109 ハルファ王国の王宮に向かってみた
「ああ、気持ちいいよ。キキ」
「んふぅ…うんん…ふぅんん」
上目遣いに俺を見るキキを見ているとさらに欲望が刺激された。
再び俺は我慢ができなくなってくる。
「キキ! またイッちゃいそうだよ!」
「ぐふぅ…いいわよ…んふぅんん」
「う!」
ああ! 気持ちいいな!
キキは自分の唇を舌でペロリと舐める。
「やっぱりハリーはおいしいわ。次は私の身体でハリーをたっぷり味わわせて」
「うん! いいよ!」
ベッドに寝かせたキキの身体を俺は弄ぶ。
「ふふ、キキも感じてたの?」
「当たり前じゃない。ハリーのたくましいのが欲しくで身体が疼いちゃうの」
う~ん、キキって性欲が強いのかな。
でも俺もまだまだヤリたいし明日の朝まではキキと楽しめるもんね。
「あはぁん! いいわぁ~! やんっ!もっとぉ~!」
ビクンッとキキの身体が強く跳ね上がった。
キキの身体がビクビクと小刻みに痙攣してくる。
「あ、あ、ああ! そ、そんなしちゃ! あんっ!」
「イキそうなの? キキ。我慢しないでイっていいよ」
キキの身体はさらに震えが大きくなった。
「あんっ! や、やだ! あんっ! イッちゃう! イクうぅぅうぅっ!」
一際大きな甲高い声を上げてキキが絶頂に達した。
ガクガクと大きく身体を痙攣させる。
しばらく身体を痙攣させていたキキだったが絶頂の波が通り過ぎたのか荒い息を吐き出し俺を見た。
「気持ち良かった? キキ。次はもっと気持ち良くさせてあげるからね」
「ま…まっへ……まら…らめ……」
「ごめんね、キキ。そのお願いは聞けないや。もっとキキを気持ちよくさせてあげるから許してね」
「いやあああぁあぁ~ん」
絶頂の余韻の中にいたキキを俺が抱くと再びキキは絶頂に達する。
「らめらめえええぇっ!」
何度も絶頂に押し上げられるキキは頭を振り乱し叫び続ける。
う! すごい締め付けだ!
でもこの感覚って何度味わっても最高!
「ふふ、キキ。まだまだキキとは親密になりたいから一緒に楽しもうね」
「あんっ! やんっ! らめえぇっ! ひゃん! やああぁん!」
絶頂の波に呑まれながらも甘く甲高く啼くキキの声に俺の欲望は限界まで刺激される。
「ひいいいいぃっ!!らめえええぇぇ!!」
ガクガクッと身体を痙攣させたキキだったがそのままグッタリと身体から力が抜ける。
どうやらキキは何度もイキ過ぎて気を失ったようだ。
窓の外を見たらもうすっかり暗くなっていた。
明日は王宮に行ってジーフ王子たちに会わないといけないので俺も寝ることにする。
う~ん、ハルファ王国のオスカス国王がどんな人物か分からないけどリネットとヤッたことと俺がジルヴァニカ帝国の皇帝ってバレなきゃいいよね。
そんなことを考えながら俺は眠りについた。
「ハリー!起きて!」
「う、う~ん」
俺はキキに起こされて目が覚めた。
「おはよう。キキ」
「おはよう、ハリー。でももうすぐお昼になるわよ。ご飯ができてるから食べて」
「え? もうそんな時間なの?」
窓の外を見ると太陽はだいぶ高い位置にあるようだ。
昨夜はキキとヤッてたから遅い時間に寝たけど皇帝の時は俺は一度も寝坊したことはない。
皇帝を辞めてから俺もゆっくり眠るようになった気がするなあ。
女とヤッて夜中に寝ても身体の調子は以前より良くなった気がするし。
昔、主治医に「我慢をすると心身に良くありません。陛下もご自分の時間ができたら好きなことをおやりください」と言われたことを思い出した。
やっぱり我慢は身体に毒だったんだね!
時間はいっぱいあるから心身の健康のためにもこれからも女とヤリまくろうっと!
身支度を整えて俺はキキと食事をする。
「ハリーはこれからどこかに行くの?」
「えっと、王宮に行く予定だよ」
「王宮? 何でそんなところに行くの?」
あ、そうか。平民はあまり王宮に用事とかないよね。
ジーフ王子に会いに行くっていうとキキに不審に思われるかな。
「王宮にある商品を売り込もうと思って」
「ハリーは商人なの?」
「う~ん、商人ってわけじゃないけどその商品が欲しいって人が王宮にいる人なんだ」
「ああ。王宮の役人に買ってもらうのね。国王は後宮なんて持ってるから日用品だけでも毎日大量に購入しているみたいだもんね。役人も品物を調達するだけで大変だっていつもぼやいているもの」
キキは納得したように頷く。
う~ん、役人じゃなくて国王に赤ジェネルの地図を売る予定なんてキキには言えないよね。
食事が終わったあと荷物を持って俺はキキの家を出る。
「それじゃ、キキ。元気でね」
「ええ。ハリーも気を付けて旅をしてね。昼間の太陽の日差しは強いから気を付けて」
「うん。分かったよ」
キキの頬にチュッと口づけをして俺は王宮に向かって急いで歩いて行く。
ジーフ王子を待たせたら悪いもんね。
早く王宮に行かなきゃ。
俺は王宮に急いで向かっていたので俺の後ろ姿をキキが笑みを浮かべていつまでも見ていたことに気付かなかった。
「ハルファ王国の砂漠の太陽の力も強いけどジルヴァニカ帝国の『至高の太陽』はそれ以上に強いかしらね。ザカルド6世ちゃん」
キキは小さく呟くと自分の首から下げた袋に入った紫水晶を袋から出して手に取る。
紫水晶は太陽の光を反射してキラリと輝いた。




