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俺は皇帝を辞めました~皇帝を辞めた俺は欲望のまま気の向くまま女とヤリながら生きていきます~  作者: リラックス夢土


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127 リーチェを口説いてみた



「砂嵐って凄いんですね。助けてくれてありがとうございます」


「別にいいわよ。あなたを置いて行ってケガでもされたら私も気分が悪いからね」


「俺はハリーって言いますけど、あなたは?」


「私はリーチェよ」


「砂嵐が収まるまでこの家にいていいですか? リーチェさん」


「いいわよ。私のことはリーチェって呼んでいいわ。どうせ砂嵐が収まらないと誰も家から出られないわよ。今、飲み物でも出してあげるからそこに座ってて」



 俺は言われた通りに椅子に座った。

 リーチェは炊事場の方で何かを用意している。



 砂嵐が収まるまでみんな家から出れないのか。

 ジルヴァニカ帝国でも酷い嵐の時は外に出られないもんね。

 これならルイーフ王子も砂嵐が収まるまでは出発できないだろうな。



 リーチェの家は他に人のいる気配がない。



 今はこの家に俺とリーチェしかいないのか。

 好都合だな。



「はい、お茶よ」



 リーチェも椅子に座り二つのカップの一つを俺に渡して来た。

 俺はニコリと笑みを浮かべてリーチェに甘い声で答える。



「ありがとう、リーチェ♡」


「っ!」



 俺の甘い声で名前を呼ばれてリーチェの頬が赤く染まった。

 しかしリーチェはそれを誤魔化すかのように自分のカップからお茶を飲んだ。



「ねえ、リーチェはここに一人で住んでるの?」


「いいえ。お父さんと住んでるけど、仕事で隣り町に出かけてるの。この砂嵐が収まるまでは帰って来れないでしょうね」


「砂嵐ってすぐに収まるものなの?」


「そうねえ、短くても数時間。長いと一日中荒れている時があるわ」



 へえ、そうなのか。それならリーチェを口説く時間はあるな。



「リーチェは恋人がいるんでしょ?」


「ええ、そうよ」


「それなのに俺を自宅に入れてもいいの?」


「っ! そ、それは緊急事態だったんだから仕方ないじゃない!」



 リーチェは頬を赤らめながら俺に答える。

 だがその視線は俺の顔や身体をチラチラと見ていた。



「そうだね。緊急事態だったんだもんね。仕方ないよね」


「そ、そうよ!」


「助けてくれたお礼をあげるよ、リーチェ♡」


「っ! そ、そんなの別にいらないわよ。ハリーは指輪を買ってくれただけで十分だわ!」



 リーチェが自分のカップに再び手を伸ばしたので俺はその手を掴んだ。

 そしてその手の甲に口づけをする。


 手に口づけをされたリーチェの身体がビクッと跳ねた。

 俺は唇を離してリーチェの瞳を真っ直ぐに見つめる。



「な、なにを…」


「お礼は「俺自身」だよ、リーチェ。俺が欲しくない?」


「っ! そ、そんな訳ないじゃない!」



 言葉では否定するリーチェだったがその瞳は動揺して揺れている。

 顔も火照ったように真っ赤だ。



「俺はリーチェのことが欲しいよ。俺が相手じゃリーチェは不満?」


「で、でも、わ、私には恋人が…」



 俺はリーチェの手に自分の指を絡めるようにして握ると再びチュッと口づけをした。



「分かってるよ。リーチェの恋の邪魔はしないよ。俺も旅をしているからすぐにハルシンからいなくなるし。だからこのことは二人だけの秘密にするよ」


「……ほ、本当に?」


「うん、約束は守るよ。リーチェ」


「……そ、それなら……」



 小さな声でリーチェが返事をする。

 俺は椅子から立ち上がり、リーチェの側に行って椅子に座っているリーチェを後ろから抱き締めた。



「命の恩人のリーチェにはちゃんとお礼をするからね」


「っ!…んんっ!」



 リーチェの耳元で囁いた後に俺はリーチェの顔を横に向けさせて唇に口づけをした。

 半開きになっていたリーチェの口内に舌を入れてリーチェの舌を絡めとる。

 クチュクチュと淫らな音がリーチェの欲望に火をつけたのかリーチェも口づけに夢中になって応えてきた。



「んふぅ…んぁ…んうぅ…」



 俺は一度唇を離してリーチェの瞳を見つめる。

 リーチェの瞳には欲情の色が浮かんでいた。



「ベッドまで運んであげるね」


「え? きゃっ!」



 俺に身体を抱き上げられてリーチェは落ちないように慌てて俺の首に手を回してつかまってくる。



「わ、私、重いのに…」


「リーチェは羽毛のように軽いよ」



 リーチェは羞恥心からか顔を伏せる。

 俺はリーチェをベッドまで運んで寝かせた。



「リーチェの服を脱がすからね」


 コクリとリーチェが頷いたので俺はリーチェの上着を脱がした。

 綺麗な胸が露わになる。

 その胸を触るととても滑々の肌触りで気持ちがいい。



「や、やだ、そんな、触っちゃ…」


「どうしてリーチェの胸はとっても綺麗だよ。いただきま~す!」


「やんっ!」



 リーチェは甘い啼き声を上げた。





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