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レビューと宣伝効果

 小説を投稿し公表しているのであれば、やはり誰かに読んでもらいたいと思うものです。

 しかし、簡単に小説が投稿できるようになり、発表の場が広がった今となっては、投稿する人や作品数が多く、新着に乗ってもすぐに埋もれてしまうのが現状です。

 どんなにおもしろい話が出来ても、誰かが読んでくれなければきちんと評価されませんし、誰の目にも触れないというのは寂しいことです。商業作品ともなるとそれは致命的ですから、しっかりとした宣伝が必要となるのです。


 宣伝方法にはいくつか方法があり、一般的によく使われるのはツイッターなどのSNSでしょう。宣伝を見た人がリツイートするなどして拡散してくれれば、より多くの人の目に留まる可能性が高くなるからです。

 また、「小説家になろう」には「レビュー」機能が付いていますから、誰かにレビューを書いてもらうのも有効でしょう。


 書かれたことがある人はわかると思いますが、この「レビュー」機能、思ったよりも効果は絶大です。

 というのも、そもそもレビューを書く人はあまり多くなく、「小説を読もう」に表示されるレビュー新着一覧には、長い時間表示されることが多いのです。これを見て読む、という人も結構いるのではないでしょうか。


 しかし、レビュー一覧を見てみると、「レビューとしてちょっと……」というものは結構あります。

 まずタイトル。小説でも「タイトルを見て読もうと思った」というケースが多々あると思いますが、レビューでもそれは同じです。より他の人が読みたいと思うようなタイトルを付けないと、他のレビューに負けてしまいます。

 なのに、単に「おもしろい」だの「傑作」だの「読めばわかる」だの、「誰でも思いつきそうなフレーズ」「安易に凄さを表現する言葉」ばかりで読みたいと思うでしょうか。そういうのはレビューを書いた人の意見であって、他の人が読んでそう思うかどうかはわかりません。

 ましてや、「誰でも思いつきそうなフレーズ」ですから、レビュー欄にずらっと似たような言葉が並ぶことも想定できます。そんな似たようなタイトルのレビューが並んでいて、読む人は自分の書いたレビューを読んでくれると思うでしょうか。レビューすら読まれなければ、レビューを書いた作品は読まれないでしょう。

 また、レビューの内容も重要で、「その作品の何がおもしろいのか」というのを短い文章にまとめる必要があります。

 レビューで書ける400文字というのはかなり短く、どうしても安易に「おもしろい」だの「読んだことがない」だの使ってしまいがちです。

 あらすじを書こうとすると、結構くろうすることがわかります。自分の作品ですらそうなのですから、他の人の作品を短い文章で紹介するのは難しいことなのです。


 レビューは他人の作品の宣伝になりますが、これらがしっかり書けないということは、宣伝能力が低いとも考えられます。ということは、自分の作品の宣伝がうまくいかない可能性もあります。

「レビューを書いてください」と安易に言う人が多いですが、逆に言えば、こういった難しさがあるのでレビューを書く人が少ないのでしょう。書いたところで書いた人自身に直接何かいいことがあるわけでは無いですしね。


 せっかく書くレビューですから、しっかりその作品が読んでもらえるようなタイトルや内容にしたいもんです。レビューをしっかり書くことを意識することで、自分の作品にも良い影響が産まれます。

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