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IF idoL  作者: tktk(つかつか)
12/13

12話

地区予選代表決定戦前日

~公園~


練習を早めに切り上げて、各々が所持する携帯端末でサイトをみてる状況


C「ここが最終予選会場ですか。」


A「2次予選の会場と違って広いね。」


B「ここは普段、ライブ会場として使われているんだって。」


E「練習も済んだことだし、衣装の確認も兼ねて家に寄る?」


B「うん。そうしよっか。」


4(ルシェル)はEの自宅へと向かうこととなった


Eの自宅(衣装ルーム)


E「春に空き部屋だったここもいまではすっかり衣装ルームになるとはね。」


A「そういえば、この部屋にきたとき撮影機材っぽいのが端にたくさん並んであったような…?」


E (ドキッ…)←まさかの質問に若干、焦る様子


C「私たちをPRするための機材を事前に用意してくれていたのでは?」


B「でも、あのとき私はスクールアイドル始めたことを伝えていただけで、まだEをスクールアイドルに誘っていなかったよ?」


A「あ!もしかして、最近流行りの──」


E(ドキッ…ドキッ…)←内心、かなり焦り状態


A「仮想空間にアバター作成して参加するゲーム…えっと、なんだったかな?」


E「ディメンションズ オブ アバター(Dimensions of avatar)よ。略称はディアー。」


C「Eさん、そのディアーというものをご存知なのですか?」


E「も、もちろんよ。」


その傍でBは衣装をみていた


A「Bちゃん、どうかしたの?」


B「ベアトリスの強さの秘密ってなんなんだろう?って考えていて。」


E「やっぱり、他のチームにはないカリスマ性みたいなものじゃない?」


B「それは巷でよく聞くね。それに比べて私たちは観てくれている側からしたら、どうみえているんだろう?」


A「それは私たちが結果を出していけば、いつかわかるときがあると思うよ。」


B「そう、だよね。」


コンコンコン←部屋をノックする音


執事「E様、D様がお家においでになられましたのでこちらまで案内いたしました。」


E「わかったわ、ありがとう。」


Dが部屋に入る


D「練習終わってこっちに来ていたんだね。」


B「ごめんね。私が連絡するの遅れたせいで行き違いになっちゃって。」


D「(公園からここまで近いから)別にいいよ。それで、いまは衣装合わせしてたの?」


C「はい。不備がないか目視して確かめていないと当日に困るので。」


D「こうしてみていると、アイドルってプロとは違って誰でも参加ができて、自分たちで考えながらストーリーを作り上げていく感じだね。」


B「それもあるし、目標(優勝を目指すこと)に行き着くまでの物語がそれぞれのチームにあるのも魅力の一つなんだよね。」


A「その感覚、わかる気がする。」


E「まあ、私はBの策略に乗せられただけでアイドルには元々、興味はなかったけど。」


D「そう言いつつ、休み時間になったらアイドルに関する動画をひらすら探ってたよね。」


E「当然よ。やると決めたら、私だけ下手なままだとステージで悪目立ちするじゃない!」


A「でもEちゃんの歌を初めて聞いたときは上手でビックリしたよ。」


B「CとEは特徴的な声だから固定ファンがつきそうだよね。さてと、衣装の確認も済んだことだし、これからどうする?」


C「明日に備えて、早めに家に帰っていたほうがいいかもしれませんね。」


D「私は明日の予定が空いてるから、今日はEの家で泊まろうかな。」


A「私も泊まりたいなぁ。」


B「それじゃ、今夜ここ(Eの家)に泊まって明日、みんなで会場にいかない?」


E「別に構わないけど、親にちゃんと連絡して許可をとっておきなさいよ。」


D「わかった。A,B,Cはどうするの?」


B「私はとりあえず一回、家に帰るよ。」


A「今日は着替えも持ってきてないからね。」


C「では一度、家に帰ってきますね。」


E「もし、なにかあったら私に連絡して。」


3人は一度、家に帰って許可を得ることになった


~A宅~


A「ただいま。」


A母「あら、おかえり。今日は早く帰ってきたのね。」


A「お母さん。今日、Eちゃんの家に泊まりたいんだけど、いいかな?」


A母「いいけど明日、ライブ(最終予選会)があるんでしょう?」


A「Eちゃんの家に衣装が置いてあるからそこから、みんなで会場に行くんだ。」


A母「わかったわ。明日、応援しに行くから頑張ってね、A。」


~B宅~


B「ただいま。」


B妹「おかえり、お姉ちゃん。」


B「B妹、お母さんは?」


B姉「お母さんは仕事でいないわよ。」


B「お姉ちゃん!?なんで家にいるの?」


B姉「お母さんの代わりにB妹と留守番を頼まれたの。」


B「そうだったんだ。あ、そうそう。今日、友達の家に泊まりたいんだけど大丈夫かな?」


B姉「私からお母さんに連絡しておくわ。そういえば、〇〇(最終予選会場)でライブするんだっけ?」


B「助かるよ、お姉ちゃん。〇〇って結構有名な場所なんだ。」


B姉「この街である中では2番目の規模だからイベントや催しでよく使われているのよ。」


