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CASE0  作者: 入呼律
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第二十二話

2026年7月6日

 「あ、そういえばね」

 「そういえば?」

 真美は突然何かを思い出したようだった。

 「この前、学者さんと会ってきたよ」

 「学者? なんで?」

 真美はあたしをじっくり見ながら言った。

 「なんか、由衣ちゃんについて聞きたいからって」

 「え、あたし?」

 「そう」

 「なんで? 何を聞かれたの?」

 「なんでかは、説明されたけど忘れちゃった」

 真美の頭をぺちんを叩く。

 「覚えといてよー」

 「ごめん。でも聞かれたのも由衣ちゃんの普段の様子とかそんな感じだったし、後から本人にも電話するって言ってたから、まあいっかって思って」

 「それ、ほんとの人? 嘘言われてない?」

 「うーん、でも名刺見せられたよ?」

 「それだけじゃ判断付かないでしょ、変な人もいるんだから」

 「そうかなー。そんな感じには見えなかったけどね」

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