13. 2階とお友だち
階段を上がると森でした。今度は壁際に歩いて行きましょう。その方が迷いそうにないです。左の石壁を触りながら、みんなと行きます。
切り株の魔物が多いです。
そういえばドロップは何をするのでしょう?
・樫の丸太(小)×11
・樫の丸太(中)×6
・白樺の丸太(中)×5
・マッシュルーム×1
丸太でした…んー。木工とかスキルにあった気がします。それか、誰かに売るか…まあ、帰ったら聞いて見ましょう。
あれ?採取ポイントの印?おかしいですね。まだ何も………あ。マッシュルームを生やした魔物から切り落とした場所だったような?動いている可能性もあるのですか…難しいですね。
でも、採取ポイントの残りは2個です。頑張りましょう。
ん?剣の音?
誰かが戦っているみたいです。邪魔しないようにしないと!
「うあっ!…負けないもん!」
……これはびっくりしました。私と同じくらいの女の子です。結構危ないですね。
声をかけて見ましょう。
「助けがいりますか!」
「っ!お、お願いしますっ!」
「了解です。ダガンさん魔法!」
クルゥ!
ダガンさんが猛スピードで魔物の上空に飛び上から魔法を仕掛けます!それで、魔物は倒されました。
「はうぅ〜助かりまし…た…?!」
私の顔を見て驚いてます。
「?顔に何かついてますか?」
「い、いえ!ついてないです!……あの、もしかして…」
「ハル!どこだ!大丈夫か!!」
「お兄!」
あ、連れの方が居たみたいですね。ガサガサと音を立てている方向を見る女の子。
「では、私は失礼させてもらいます。次ははぐれないように気をつけてくださいね。」
「あ、あのっ。待っ…」
早くここを離れないと、魔物が寄ってきます。この子にはまだ早い。私の方に引きつけないと。ダガンさん達に声をかけて、魔物を引き寄せてもらってます。
対処しに行かないと!
「あ。行っちゃった…」
「ハル!!見つけた!!!怪我してないか!」
「うん!助けてもらったから!大丈夫!!」
「え。誰に!」
「天使さん!」
「…ワッツ?!」
キュー!
あ!ラビさん!
「ラビさんそこは、右に避けて伏せて!はあ!」
指示通り動き、伏せたのを確認して、切り株の魔物の枝を切り落とします!
からの!
「ウィンド!!」
パシュッ!
風の魔法で切り裂き倒しました。
「大丈夫ですか?ラビさん。他のみんなとも合流しましょう。」
『ー!』
結構散り散りになってしまったみたいですね。
…少し呼んでみましょう。
「ダガンさーん」
クルァー!!
あ!あっちですね!
切り株魔物と鳥の魔物?2対1は卑怯です!
「ダガンさん!魔法を撃ったらこっちへ!」
クルゥ!バシャ!
2匹の魔物にウォーターをぶつけて、こっちに来る!
鳥の魔物は羽が濡れて動けないところに斬り込み、切り株にはさっきと同じようにウィンドで斬り刻みました!
「あとは、クロウお兄ちゃんとネイさんとリーフさんですが…ネイさんは見えてますよ。降りてきてください。撒いてきたのですか?」
『〜♪』
木の枝に巻きついて隠れているネイさんに腕を伸ばしてこっちに移らせる。それと、リーフさんは…
カサッ!
トトトトトッ!
『〜〜!!』
ウルフに追われてます!
「リーフさん、こっち!」
『…!』
「ウォーター!からの、ウインド!」
キャウッ!
ウルフさん討伐完了です。
リーフもラビさんの背中に乗って一休みしてます。
さて、後は…
「クロウお兄ちゃーん!」
ドッゴーーン!
ふあ。返事…?