B「そっか。それじゃ、今から準備をしてくるね!」


~C宅~


C「ただいま戻りました。」


C母「おかえりなさい、C。話はメールで聞きました。今日はEさんのご自宅にお泊まりになるようですね。」


C「はい。⋯よろしいでしょうか?」


C母「ええ、身支度が整ったら私に声をかけて。近くまで車で送るわ。」


C「ありがとうございます、お母様。」


場面が変わってE宅に切り替わる


~E宅~


D「みんなから連絡きた?」


E「さっききたわ。3人とも了解を得たみたい。」


D「そっか。E、あのことはまだ内緒にしてつもり?」


E「いまはネット上での人気を頼りにせず、私本来の実力で勝ちたいから。」


D「私も同じく影響された側だけど、Eも変わったね。」


E「Bの真っ直ぐな気持ちを間近でみてると、不思議と心の底から力が湧いてくるのよ。」


D「だね。Bが中心的存在となって、私たちを引っ張っていく感じになっている。」


E「普段通りの生活から一歩踏み出して(自分自身が)知らない世界を知ることに不安はあったけれど、いまは楽しい。」


D「私の場合、その気持ちはダンスに対してあったからプロと呼ばれるために頑張っていた。だけど、それ以上に親友との時間を大切にしたいと再認識したから、みんなと一緒にいまを楽しみたいと思った。」


-前半パート終了-


-E宅-


D「みんな家に戻ってこっちにくるまで早かったね。」


B「だって、みんなと一緒に泊まるなんて旅館のとき以来だから家で夕食を食べずにきちゃったよ。」


A「私、近くのコンビニでお菓子と一緒に買ってきたからBちゃんに分けてあげる。」


B「ほんと!?ありがとう、A。」


C「私はお母様から他所様のお家に泊まるなら手ぶらでは失礼だと言われ、こんなに持ってくることになりました。」


A「す、すごい、全員分ある。滅多に見かけない車にも乗って以外なところあるよね。」


C「私は普通の車で送ってくださいと頼んだのですが、お母様が気分良く運転席で待って下さっていたので断ることも出来ずに成り行き任せとなりました。」


B「あはは⋯。Cのお母さんらしいって言えばそれで済む話だけど。」


E「それじゃ、みんなで食べましょ。」


5人「いただきます。」


そして、食事を終えて片付けたあとDが窓方向をみる


D「⋯あれ?みんな、外をみて。いつのまにか雪が降ってる。」


E「昨日、予報をみたかぎりでは夜に降るって言ってなかったのに。」


A「雪が積もるほどではないとは思うけど、明日も降るのかな。」


B「今、調べてみる。う〜ん、開催時間(15時15分)辺りの天気は曇りになってるね。」


C「当日になってみたいとわからないですね。」


D「そろそろ寝ないと明日、寝坊しちゃうよ。」


A「なんかDちゃん、お母さんみたいなこと言うね。」


B「たしかに。」


C「こうして一緒に過ごしていると、みなさんの生活習慣が少しずつわかってきますね。」


E「そう言われるとそうね。普段だと、私が寝る前の顔パック姿なんてみられないし。」


D「Aはリボン型のヘアバンド付けて可愛いし。」


A「これ意外と便利なんだもん。」


B「私はこのホットアイマスクしてから寝てる。」


C「私は特に変わっていないはずです。」


E「そ、そうね。(寝巻きがキャラクターなことに誰も突っ込まないのはなぜ…?)それじゃあ、電気消すよ。」


B「みんな、明日寝坊しないようにね〜。それじゃ、おやすみー。」←電気が消える前に寝る


カチッ


しばらく音が出ないままの時間が過ぎる


A「ねぇ、Cちゃん。まだ起きてる?」←小声


C「はい、なんでしょうか?」←小声


A「Dちゃんがね、抱き枕に引っ付くように寝てて可愛いんだよ。」←小声


C「いつもはクールなイメージなのにお茶目な部分があるのは以外ですよね。」←小声


D「A、C。さっきから小声で話してること全部、聞こえてるよ。」←やや小声


A、C「⋯ごめんなさい。」


BとEは爆睡中


翌日(朝7時)


D「んん…あれ?みんないない。どこ行ったんだろう?」


Dが外をみると4人は先に起きて朝早くから練習をしてた


その後、練習を終えた4人が帰ってきてEが用意してくれた朝食を食べる


A「昨日、Dちゃんが手土産に持ってきてくれたマスカットが美味しい。」


C「練習を終えたあとに食べると尚更、美味しく感じます。」


B「他の果物と混ぜてスムージーにして飲むのも美味いよ。」


E「というか、なんで私より先に使っているのよ!」


D「まあまあ、朝は落ち着いて食べようよ。」


A「やっぱり、お母さんみたい。」


D「ん?」←無言の圧力


E「それより、会場入りするのはいつ頃なの?」


B「10時前にここを出て、会場には11時過ぎごろに着けばいいかな。」


A「休日のイブだから平日のときと比べて電車に乗ってる人、多い気がする。」


C「自分たちで衣装を持っていくことになるので、置き忘れないように気をつけないといけませんね。」


D「私が降りるときに再確認するようにするよ。」


B「よーし!それじゃ、準備して最終予選会場に行くよ!」


4人「おー!」


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