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ある神官の成長日誌 〜ジュール編・そのさん〜 10
《もう少し、小さくしなくて……大丈夫?》
“いまは……この大きさで、お願い致します”
《いまは……ですか……》
大地母神は、ニヤリと笑うイメージを送ってきた。
《場所は?》
一転して、真面目な口調。
“両拳と、両肘で……お願い致します”
《両拳と、両肘。1発分の、1/4ずつ。発動トリガーは?》
“全て……別で、お願い致します”
ジュールは、さらりと……とんでもない祈りを行った。
《!!!》
しばらく間があった。
《いきなり、時間差4発ですか?!》
大地母神は、とても心配そうな様子だった。
《もう少し……段階を踏んでは?》
“レイブン様相手には……同時では、通用しません”
《ジュール。危険を感じたら、すぐに魔法を……手放しなさい》
とても心配そうだ。
“肝に銘じます”
《発動トリガーは?》
一転して、真面目な口調。
“右拳が……C。左拳が……Db。右肘が……F。左肘が……G。これで、お願い致します”
《1発分を、1/4ずつ。場所は、両拳と両肘。右拳が、C。左拳が、Db。右肘が、F。左肘が、G》
大地母神は、心配そうな口調で続けた。
《なにが起こるか、私にもわかりません。繰り返しますよ。危険を感じたら、すぐに魔法を……手放しなさい》
“ご心配、ありがとうございます”
ジュールは、あくまでもフラットだった。




