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天使ちゃんのVRMMO  作者: 神白
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23.カンコンともくもく

データが消えた瞬間絶望した…でも更新できるとこまで復活しましたっ!

鍛治を習いにセンおじいちゃんのお店に舞い戻りました!


「センおじーちゃん!遅くなったのです!」

『よく来たのユナ。まずは鍛治道具から渡そうかの。』


よかった!おじいちゃん怒ってないみたいです!

そしてセンおじいちゃんから渡されたのはハンマー。金属でできたハンマーなので重いのかと思ったら結構軽かったです。


『さすがじゃの。』

「え??」

「ユナちゃんすごい…私もう少し軽いのがいいです。」

『そうじゃな、お前さんはこれぐらいじゃろ。』


なんと!攻撃が高くないと持てないハンマーを渡して来ていたようです!でもすごく軽いのです。攻撃をあげててよかったです!ボス戦が近いので、もっとあげたいところなのですよね。


『ではの、詳しい説明に入ろうかの。まず鍛治の基本は鉱石をインゴットに変えることから始まる。鉱石によって溶ける温度が違うので、注意するんじゃ。温度が高すぎれば蒸発して無くなってしまう。鉱石を持った状態で溶鉱炉の前に立つと上が赤、真ん中が黄色、下が青の縦に長いバーのようなものが出てくる。まずはそこまでやってみなさい。鉄鉱石はプレゼントするからの。』


〜〜NPCセンから金属のハンマー×1、鉄鉱石×10をプレゼントされました。受け取りますか?〜〜


「鉄鉱石はどこで手に入りますか?」

『む?ここらには鉱山がなくての、わしが他所からの商人から買っとる分しかない。他の素材屋もそうやって手に入れとる。だから店で買うしかないの。』

「1つどれくらいするのですか?」

「1つ100する。だからくれると言われてびっくり。」

「はわっ!ちゃんとお金払います!」


お婆ちゃんとか皆さん優しすぎます!買って手に入るものは自分で買います!お金まだあるので!


『練習じゃからいいんじゃ。他の奴らにも渡しとる。初回限定じゃからの。』

「うぅ、でも。」

『ユナ、好意は素直に受け取るものじゃ。』

「……わかりました。それとあの、ハンマーが違うと何が変わるのですか?」


リィンさんがもらったハンマーは持ち手が木でその周りに金属の補強がされているような感じのハンマーでした。私のは全部が金属のようなのです。


『そうじゃな、鉄鉱石は簡単だが、リィンにやったやつだと銀、ミスリルといったものは難しくなるし、時間もかかってしまう。それに比べて、ユナのはミスリルまでなら鉄と同じくらいの速度で作れるはずじゃ。初期の鍛治をやりたいものが買う道具はリィンの持っとるようなものが売りに出されとるの。』


「では、この金属のハンマー…それなりに高いのではっ!」

「ユナちゃん、ループしてる。」

『そうじゃな。プレゼントした道具と素材についてはもう終わりじゃ。溶鉱炉の使用方法に行くぞ。』


ご厚意だとはわかっていますが…大切にしなくてはなりません!


『1つのインゴットを作るのに鉱石は5個必要じゃ。どの鉱石にもこれは当てはまる。5個以上を持って溶鉱炉の近くに立つと“インゴット作成”か“やめる”という項目が出てくる。そしてインゴット作成を選ぶ。次に先ほど言ったバーが出て来たら横長の白いバーと星のマークがついた幅があるはずじゃ、横長のバーがその星の中の空間に来たらバー横の“火を止める”の項目を選ぶ。すると、インゴットの完成じゃ。それより上に行ったら鉱石はなくなり、下だと鉱石は戻ってくるが品質は悪くなる。ほら、やってみなさい。』


「はいっ。」

「うん。」


まずは溶鉱炉の前に立ちます。

熱いです。それで、インゴット作成を選んで…あれ?個数が出てきました。あ。10個もらったからですね。2個分作っていいのでしょうか。


「おじいちゃん、鉄のインゴット2個作っていいのですか?」

『うむ構わん。個数が増えると星の枠が少し小さくなるから気をつけるんじゃぞ。』

「はいっ。」


では一気に2個作ってみましょう。


加熱を始めるとバーがゆっくりと上がっていきます。そんなにぐんっと早く上がっていくわけではないみたいです。

横のバーが星のところに来ました。火を止めるを選ぶと目の前に銀色のインゴットが2個出て来ました!


