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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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【悲報】三十手前で母に泣きつく不憫王、「はい」しか言えないマシーンと、姫の小さなため息

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


月曜日 朝


声が……

ガラガラになった。


_| ̄|○


僕、

電話対応が仕事なんだけど。


声ガラガラ

咳ゴホゴホ

=仕事にならない。


(´;ω;`)


今の職場

まだメール対応のスキルもない。


結果。


【欠勤】


あああああああああああああああ!!!


(´;ω;`)ブワッ


……。


もうこれは。

誰かに泣きつくしかないのか。


(現金を。)



月曜日 夜


結局

今日もうとうとして終わった。


夕方、

僕は意を決して母に電話した。


_| ̄|○


「……あ、僕。」


「うん、奏。」


「実はさ……。」


骨折したこと。

足を庇って転んだこと。

歯医者へ行ったこと。

風邪を引いたこと。


そして。

今月まだ四日しか出勤できていないこと。


全部、

ぼそぼそ話した。


「……でさ。」


「お金がなくて。」


「少し貸してくれると……。」


(´;ω;`)


しばらく沈黙。


そして母はため息をついた。


「あなたねぇ。」


「そういうことはもっと早く言いなさい。」


「病院は?」


「ちゃんと行ったの?」


「そう。」


「……で?」


「いくら?」


「五万で足りる?」


「ちゃんと返しなさいよ。」


「ほんとにもう。」


「あなたもう三十になるのよ?」


「お兄ちゃんなんて、その頃には結婚して子どもも――」


…………。


ああ。


だから電話したくなかったんだ。


_| ̄|○


僕はここでも。


「はい。」


しか言えないマシーンになっていた。


それでも、

明日振り込んでくれるらしい。


「ちゃんと返しなさい。」


最後まで念を押された。


あああああああ。


なんで。


(´;ω;`)


なんで。


(´;ω;`)


……やっぱり。


お祓いアプリ。


入れた方がいいのかな。


隣で

姫が小さくため息をついて。


もう一度寝直した。

気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


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