表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/45

 人間はパンのみに生きる訳ではない。だがパンのみに生きる方が取るに足らない回り道をするよりも却って幸福だと最近は思ったりする。飯を食った。生きながらえた。それで充分ではないか。因みに俺が最も幸せを感じるのはお茶を飲んでいる時だ。小市民というなかれ。

 俺は飲み食いする事以外には、文学にしか興味の無い人間だ。その文学ですら最近では本当に必要なのか怪しくなってきた。しかし何故だか捨てられない魅力がなお文学には認められる様な気がした。一方で、存在価値のはっきりしないものをすっぱりと捨てる事の出来ない自分の往生際の悪さに、少し嫌気がさしたりもした。であるが、その嫌気がさす程の執着にも何処か愛すべき点がある様な気がした。なぜなら「好きだ」と信じる事が好きだと言う事であるから。楽観的過ぎるだろうか。だが多分、俺は文学が好きなのだと思う。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