表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前世魔王の悪役令嬢は主人公になれない!?  作者: 亀梨名光
ゴーストバスターは前世魔王!?
PR
64/76

第五十八話 ガードレール幽霊の話を聞きましょう、ですわ

「ふいー」


 なんて、変な声をあげながら、奥の厨房から大学生ぐらいのお兄さんが出てくる。


 おそらくバイトさんと思しきお兄さん。国木田君と同じようなモブ顔だわ。ええと、血のつながりはないのよね?


「なかなか難しいですね。また明日もよろしくお願いします!」


  バイトのお兄さんが頭を下げて、自動ドアから出ていく。小さなお店だから、従業員用の通用口がないみたい。


「おや、お客さんかい?」

「あ、じいちゃん、ばあちゃん」


 続いて厨房から出てきたのは、お店のエプロンを付けたおじいさまとおばあさま。二人ともやっぱりどこにでもいそうな顔で……なんだか、ここまでモブ顔ばかりと一緒にいると、自分が浮いている気がするわ。

 いえ、銀髪紅眼だから、普段からある程度は浮いているのだけれどね。


「えーと、千和ちゃんと同じクラスの、伊妻先輩と高尾先輩」


 国木田君がおじいさまとおばあさまに私とタカヒロ君を紹介する。


「よろしくお願いします」


 私は二人に頭を下げる。


「そうかい。今日は守に何か用事かい?」

「いえ、実はおじいさまとおばあさまにちょっとお聞きしたいことが……」


 とはいえ、国木田君に聞かれるわけにいかないし、何とか国木田君だけ外せないかしら。


 っていう状況で、何とかしないといけないと思ったみたい、ケロちゃんが国木田君に声をかけた。


「国木田君、先週の『おそ松さん』録画してませんか? 見逃してしまって……」

「え?」


 国木田君は一瞬私たちのことを気にしたようだけれど、すぐに天秤が『ケロちゃんと一緒におそ松さんを見る』に傾いたみたい。


「うん、じゃあ、奥で一緒に見よう!」

「はい! 助かります!」


 で、二人仲良く奥に退場。男の子って現金よね。


 さて、ケロちゃんにはあとで話すとして、私たちは目的を達成しなくちゃ。


「あのっ、私たち、ガードレールで亡くなった子について訊きに来たんですけど」


 私はおじいさまとおばあさまに訊いた。すると、おじいさまは驚いた顔をして。


(つるぎ)君のことかい?」


 と、私たちに訊いてきた。


 ええっ!? ガードレール幽霊って、勇者ツルギと同じ名前なの? 偶然?

 それとも、何かあるのかしら……?


伏線回収に向かって動いてまいりました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