕事ができない状態になった。

休憩室で寝たきりになったり、椅子から倒れて横たわっているのをアルバイトの子に発見されたりした。

皆、何かがおかしいと気づきはじめ、私が寝ている間に飲み物を置いていったりしてくれる子もいた。


長友さんはその様子を見て、すぐに休憩室の配置を変え私が休めない状態にした。

そして休みは二週間与えると言った。


私は、久しぶりに家に帰り二週間寝たきりの日々を過ごした。


その後、長友さんに呼び出されていくと、私はアルバイトに降格させられていて、いつか店長になれるようにと、香奈さんが店長を勤めていたお店へと異動になった。


病院の先生は新しい環境に移ることや、休みを二週間しか貰えなかったことにとても怒っていた。


あなたの心にとって悪い環境、人だね。

と先生も頭を悩ませていた。


店舗を移っても私は、相変わらず何もできず周りからの評価もなくなった。


そして、私はもう限界が来ていた。


仕事を辞めたい。と長友さんに訴えた。

だが、高橋さんも長友さんも私を引き留めた。

そして、病気の内容などを聞いてきた。

私は、もう話すのもウンザリだった。


そうして私は、お店を辞めた。


もちろん送別会などもなく、消えるように去った。



その後は、家で寝たきりで過ごし病院から貰った薬を飲んだ。

お母さんが仕事が休みの日に景色が綺麗な自然のあるところに連れて行ってくれたりした。


段々と私は、元気になっていった。


その後、お母さんはもう治ったでしょ?病気のフリをして甘えるのは辞めてと言うようになり、病院で先生の話を聞いて貰ったが先生の話は理解できない。あの先生は胡散臭いと言った。


私は、その時強く想っていたことがある。

とにかく春くんに会いたい!と願っていた。

勇気を出して、別れてから約二年半後メールを送った。

すると、拍子抜けするほど簡単に春くんから返信が来て、会うことになった。


久しぶりに会った春くんは、かなり太ってしまっていたが、以前と変わらない話し方で笑顔だった。


そんな春くんにうっとりしてしまい、何か大切なものを見落としていた。


春くんとファミレスに行き沢山の話をした。昔話をして笑ったり、春くんの友達の就職先を聞いたりして楽しい時間を過ごした。

その一方で、私は、友達が沢山できたよ。就職もしたよ。と嘘を付いた。

春くんは良かったね。ととても嬉しそうな顔をしていた。


春くんは一年留年することになっていたので、まだ学生のままだった。そして、就職先は看板を作る仕事になっていた。


そのまま春くんのアパートへと行った。

懐かしい空間に私は、とても嬉しくなった。

部屋に入ると、昔とはかなり変わったデザインになっていて、昔の春くんの好みではなくなっていた。

そして、いつも散らかっていた部屋は綺麗に片付いていた。


私は、春くんがトイレに行っている隙に春くんの机の引き出しを空けた。昔から春くんはそこに写真やプリクラをためていたからだ。

嫌な予感がした。心臓の鼓動も早くなっていた。

どうか神様…そうではありませんようにと祈ったが無情にも予感は的中した。


春くんと知らない女の子のプリクラだった。

そして、私と昔行くはずだったテーマパークへその子と行っていた。


春くんがトイレから戻ってきた。

春くんは私に近づいてきて、私を頭を撫でた。

そしてキスをしようとしてきたので、私は顔を背けた。


私帰るね。と言って家に帰った。

そして私は、誓った。

私の身体を求める人とは関わらない。


今までの失敗が私をその考えへと導いた。

レイプされたことを100回以上悔やんで、自分を責めた。

でも、誰かに愛されたいという気持ちは収まらなかった。

次は私の心を求めてくれる人と付き合おう。

そう決めた。


二年半執着していた春くんを意外とすんなり諦めることができた。




それから、私は小学校からの友人の百合が掛け持ちで働いていたコンビニでアルバイトをすることになった。家からはとても近く通勤にも便利で、何よりもプレッシャーなく働けるのが良かったのか病気には支障をきたすことはなかった。




