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黒い翼のジャンキー・ジャンクス  作者: 甘音ぴんく
6/9

元天才ピアノ少年

授業を終えた 翼と仲間達

“ライトニング・ファルコン”は

揃って 学校を出ようとしていた


「今日は魔犯に寄って帰る?」

姫の質問に 翼が短く答える

「いや 向こうからの報告待ちだ」

「火星人って事は 調べるのは碇星だな」

「まあ 実際 調べるのはアマンダだろうけどね」


校門を出て左に曲がり

大通りを右に進むと 商店街が有り

その先が 翼達が住む住宅街になっている


住宅街に入った所で 1度 立ち止まり

「じゃ ギルドで」と それぞれの家に向かった


姫が転生してきた家の家主は

世界を相手にする程の大企業の創立者で

広い屋敷の敷地内に

姫用に建てられた家が有り

姫ら ライトニング・ファルコンは

それを“ギルド”と呼び よく集まっている



翼が 自宅に向かい歩いていると

後ろから楽都が着いてきて 隣を歩いた

「今日は 翼の家に泊まろうかな」

「泊まる? 住んでいる様なものだろ」



片平 楽都は 元天才ピアノ少年 である


父は指揮者 母はピアニスト

両親とも海外を拠点にしており

楽都は 日本で1人暮らし

どの幼なじみ達の家も

自宅から10分圏内であるため

自宅には ほとんど帰らず 

幼なじみの家を転々としている


音楽家のサラブレッドは 絶対音感を持ち

幼い頃からピアノを習い

コンテストでは 常にトップに立ち

天才ピアノ少年と呼ばれていたが

ピアノに縛られる人生に嫌気がさし

ピアニストを目指す事を辞め

今は 両親からも離れ 自由を満喫している


ピアニストを目指すのは辞めた が

ピアノを弾くのは好きで 続けている


通称 シングルグラス

惚れた女子を一途に追い

アプローチを続けた結果 “しつこい”と

お気に入りのサングラスを割られる が

片方レンズの無いサングラスをかけ

変わらず アプローチを続けている


楽都が翼の家に ほぼ住んでいるのは

翼の部屋が半地下で 電波が入りにくく

携帯に連絡が入ってこない のと

翼が業者並に集めた 菓子が

食べ放題だからである




楽都は 翼の家に着くと

当たり前の様に ただいま と言い家に入ると

リビングで カメラを磨いている翼の父

大翔の隣に座った

「仕事用?」

「そうさ 明日はカワセミを撮りに行くからね」

「表の仕事もちゃんとしてるんだ」

ヒーローだけじゃ無いんだ と言うと

大翔は楽都の方をむき直し 熱弁を振るった

「俺の仕事に興味のある息子はお前だけだ」

「息子じゃ無いけどね」

「実の息子はクールが過ぎる!」

「それは言えてる」


楽都が 大翔と戯れている間に

翼は部屋で私服に着替え

リビングに戻ってきた

「行くぞ」

「おう」

楽都は 短く返事をすると

翼の家から 2人でギルドに向かった





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