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俺は皇帝を辞めました~皇帝を辞めた俺は欲望のまま気の向くまま女とヤリながら生きていきます~  作者: エデンの園の魔界蛇


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40 ミルドラードへの紹介状を書いてみた



「まずは武器の防御力の鑑定ね。どれだけ攻撃をされても耐えられるかよ♡」



 エリーゼが俺の下半身を攻撃してくる。



 うわあ、すごく気持ちいいなあ!



「あ、あ、エリーゼさん。そんなにしちゃ我慢できないよ!」


「あら、武器の防御力を試してるんだから精一杯我慢してくれなきゃ」



 エリーゼの巧みな舌使いに翻弄されながらも俺は耐え続けた。



「ああ! もうダメだよ! エリーゼさん!」



 我慢の限界に達した俺は自分の欲望を解放してしまう。



 ああ! すごく気持ちいい!!



「ハリーの武器の防御力はなかなかね。でも次は私もとっておきの武器で攻撃するわよ。ハリーに耐えられるかしらね。楽しみだわん」



 そう言ってエリーゼは自分の服を脱ぐ。

 シミひとつない綺麗な身体だ。



 わあ!やっぱりエリーゼさんは綺麗な身体だなあ!



「さあ、鑑定を開始するわよん」



 エリーゼはむっちりとした太腿で俺の腰を挟み身体の上に乗ってきた。

 そして今度は身体を使って上から攻撃してくる。



 ああ! 気持ちいいなあ!

 女の人に責められるのもクセになりそう。



「エリーゼさんも気持ちいいいの?」


「あんっ! そ、そんなの、あたりまえよん! あああぁ……」



 小刻みにエリーゼの身体が震えてきた。



 今だ!



 俺は今までエリーゼのなすがままになって我慢していたがその瞬間エリーゼの身体を掴んで自分の身体と上下を反対に入れ替えた。



「きゃあ!」



 エリーゼは突然俺が動いたので悲鳴を上げる。

 そして自分が今度はソファに押し倒されて俺に圧し掛かられたことに驚きの表情になった。



「エリーゼさん。俺の武器の攻撃力も鑑定してよ」


「やあぁん♡ やだ、だ、だめ、だめええぇーー!!」



 猛然と攻撃を始めるとエリーゼが頭を仰け反らせて絶頂に達した。



 ああ! 気持ちいい! 最高だ!



「はぁ、はぁ、ハ、ハリーの、はぁ、武器の攻撃は、最高よ♡」


「俺の攻撃は一撃必殺だけじゃないよ。連続攻撃も得意なんだ。だからその攻撃力も鑑定してよ」



 欲望に火のついた俺はペロリと自分の唇を舐める。



「な! ちょ、ま、まって! あんっ!」


「ふふ、エリーゼに俺の剣はこの世で二つとない剣だってこと教えてあげるね」



 俺の剣での連続攻撃が始まった。







「ああ、ハリー。あなたの武器は一流品だわ」


「ありがとう。エリーゼさん」



 俺は隣に座るエリーゼとチュッと口づけを交わす。

 エリーゼによる俺の武器の鑑定が終わり俺とエリーゼは身なりを整えて一緒にお茶を飲んでいた。



「じゃあ、エリーゼさんから紹介料をもらったからミルドラードさんに紹介状を書いてあげるね」


「あら、こっちの方が立派な武器を見せてもらえてそれだけでも満足なのに約束を守ってくれるのね。ありがとう、ハリー」



 妖艶な笑みを浮かべてエリーゼは俺にお礼を言った。



 約束は約束だもんね。

 皇帝は約束したことは守らないといけないし。



 あ、もう皇帝じゃないけど。



 でもジルヴァニカ帝国とアイデ帝国の交易が盛んになることはセルシオが皇帝になった時に役立つよね。



 俺はミルドラードさん宛の紹介状を書いた。

 でも俺の名前のサインはできないから手紙の最後には『あなたの剣をいただいた至高の太陽より』と記した。


 「至高の太陽」とはジルヴァニカ帝国では帝国旗の別名だ。

 ミルドラードさんは俺に剣を献上する時に『私の剣を至高の太陽のみかどに捧げられることを誇りに思います』と言っていたのでミルドラードさんにはこの紹介状が俺からのものだと分かるだろう。



「はい。どうぞ。エリーゼさん」


「ありがとう。これを持ってミルドラードさんの商会に連絡を取ってみるわ」



 エリーゼが嬉しそうに俺の手紙を受け取る。



「それじゃあ、エリーゼさん。俺はそろそろ行くね」


「ええ。ハリーも気をつけてね」



 もう一度エリーゼとチュッと口づけをして俺はお店の外に出た。

 外はもう夕方になっていた。

 そして強い風が吹いている。



 風が強いなあ。

 明日は天気が悪くなるのかな。

 とりあえず今夜は宿を取って明日またヒルデを散策しようっと。



 俺は宿屋を探してヒルデの街を歩き出した。


 そしてヒルデの街中を流れる水路の近くを歩いていた時に俺の前の方から女が歩いてきた。

 見た目はどこかの貴族夫人か貴族令嬢って感じだ。


 黒髪に茶の瞳でとても綺麗な人。

 大きな鳥の羽の付いた帽子を被っている。



 あれ? でもこの女ってどこかで会ったことがあるような。



 その時ビューッと一段と強い風が吹いた。



「きゃあ!」



 女の被っていた帽子が飛ばされた。

 帽子は水路の方に飛んでいく。

 その女性が慌てて帽子を掴もうとして水路の手すりから身を乗り出した。



 危ない!



「きゃあああ!」



 女が体勢を崩して水路の方に落ちそうになって悲鳴を上げたのと俺がその女の腕を掴んだのはほぼ同時だった。




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