春くんと再会する前、私はある男性と知り合った。


紗耶香がアルバイトしていたお店のイベントに誘われ、そこで出会った。


年は39歳、私とは16歳年が離れていた。

その人は私を見るなり、私の名前を呼んだ。

私は、驚き、どこかで会いましたか?と聞くと、服屋に行ったら接客された。ネームプレートで名前は覚えてると言っていた。


覚えてなくてすいません。

と言うと、いや。それが当たり前でしょ?と彼は笑った。


彼の名前は森さん。野球チームに入っていて、同じチームの後輩に誘われて来たと言っていた。

その後輩が、まさかの私の中学時代の同級生で、紗耶香の幼なじみだった。


それがきっかけで皆でご飯に行ったり、カラオケをしたりするようになった。


私は、春くんと別れてとても寂しかった。

森さんなら、きっと聞いてくれると信じて森さんをカフェへと誘った。


森さんは年上の風格か、かなりお父さん世代目線の意見を言ってくれた。それに甘えて私は、森さんに何でも相談した。

病気のことも家の事情も過去のレイプも包み隠さず言った。

森さんは、そんな私を色々な所へ連れて行ってくれた。


日帰りで京都や名古屋などへも行った。


そんなアグレッシブな森さんに私は、父親を求めるようになっていった。


森さんも、私を娘として扱い、私には指一本触れることはなかった。


そんな日々が3ヶ月ほど続いたころ、もう季節は冬へと近づいていた。

森さんがタイヤ交換してあげるよ!と言ったのでタイヤを交換してもらった。

そして、はじめて森さんの家へと上がった。

家を建てたのは森さんで、森さんはお母さんと二人で暮らしていた。

森さんの家はかなり綺麗で、お母さんはいらしたが、森さんは若い子家に上げたって言うとからかわれるから挨拶しなくていいよ!と言った。


部屋に上がり、しばらくは森さんが大好きな海外の話を聞いた。

森さんは昔リュック一つで世界を旅して回っていたそうで、色んな国の写真やお土産が沢山あった。


それを見て和んでいるときに


森さんにとんでもないことを言われた。


俺と結婚を前提にお付き合いしてください!!!


森さんは私の目をじっと見てそう言った。


私は、父親ができた!そう思い嬉しくなった。

森さんによろしくお願いします。

そう深々と頭を下げた。


それから私と森さんは、初デートから、結婚式場を探し回った。


入籍する日を4ヶ月後と決めて、私たちは動き出した。


式場を沢山回るのはとても楽しかった。周りからは親子にしか見られない私たちは結婚するんだ!ととてもワクワクした。

そして森さんをその頃からぴーちゃんと呼ぶようになり、敬語を使うのは辞めた。


ぴーちゃんは私に資格を取りなさいと言うようになった。学費も全て俺が出すからお前には将来武器になるものを身に付けて欲しいと言った。


私は、本当の父親がぴーちゃんだったら良かったのに…と思うようになった。



その頃、家の状況は急速に悪化していた。  

お父さんが家に灯油を撒いて、火を付けた。

お母さんにも灯油はかけられていた。

火はすぐに消し止められ、弟が灯油よりガソリンつかいなよと笑顔で言ったことでお父さんは火を付けるのを諦めた。

また、家の鍵を全て閉めて扉全てに接着剤を付けて私たちを入れないようにした。

私たちは困り果てて警察を呼んであけて貰った。

機動隊が来たのにはさすがにお父さんも驚いたようだった。


そして毎日、家中をめちゃくちゃにして、その掃除はいつも私とお母さんがしていた。

割れた皿が全て冷蔵庫や床に転がっていた。

ケチャップやマヨネーズも全て切り刻まれて中身もばらまかれていた。家具も冷蔵庫も洗濯機も全て破壊され使えないようになっていった。


私は、無料の相談所に相談に言ったが、その方は離婚ではなく、どうやって家庭環境を直すかの話をしてきたので、二度と行かなかった。

離婚してと散々お母さんにお願いした。

でも、お母さんはそうしたらお父さんは自殺してしまうと躊躇っていた。


私は、もうどうにでもなれ。と思った。

どうせ私は、結婚して出て行くし知らないと思った。


そして、4ヶ月後、軽い母親同士の顔合わせだけをして私とぴーちゃんは入籍した。


お母さんも疲れ果てたいて、私の結婚には何も言わなかった。


荷物はぴーちゃんの大きな車で一回で運べた。


だが、簡単に結婚をしてしまった代償は大きかった。


姑は65歳で現役で働いていた。

結婚式のことはアレコレ口を出さなかったが、生活部分での口出しはかなり多かった。


私は、タバコを吸っていることや病気のことをぴーちゃんに隠せと言われ隠していた。


そのためエスカレートしていく口出しにどんどんストレスが溜まっていった。


料理を二人で作ることになり、姑の思い通りにいかないと手を叩かれ叱られた。

その時姑は私をこのバカが!と何度も言った。

旦那が帰ってくると態度はころっと変わり、優しい姑を演じ出した。


それ以外に交友範囲にも口出しされ友達と関わることは一切禁止とされた。私のお母さんや弟と関わることも禁止され、携帯電話の電話帳を全て消され、中身はお母さんと弟と姑とぴーちゃんとアルバイト先のみになった。


