128 砂嵐が過ぎたので王宮に戻ってみた
「あんっ! やぁんっ! だ、だめえぇ! あんっ!」
リーチェの甘い啼き声が俺の欲望を刺激する。
「リーチェの胸は甘くておいしいよ」
「やあんっ! そ、そんな、ぁんっ! ああぁんん!」
顔を赤くしながらリーチェも感じてきたのか息が荒くなる。
俺は胸への愛撫をやめてリーチェの下穿きを脱がした。
「や、やだ、恥ずかしい……」
「やっぱり、リーチェの身体は綺麗だよ。もっと自信持っていいよ、リーチェ。こっちもいただきま~す!」
「ひゃん! やだやだ! やあん! そ、そんなとこ、ダメえぇ!」
「ダメじゃなくてイイでしょ?」
「ひいいいぃーっ!! しょれ、らめええええぇーっ!!」
強い快感が襲ったのかリーチェの身体がビクビクッと痙攣して跳ね上がる。
ベッドがギシギシと音を立てて軋んだ。
「あああっ! らめらめ、やあんっ! あんっ!」
「いいよ。もっと感じて、リーチェ」
「いや、いや、イッちゃううううぅーっっ!!」
その瞬間、リーチェは絶頂に達した。
ガクガクッと全身を激しく痙攣させたリーチェだったがやがてガクンと身体の力が抜けた。
荒い息を吐き出し絶頂の余韻で目は虚ろになっている。
俺は自分の下穿きを脱ぐ。
「にゃ、にゃに…」
「今度は俺のでお礼してあげるから受け取ってね、リーチェ」
そのままリーチェを抱く。
外ではまだ砂嵐が吹き荒れていた。
しばらくは収まりそうもない。
砂嵐が収まるまでリーチェとヤッて過ごそうっと。
家の外で砂嵐が吹き荒れる中、部屋の中では俺とリーチェの身体が絡み合う。
「やんっ! あはぁん! あんっ! ああぁんん!」
甘い声でリーチェは啼き続ける。
そしてリーチェは荒い息を吐きながら身体を小刻みに震えさせる。
「ああ! い、イイの! あ、あ、イッちゃう、イッちゃううぅうぅうぅーっ!」
「いいよ、一緒にイこうね、リーチェ」
リーチェと俺は絶頂を迎える。
「はぁ、はぁ、こんなきもひいいのひゃじめて…はぁ、はぁ」
リーチェは荒い息を吐き出しながら潤んだ瞳で俺を見た。
「リーチェも素敵な身体だったよ」
俺はリーチェにチュッと口づけをする。
そして外の様子を伺うともう砂嵐は収まったようだ。
よし、これなら王宮に行けるな。
「リーチェ。俺は行く場所があるからもう行くね。砂嵐から助けてくれてありがとう」
「ハ、ハリーはどこ行くの?」
「これから知り合いとイデンの町に行かないとなんだ。もっとリーチェと過ごしたいけどごめんね」
「そうなのね。私も少し休んだらまた商売しないとだわ。ハリーも気を付けて旅をしてね」
「ありがとう。リーチェ」
もう一度リーチェに口づけをした俺は身支度を整えてリーチェの家を出た。
外は砂嵐が来る前と同じように良い天気になっている。
王宮の方を見ると黄色い旗が上がっているのが確認できた。
ルイーフ王子の出発の準備ができたのか。急いで王宮に戻らないと。
俺は王宮に急いで戻りジーフ王子の名前と自分の名前を門番に言うとヤクルが門まで迎えに来てくれた。
そしてヤクルの案内でジーフ王子の部屋へと向かう。
ジーフ王子の部屋に入るとジーフ王子とルイーフ王子がいた。
「遅くなってすみませんでした。ジーフ王子様」
「いや、先ほどの砂嵐では表に出るのは危険だったからな。それでクリアラードとは会えたのか?」
「はい。クリアラードさんはジルヴァニカ帝国に一族の誰かを派遣して赤ジェネルの加工技術を教えてくれる約束をしてくださいました」
「なんと!? あのクリアラードが承知したのか。ハリー殿はやはり素晴らしいな」
ジーフ王子は驚いたように目を見開く。
「それならジーフ。父上には先日ハリー殿と話した通りにジルヴァニカ帝国との取引きの話を始めるように伝えなければ」
「はい。ルイーフ兄上。それじゃあ、この件は私が父上に伝えますので兄上はイデンへ出発してください」
「分かった。ハリー殿、戻ってきてすぐで申し訳ないがなるべく早くイデンに行かねばならないので今日中に出発するがよろしいでしょうか?」
「はい。俺はいつでも大丈夫です」
自分の荷物はいつも持ち歩いてまとめてあるので俺はいつでも旅に出られる。
「では私について来てください。ハリー殿用の赤馬も用意したので」
「はい」
俺は素直にルイーフ王子について行った。
「イデンの町は遠いんですか? ルイーフ王子様」
「そうですね。途中でいくつかの町を経由する予定です。町の宿に入ってしまえば私の護衛がずっと張り付きますからその間はハリー殿も休憩がてら町を散策していいですよ。せっかくハリー殿は旅をしているのですから他の町も見たいでしょう?」
「ええ、できれば見てみたいです」
イデンの町からはゾーマ帝国に行く予定だから護衛の仕事中でもハルファ王国の町を散策できるならしてみたい。
旅をするなら楽しく旅をしないとね。




