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俺は皇帝を辞めました~皇帝を辞めた俺は欲望のまま気の向くまま女とヤリながら生きていきます~  作者: エデンの園の魔界蛇


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80 青銀色の瞳の意味を聞いてみた



「俺がメラニーの呪いを解くってどういう意味ですか?」


「その前にまず『青銀色の瞳』が何を意味するのか説明します。ハリーさんは代々の法王が何を基準に選ばれるか知っていますか?」



 え?法王が選ばれる基準?

 確か法王は血筋で選ばれるんじゃないって話だったよね。



「知りません。法王は血筋で選ばれるわけではないと聞いてましたけど…」


「そうです。法王に血筋は関係ないのです。法王になる者は『青銀色の瞳』であることが条件なんです」


「そうなんですか?」


「はい。セラフ神との契約の証がこの青銀色の瞳なんです。この瞳は生まれつきではなく私も元は青い瞳でしたが途中で銀色が混ざりました」


「じゃあ、代々の法王様はみんな青銀色の瞳なんですか?」


「そうです。私も先代の法王様から自分が次代の法王になる運命だと教えられました」



 へえ、そうだったんだ。

 そういえば夢の中の女神様も俺の瞳が契約の色じゃないって残念がっていたような。



「なぜこの青銀色の瞳がセラフ神との契約の証かと言うとこの国の初代法王の瞳が青銀色だったからだと言われています。セラフ神と初代法王は愛し合いセラフ神の加護のもとこの国は建国されました」


「そうなんですか」


「ええ。その後初代法王が亡くなった後にセラフ神が次代の法王を選ぶようになりその印が青銀色の瞳というわけです」


「え?それじゃあ、次の法王はメラニーなんですか?」



 法王って男しかなれないって言ってたような。



「いえ、メラニーの場合は違います」


「どういうことですか?」


「法王には本来セラフ神の夫の役割という仕事があるので独身男性が選ばれることが多いのです。しかし私は若くしてメラニーの母親のメリンダと恋に落ちメラニーをもうけていました」



 法王はメラニーの顔を見つめる。



「だがセラフ神に私は選ばれてしまった。私が法王になるのを断ればこの国はセラフ神の加護を失ってしまう。それだけは避けねばならないことでした。メリンダとメラニーには申し訳なかったと思います。すみません、メラニー」


「い、いえ、法王様。そういった事情なら仕方ないと思います。きっと母もそう思ったはずです」


「ありがとうございます。メラニー。しかしそのことであなたに『呪い』がかかってしまった」


「あ、あの、呪いってどんな?」


「セラフ神は法王に選んだ男がセラフ神以外に愛する女がいることを許しません。それに違反するとその法王が愛した女の血筋に呪いをかけてしまうのです。呪いを受けた女が法王の子供を産むとその子供は短命だと言われてます。そしてその呪いを受けた子供の瞳も「青銀色の瞳」になると言われています」


「た、短命?じゃ、じゃあ、わ、私は…」


「ええ。呪いを解かねばメラニーの命は長くてもあと数年です。私は次代の法王になる前にメラニーをもうけていたので呪いがメラニーにかかるとは思っていませんでした。産まれた時にメラニーの瞳は青い色でしたから」



 法王はそう言って項垂れた。

 メラニーの顔も青ざめている。



 う~ん、メラニーの命があと数年なんて可哀想だよね。

 セラって嫉妬深い女神様なのかなあ。

 あれ?でもさっき法王は俺が呪いを解けるとか言ってなかったっけ?



「呪いを解く方法はないんですか?先ほど法王様は俺がメラニーの呪いを解けるようなことを言ってましたが」


「呪いを解く唯一の方法はセラフ神の加護を受けた者がその子供と性交することです。そうすれば呪いは浄化されます」


「わ、私が!?」



 メラニーは法王の言葉に動揺している。



「この国でセラフ神の加護を受ける者は法王のみです。そもそも本来この呪いは解けないことが当たり前なのです。なぜなら呪いを受けた子供は法王の子供であり息子であればもちろん性交はできず娘であっても父子相姦になってしまう」



 確かに男同士の性交や父子相姦は普通は考えられないよね。



「しかし、ハリーさん。あなたにはセラフ神の加護があるのが私には分かります。あなたは聖なる泉でセラフ神と接触したのでは?」


「え?え~と、確かにセラフ神だっていう女神様に会った夢は見ましたが」


「それは夢ではありません」



 法王は断言した。



 やっぱりあれは夢じゃなかったのか。

 セラとヤッたから俺にも加護がついたってことなのかな。

 俺がメラニーと性交すればメラニーの命は助かるんだよね。

 それなら協力してあげたいな。



「私以外にセラフ神の加護を受けメラニーと性交できる立場の者はハリーさんしかいません!どうかメラニーと性交してください」


「俺はメラニーの命が救えるなら協力しますけど。メラニーは俺が相手でもいいの?」


「っ!」



 俺がメラニーの方を見るとメラニーの顔が真っ赤になった。



「わ、私も、し、死にたくないし…ハ、ハリーとなら…」


「良かった!ではちゃんとした部屋をご用意します。このことは内密にしないといけないので」



 法王はそう言って部屋を出て行った。





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