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の
のんびり過ごしたいが、仕事が忙しい。のんびり暮らせるものなら暮らしてみたい。何も悩まず、考えずに。とは言え俺は世捨て人になる気はない。ただ少しだけ心を落ち着けたいのだ。海に漂う藻の様に、何も考えずに、ただひたすら波に揺られていられたら、どれだけいいだろう。
休日になると、俺はひたすら眠った。眠ると必ず夢を見た。しかし目覚める頃には殆ど忘れていた。ただ死んだ猫が出てきた時は少し覚えていた。元気にしているみたいで何よりだった。
今日は曇りか…。俺はまた布団に潜り込み、眠りについた。




