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俺は皇帝を辞めました~皇帝を辞めた俺は欲望のまま気の向くまま女とヤリながら生きていきます~  作者: エデンの園の魔界蛇


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61 西大陸の地図をもらってみた



 窓から太陽の光が入り俺は目覚める。

 隣りを見るとリズはまだ寝ていた。

 昨日は夕飯を食べずに寝てしまったのでお腹が空いている。



 リズを起こすのは可哀想だから俺が朝食を作るか。



 ベッドから起きて俺は調理場を確認してみた。

 それなりに材料はありそうなので簡単な朝食をパパッと作った。

 朝食を作り終えるとリズを起こしに行く。

 ベッドで眠るリズのチュッと口づけをするとリズが目を覚ました。



「おはよう、リズ」


「お、おはようございます。ハリー」


「起きれる? 朝食を作ったから食べようよ」


「え? ハリーが朝食を作ったんですか?」


「うん。簡単な物だけど」


「す、すみません…」



 リズはベッドから起き出すと服を着て身支度を整えて料理のあるテーブルの席に着いた。

 朝食はパンとスープとお肉と野菜を混ぜて焼いた物だ。



「わあ、いい匂いだわ」


「食べてみて」



 俺も席について一緒に食事をする。

 リズはおいしそうに朝食を食べながら俺に訊いてきた。



「ハリーさんはどこからいらっしゃったんですか?」


「俺はジルヴァニカ帝国だよ」



 別に自分の出身国を隠す必要はないので俺は素直に答える。



「え? あの中央大陸で最大最強の国の出身なんですか?」


「最強かは分からないけど中央大陸では一番広い領土を持ってはいるよ。西大陸ではジルヴァニカ帝国は最強って言われているの?」


「ええ。西大陸最大の国のゾーマ帝国よりも強国なんだって聞いてます」


「ゾーマ帝国って…この国の西側の国だったっけ?」



 俺は頭の中で西大陸の地図を広げる。

 確かゾーマ帝国は西大陸の西側にあってリズの言う通りに西大陸では最大の国だったはず。



「あ、ハリーさんは西大陸の国のことは知らないんですか?」


「国の名前とかは分かるけど。西大陸の詳細な地理は分からないんだよね。これからセラフ法王国の王都のセラートに行きたいんだけど位置もあまりよく分からないし」



 中央大陸の国々の知識は詳しく習ったが西大陸や東大陸の国々のことは名前とどの辺にあるかしか覚えていない。

 元々、西大陸や東大陸の国との交流をジルヴァニカ帝国は活発に行っていたわけではないからだ。



「それならいい物をあげるわ」



 リズは席を立ち棚の引き出しから一枚の紙を取り出した。

 それを俺に渡す。



「これは西大陸の地図です。きっと役に立つから持って行ってください」


「ありがとう。リズ」



 ニコリと笑顔でリズにお礼を言うとリズは顔を赤くする。

 地図を見てみるとこのセラフ法王国だけでなく他の西大陸の国の国名や町の名前が書いてあった。



 うん、これがあれば迷わないで西大陸も歩けそうだな。



 俺は朝食を食べてから旅支度をする。

 リズもどこかに出かける準備をしていた。



「リズもどこかに出かけるの?」


「ええ。薬師様の手伝いに行かないとなので…」


「そう。だったら昨夜は無理させちゃってごめんね♡」


「っ!い、いえ…わ、私も望んだことなので。媚薬を飲ませちゃった私も悪いし…あの、本当に体調は大丈夫ですか?」



 顔を真っ赤にしているリズにもう一度俺は口づけをした。



 う~ん、媚薬は残ってないと思うけどリズの可愛い顔を見てたらヤリたくなっちゃった。



「ごめん、リズ。まだ媚薬が残ってるみたい。もう一度だけヤラせて♡」


「っ!」



 俺はリズの耳元で囁くと再びリズの身体を抱き上げてベッドに運んで寝かす。



「あ、あの…もう朝だし…」


「分かってるよ。だからもう一回だけでいいから♡」



 再び俺はリズの身体を堪能した。






「それじゃあ、元気でね。リズ」


「ハリーも気を付けて」



 もう一度ヤッた後に今度はちゃんと準備を整えてリズの家の前でリズとは別れる。



 さて、のんびりとセラフ法王国の王都のセラートを目指すか。



 俺は地図を見ながらセラートの位置を確認して歩き始めた。




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