「できましたっ。」

「私も。」


『では次は、そのインゴットをこの台に置いて、元となる剣を置く。』


「あの、鉄インゴット2つと折れた剣でもそれは可能?」

『嗚呼、折れた剣を持ってるならそれでもできる。元となる剣と鉄インゴットだとその剣の切れ味と品質が良くなるし、魔物素材だと効果がついたり、攻撃力が上がるようになっとる。』

「魔物素材…レオの爪がある。それでやってもいい?」

『折れた剣と魔物素材は不可能じゃ、素材と魔物素材では武器は作れんぞ。』

「ふむ。なら、鉄インゴットで剣にして、魔物素材を使えばいい?」

『うむ。それは可能じゃ。』


おおー。勉強になりました!

折れた剣は私も持っています。私も新しく剣を作りたいです!

私も質問です!


「あの!剣の形とかは変わったりしないのですか?」

『基本的には変わらんの。型があれば変えられるが、ここらでは買えんし手に入るとしたら試練の塔の上層だと思うぞ。』

「ではこの国では買えないだけでいつかは買いに行けるのですかっ。ではまだ珍しいものなのですね。」

『そうじゃな。』


ふむふむ。試練の塔上層で手に入ったら是非とも作ってみたいです!


『ユナも持っとったんじゃな。なら、この台…金床というのじゃが、この上にインゴットと折れた剣を置いてハンマーを持ってごらん。』


ハンマーを持つと折れた剣と鉄インゴットが光って、合体しました。そして、刃先が赤く光っています。


『赤く光った剣の部分をハンマーで叩き、赤から白く光るようになったら“定着”と声に出してごらん。剣が完成するよ。』

動かないように、柄の部分を抑えて、カンコンカンコン叩きます。


カンコンカンコンカンコンカンコンカンコンカンコンカンコンカンコン…


真っ白になったので

「定着」


ピロン!

ただいま、条件を満たした為、スキル鍛治を習得可能になりました。NPCの協力のもとのため、消費SPは0となります。習得しますか?


はい!


「鍛治とれました!」

「私も。次、魔物素材使う。」

『そうじゃな。魔物素材を使う強化をここでやっても構わんが、お前さん達にも生産施設を紹介しようかの。』


生産施設という場所があるそうなのです。

またまたあの放送が流れるのかと思ったら、流れませんでした。


「生産施設の解放、昨日流れてた。」

「あ!あのお兄さん達ですね!」

「多分。」

聞き逃したようです。ログアウトした後に流れたのかな?


センおじいちゃんが少し片付けをして看板を閉店しました。


『では行くか。』

「はいっ。」

「……今日何度目の閉店なんだろう……(ボソ」

『リィン、何か言ったか?』

「なんでもない」


おじいちゃんと手を繋いで生産施設〜♪


生産施設についての説明は歩きながらおじいちゃんから聞きました!生産に必要な大きな道具だったり、広い場所だったりを借りれる場所だそうです!おじいちゃんのお店のを毎回借りるのも申し訳ないですもんね!


生産施設は工場みたいでした。煙がもくもくしてます。


「もくもくしてます」

『鍛治を誰かやっとるんじゃな。』

「したらもくもくするのですか!」

すごいです!私もやったらもくもくするんですねっ。

「頑張って作る。」

「はいっ。」

お座敷のような広いところにはいっぱい人がいました。壁のある個室もいっぱいあります。


『ここでは他の生産も出来る。調合や細工もの。』

「広いです。」

「個室ある?」

『うむ。ユナちゃんも個室か、リィンと同室かにするんじゃぞ。』

「はいっ。」

早速、リィンさんと部屋を借りて魔物の素材で作った剣を強化しますっ。


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