13話
地区予選代表決定戦当日
~最終予選会場〇〇~
B「今日、ここで勝ち上がった2チームが全国アイドル大会に出場することができる。」
A「今まで積み重ねてきた練習の結果が示される最終予選。」
C「泣いても笑っても、クリスマスイブに勝敗を分けることとなりますね。」
E「最終予選は2次予選までとは違って、審査員と観客を含めた採点方式になってるから残された1枠がどうなるか予想つかないって書かれてた。」
B「みんな、今日は全力を出していこうね!」
A「うん!」
C「はい!」
E「もちろんよ!」
そこに【ベアトリス】全員がやってくる
C'「ルシェルのみなさん、こんにちわ。」
D「C'。いえ、ベアトリス。」
B'「(みなさんと)こうして会って話すのは久々になりますね。」
C'「そういえば、Dが来年からルシェルに加入することが決まったんですよね?」
B「はい。ルシェルは本来、5人のメンバーで組む予定だったので。」
C'「そう。貴女たちの本気がみれる来年が待ち遠しいです。」
D「⋯。」
B'「となると、同じ人数で勝負できるのは今年限りということですか。」
A'「それでも勝つのは私たち──」
A「私たちも負けません!」
C「Aさん?」
A「すみません。突然、生意気なことを言って⋯。」
C'「気にしないで。それぐらいの意気込みをみせてくれたほうが私たちもやる気が上がります。」
D'「ねぇねえ、そろそろ行かないと練習予定時間に間に合わなくなる。」
B'「そうね。明日は互いに本気のパフォーマンスをぶつけて勝負しましょう。」
A'「バイバーイ。」
ベアトリスの4人と別れる
B「まさか、Aがベアトリスに対して臆さずに負けないって言うとは思わなかった。」
C「Aさんはそれくらい本気で挑むという覚悟を持っていたからこそ、あのように仰ったのではないかと思います。」
E「そうなの?」
A「うーん。よくわからないけど、負けたくない気持ちが言葉として出ちゃった、かな。」
D「でも、ベアトリスはそれくらいの意気がないと勝ち上がれないことを知っているから平然としてたね。」
B「私たちも中に入ろう。」
5人は最終予選会場の中に入った
E「こんなに広いのね。」
C「観客席もたくさん並べてあります。」
D「それじゃ、私はそっち(舞台裏)に入れないからここ(観客側)から応援してるよ。」
B「わかった。じゃあ、行ってくるね。」
出場する4人たちはEと別れて舞台裏へと向かう
-前半パート終了-
~舞台(本番)~
司会者「さあ、今年もやってまいりました!アイドル最終予選会!この6チームのなかから一体、どのチームがクリスマスプレゼント(日本全国大会への挑戦権)を掴むことができるのか!?」
※披露する順番は各グループ内順位。
2位通過→1位通過の順にしております。
ルシェルは3番目でベアトリスは大トリ
舞台裏に切り替わる
B「それじゃ、いくよ!」
一呼吸置いて掛け声をする
B「幻想的な雪の花びらのように」
A、C、E「──舞い踊る」
C「真っ白なキャンバスに落ちた色が」
B「一色ずつ交わり、やがて」
E「ひとつのカタチとなる」
A「そして、その願いを叶えるために私たちは今ここにいる──」
B「この最終予選を勝ち上がって全国の出場権を手に掴もう!」
ライブ終了
A「あとは(他のチームのライブが終わって)結果が出るのを待つだけだね。」
全チームの演技が終わったあと、休憩時間を挟んで結果発表を迎える
司会者「みなさま、お待たせいたしました。それでは、全国大会予選に出場する2チームを発表いたします。」
司会者が間を置く間、会場は静まり沈黙の時間が流れる
順位が会場にいる客席がみえるように工夫された電光掲示板とステージに設置されてあるメインモニターに映し出される
A「え…。」
B「嘘、だよね?」
E「……。」
C「……。」
結果発表をみたBは舞台から立ち去って舞台袖でベアトリスをみる状態のまま、最終予選会が閉幕
1st season
-Fin-
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