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ある神官の成長日誌 〜ジュール編・そのさん〜 34

「で、2発の時間差で、対処されたから……4発の時間差に、チャレンジしてみた?」

「です」

 ジュールがバルナスの胸に、顔を押し付けた。そのまま、おでこをグリグリ押し付けた。



「発射の反動で、後ろに飛んでしまいましたが……」

 バルナスは、無言でジュールの背中をポンポン叩いた。




「聞いてもいいかな?」

「???」

 バルナスの腕の中で、ジュールはコテンと首を傾げた。破壊的な可愛さである。



「かわいいっ!」

 バルナスは、ジュールを強く抱きしめた。

「♪」

 ジュールは、嬉しそうだ。




「聞きたいことがあるんだよね」

 しばし抱擁を堪能していたが……。バルナスが腕の力を緩めた。


「なんのお話でしょうか?」

 ジュールがゆっくりと、身体を起こした。2人の視線が絡み合う。



「ジュールの発想、どこから来てるの?」

 バルナスは、ジュールの眼を見ながら訪ねた。その金色の瞳には、いつもの知的な光が戻りつつあった。


「発想……ですか?」

 バルナスの瞳を見て、ジュールの瞳にも理性が戻り始めた。



 甘々の時間は、どうやらここまでのようだ。



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