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ある神官の成長日誌 〜ジュール編・そのさん〜 14

 時間は少し遡る。

「え?! ジュールちゃん?!」

 ジュールが飛ばされた瞬間、性悪猫リリスが大声をあげた。(リリスは人間である。獣人では無い)


「受け身は、取れそうだな……」

 神官戦士ドラナの目には、ジュールが受け身の体勢を取り始めたのが、見えていた。


「初日に、レイブンに投げられたのが、役にたったな……」

「アレ……本当に怖かったんだけど……」

 リリスは心底嫌そうだった。


 2人の脳裏には、彼ら4人が、初日の中庭で繰り広げた騒ぎが蘇ってきた。


 ドラナ曰く。

「レイブンによる、受け身講座」


 リリス曰く。

「灰色熊プロデュース、絶叫アトラクション! あれ……怖いんだからねっ?!」


 2人の様子からも、阿鼻叫喚の騒ぎだったのが、目に浮かぶ。


 その光景とは……。


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