表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
CASE0  作者: 入呼律
6/11

第六話

 ここからは分岐で取り残された方、脳が無い霊長類のことを「空っぽの頭(エンプティ―ヘッズ)」と呼ぶね。ここからは分岐で取り残された方、脳が無い霊長類のことを「空っぽの頭(エンプティ―ヘッズ)」と呼ぶね。

 なんでって、分かりやすいし、かっこいいでしょ。

 続けるよ。

 四足歩行で、限りなく人類に近い遺伝子を持つ生物が、脳を持っていないのは進化学の観点からしておかしい。

 だってそれはつまり、脳が段々と発展して大きくなっていったんじゃなくて、突然生えてきた、って言ってるようなものだからね。

 次の進化先には立派な――まあ原始人並ではあるけど――脳があるのにその前の形態には脳そのものが存在しない。小さいとかではなく存在しない、というのはどういうことだって、私はさんざん考えたよ。

 ただ、現に化石から答えは出ている。君の手元にあるレプリカ、どう触ってみても脳が入るスペースがないだろう。頭の部分だけぺこりとへこんでいるよね。

 じゃあ、どう考えるか。

 その結論を出す前に、少し違う話をさせてもらうね。大丈夫、結論までの前振りと思っておいて。

 時間は先へ先へ飛んで、大体700万年後ぐらいの話。

 そのころの人類には少し異変が起き始めているんだ。

 どんな異変かと言うと……これがさまざまでね。

 あ! ちょうど読んでいるそれ、それを読んでもらえると話が早いんだよね。そんなに長くないし、ちょっと最後まで目を通してもらってもいい? ああ、ありがとう。

さっきまで読んでいたものと関係がある資料だからさ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