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「失礼します。氷間殿、調査以来の件で参りました。」
あれ?いつもくる憎き悪魔(宦官)じゃないんだな。
「ああ。すぐいこう。それと……質問していいか?」
「何ですか?」
「いつもの宦官じゃないのか?」
「いつもの宦官?」
「ああ。書類を私の部屋に持ってくる宦官」
「ああ。欄名のことですね。彼は、主に案件担当なので今回は、調査以来担当の私が参りました。」
ほうほう。そういうことか。よくわかった。
というか、宮廷の外歩いて、女ってバレなきゃいいけどなー
「そうか。わかった。ありがとう。じゃあ、行くか。」
そうして私は書斎を出て、宮廷管理人用の建物から出た。
「それで、今回の依頼はなんだ?」
「先日、宮廷の北側で、通路が見つかったのをご存知ですか?」
なにそれ?!めっちゃ気になる!!でも今はちゃんとしないと!
「ああ。耳にしたな。」
「それで、その通路を調べたところ、宮廷の外に繋がることが判明しました。」
ええ?!探しとけばよかった…
「ほう。それで?」
「結果、他にも通路がないか確認せよと、依頼が入りました。」
「それは……私たちが行わなければならない仕事か?」
あ、やべ。つい本音が……
「実はその依頼、皇帝直々に、出された命令なんです。」
は?
「……失礼を、承知で聞くが、皇帝って、暇なのか?」
「ここだけの話、よく、宮廷でみかけるって噂です。もしかしたら暇なのかなと私は思います。」
お!コイツ話が通じるぞ!
「そうだよな?!やはり……」
「ですよね、氷間殿!でも私は……」
そうして私が、宦官と、歩きながら話していると災難は起こった。
「「「キャー!!」」」
叫び声?事件か?仕事が増えるからやめてくれよー
「皇帝様よー今日もかっこいい!!」
なわけあるか!そう思いながら私は声が聞こえた後ろを振り返った。するとそこには……
「「皇帝様?」」
私と宦官二人そろって、声を出し二人ともそろって、驚いた。だってそこには、この国に一つしかいない皇帝の証を首にかけた、とても顔立ちの整った青年がいたから。
うん?青年?待てよ?アイツがこの国の皇帝なのか?顔立ち整いすぎだろ!?女だったら戦争起きるな…こりゃ極力関わらないようにしなきゃ!というかなんであんなにニコニコしてるんだ?気持ちワル!
※氷間は、恋愛には無頓着です。色々あって男が普通に無理なのだそう。
「氷間殿マズいです!」
なんかいったと思ったら急にどうした宦官
「なんdあ、なぜだ?」
「それは……後ではなします!とにかく逃げますよ?!」
そうして、私と宦官の逃走が始まり、
ーーーーーーーー 一刻後 ーーーーーーーー
「ハアハア……」
疲れた……
「ここなら流石に来ないでしょう。」
「ここはどこだ?」
「宮廷の南側です。人気も少ないし大丈夫でしょう。」
「で、なぜ逃げたのだ?」
「………かっこよすぎるから………」
「は?それだけ?」
あ、やべ。口が滑った
「嫌だって氷間殿!あの顔でこっちに来られたら理性がもたないじゃないですか?」
「そうか?」
別に、なんなら気持ち悪いけどな…
「君たちここにいたのか!探したぞ!」
え?
「皇帝様?なんでここに?」
宦官が聞く。
疑問すぎる……まさか追ってきた?!
「それより、なんで逃げたんだ?なあ?」
THE END☆
宮廷管理人の事件記録を読んでいただきありがとうございました。この話を持ちまして、終わります。少ない時間でしたがありがとうございました。
~とはならんぞい!次回、氷間と皇帝が初めて話すぞい!楽しみにしとのじゃぞ!HAHAHA~




