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 雪の降る日に部屋の外を見ていたら、ふと気付いた。人間ひとしきりの憎しみが過ぎ去ると好意が巡ってくる。好意を過ぎると無関心の波に飲まれる。俺はもはや殆どの事物に対して無関心になってしまったが、それでも一通りの憎しみや好意を経てきたつもりでいる。俺は充分に人を憎んだ。また好きにもなった。しかしもう沢山だ。もうどうでもいい。そんな気がした。

 そんな中で、俺は文学にも無関心になり得るだろうか?と考えた。あるいは、なり得るかもしれないと思った。ただそれにはまだ早すぎると思うのだ。


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