↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/40

ある神官の成長日誌 〜ジュール編・そのさん〜 38

 数時間後……。




 喉の渇きに耐え兼ね、どちらからともなく、目を覚ました。


「喉が……かわいた……」

「テーブルに……小さなワインの樽が……」


「あ、僕が取ってくるよ……」

「鎧戸を……開けます……」

 阿吽の呼吸で、部屋の中に月光が導かれる。ワインの樽を回し飲みして、一息ついた。




「やばい……僕の理性って……こんなに薄いの?」

「バルナス様……ご自分を責めないでください……。私(わたくし)も、同じ気持ち……なのですから……」

 思いっきり性衝動に負けてしまった自分たちに対する、自己嫌悪は……しばし続いた。



「でも……すっきり……したよね?」

「は……い……」

 2人は、抱き合った。どちらからともなく、唇を重ねる。




「ベッドで、作戦会議……しようか?」

「しましょう……」

 そのまま、ベッドに倒れこんだ。軽く唇を合わせあい、お互いの身体を、軽く撫でる。




「ええと……腕を砲口に……できる? ってところまで?」

「はい」

 見つめあう。キス。お互いの頬を撫であう。再び、キス。


「でも……腕は2本しか、ありません」

 ジュールは、自らの手のひらを見た。

「拳と……変わらないのです……」

 そのまま、拳を作った。



「深く考えすぎ……」

 バルナスが、ジュールの指を開いた。


「砲口なら……ここに……」

 ジュールの指先を撫でた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。