爆発音響いた先から平然としたニコニコのお兄ちゃん登場。
『♪( ´▽`)』
「何匹引き寄せてたんですか…」
『(・ω<) テヘペロ』
「まったくもう…」
「元の位置に戻って再開しましょう。」
『♪( ´▽`)』
『『『『『ーー♪』』』』』
……敵が出ない。
「クロウお兄ちゃん…のせいですよね。絶対。確かにはかどりますけど…。」
そのおかげで階段見つけましたし、採取ポイントも後一箇所…元の一階へ戻る階段まで戻れました。
『(`・∀・)ノ』
「じゃ、空白埋めに取り掛かりましょう。」
ルンタッタ♪ルンタッタ♪
何も出ないので、ルンルンで歩きます。
すると、ようやくリポップしたのか、目の前の草叢が揺れました!
「…警戒してください!魔物かもしれません!」
『『『『ー!!』』』』
『( ̄^ ̄)ゞ』
「待ってくれ!敵じゃない!」
「あ!天使さん!」
あれ?先ほどの…
「これからご帰還ですか?えっと…この方向にまっすぐ行ったら降りる階段がありますよ。」
「マジで天使ちゃんじゃん。俺たちは出口じゃなくて魔物を探してるんだ。」
「あ、自己紹介してないですねっ。私はハルです!ほら、お兄も!」
「あ、悪い。俺はフユだ。」
「よろしくお願いします。ユナと言います。天使さんではなくユナと呼んでいただければ嬉しいです。」
「じゃ、ユナちゃん!ユナちゃんは何歳?」
「ふえ?私ですか?えと、8歳です。」
「私より下だった!私9歳!」
「一個上でしたか、よろしくお願いしますね。ハルさん。」
「…一個上だけどっ!ハルちゃんって呼んで!」
「そーそー。ハルと近い歳の子供滅多にいないからさ友達になってやって。」
近い歳のお友だち…
「…はい!ハルちゃんよろしくね!では、フレンド登録もしましょう!」
ふたりとフレンド登録して、魔物がいない理由は私たちのせいなのだと教えてあげる。
「え、マジで?!」
「うわぁ!すごーい!」
あはは、フユさんは掲示板を開いて書き込み出しました。
「フユさん、変なことは書かないでくださいね。私がやったというより、このクロウお兄ちゃんがやったことなので…」
「待って、お兄ちゃん?」
「名付けの時にお兄ちゃんって呼んじゃって、もうそのままなのです。」
「…なんて、うらやま…。」
『♪( ´▽`)』
恨めしそうにフユさんがクロウお兄ちゃんをじっと見ます。
「さて、2人はどうします?私はまだクエストがあるので残りますが…」
「私も行く!ついていっていい?」
「こら、ダメだよ。そろそろ2時間になるからログアウト!…ユナちゃんまた遊んでやってな。ほら、ログアウトするぞ。」
「えー!やだやだ!…あ!ちょっとお兄のバーー!」
強制ログアウトのメッセージがハルちゃんのいた場所に出てきて、さよならも言えず、ログアウトしていっちゃっいました。あらら…
でも、歳の近いお友だちができました。
……えへへ〜。
『( ^ω^ )』
「さ、二階層の地図完成させましょう!」
『(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!』
その後は順調にいって、最後の採取ポイントも確認済みです!さ!二階層クリアですね!三階層はどんな感じでしょう?楽しみで……はっ!もう夕方です。一度街に戻りましょう。…そうだ!この白紙の地図、どこで売ってるかニブルおじいちゃんに聞きに行ってからログアウトしましょう!5階層だけじゃなくて、それより上も作って行きたいですし!頑張りますよ!
「みなさん、一度街に戻りましょう。パルさんは石に入りますか?それとも、もう少しクロウお兄ちゃんの
頭にいます?」
『〜♪』
もう少し頭の上にいるようです。
「では帰りましょう!」
『♪( ´▽`)』
こうして、今日の試練は二階層までとなりました。明日はおばあちゃんのところに行ってか試練に挑戦しましょう!