GPSで全て行動は監視され、私の私物は全て確認され姑がいらないと判断したものは全て捨てられた。


そして、一番嫌だったのが、洗濯機にいれる前の下着の汚れチェックだった。

姑は私のパンツのクロッチ部分の汚れを凝視して、少しでも汚れがあると、正座させられ説教を受けた。

私は、それからパンツは手洗いしていたが、それも姑に禁止された。


私は、初めての結婚で姑の異常さに気づかず結婚はこんなに大変なのかと耐えていた。


その頃から吐き気はひどくなり、食べるたび吐いた。


ぴーちゃんは仕事が忙しく、早朝に家を出て夜遅くまで帰ってこなかった。

そして休みの日も、野球チームの練習や試合に行くようになり私と姑二人だけの時間が増えた。


家で一秒もじっとしていることは許されず、私は外の草むしりや物置の掃除などを頼まれ四六時中家事をしていた。


姑はぴーちゃんの前ではニコニコしたいい姑を演じきった。

ぴーちゃんには姑への悩みを言えなかった。


私は、一度だけ外に出ることを許して貰った時があった。私の両親が様々な攻防の末やっと離婚できることになった。


私が結婚する前、お母さんと二人で近くに住んでいるお父さんのお姉さん夫婦の家へ行き、お姉さんに悩みを話して、離婚を円滑に進めてもらえないかと頼みに言った。

一度、お姉さん夫婦はお父さんと話をしてくれたかが、またもやお父さんは沢山自己保身の嘘を付いたようで

お姉さん夫婦からは、お父さんは悪くない。悪いのは浮気したお母さんでしょ?

もう知らないから好きにしたら。

と縁を切られてしまった。


その後、お姉さん夫婦の娘から電話があり、あなたのせいで母親は事故を起こしました。

もう変なことに巻き込まないで。


と言われ、お母さんは謝ってもう関わるのを止めた。


離婚した後、引っ越すために荷物を大量に運ばなくてはならなかった。

しかし、家にお父さんは入れてくれなかった。

また立てこもりをして、俺は死ぬと言い張った。

仕方ないので、また機動隊を呼んであけて貰った。


家に入るのを許されたのは弟のみだったので、荷物はほとんど弟が運んだ。

そのうちお母さんも入れるようになり、お母さんの方のおばあちゃんを呼び三人で片付けをした。


ばあちゃんは、弟の部屋の漫画を次々に捨てていき、後で弟はショックを受けていたが、すぐに切り替わりまた買えばいいやと笑顔で言っていた。


その時お父さんは居間でビールを飲みながらテレビを見ていた。

お父さんは大きな声で、鍵は置いていく。今から練炭もって死んでくると言ったが、私たちは無視をした。

ばあちゃんは死んでくれたらいいなあ。と言っていて少し笑ってしまった。


私も弟もあんなに酷い父親だったのに、離婚はショックがあった。


弟はその後、お父さんと話し合ったらしい。


お父さんは、家を継いでほしい。と言ったが弟は断った。


そして、弟の電話番号を聞いてきたらしいが、弟は言わない。と断った。


弟はその後泣きはらした目で私とお母さんの前に現れた。

両親が離婚したショックや、近所に同級生が10人もいたので離れることもかなりショックだったようだった。

初めて冷静な弟が取り乱しているのを見た。


私もその晩、仕事で疲れているにも関わらず会いに来てくれた紗耶香に泣きながら離婚のショックを話した。あの時の紗耶香の優しさには本当に感謝している。

ちなみに紗耶香の番号は着信があったことで登録することができた。

          

お母さんと弟はやっと安全な暮らしができてホッとしている様子だった。


私は、その後姑が怒り狂う行動をしていまった。

慌てて荷物を運んだ私は、なんと自分のブラジャーを家の前に落としたまま家に戻ってしまったのだ。


次の日、それを見つけた姑は、怒り狂い私に正座させていつもの説教をした。

そして私の背中を叩いたり、頭にげんこつをしてきたりもした。


ぴーちゃんも、頼むから母さんの言うとおりに大人しくしていてくれ。

お前は、この家に嫁に来たんだから。

ただの居候だろ?と言った。


私は、もう限界がきていた。

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