【悲報】三十手前で母に泣きつく不憫王、「はい」しか言えないマシーンと、姫の小さなため息
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
月曜日 朝
声が……
ガラガラになった。
_| ̄|○
僕、
電話対応が仕事なんだけど。
声ガラガラ
咳ゴホゴホ
=仕事にならない。
(´;ω;`)
今の職場
まだメール対応のスキルもない。
結果。
【欠勤】
あああああああああああああああ!!!
(´;ω;`)ブワッ
……。
もうこれは。
誰かに泣きつくしかないのか。
(現金を。)
◆
月曜日 夜
結局
今日もうとうとして終わった。
夕方、
僕は意を決して母に電話した。
_| ̄|○
「……あ、僕。」
「うん、奏。」
「実はさ……。」
骨折したこと。
足を庇って転んだこと。
歯医者へ行ったこと。
風邪を引いたこと。
そして。
今月まだ四日しか出勤できていないこと。
全部、
ぼそぼそ話した。
「……でさ。」
「お金がなくて。」
「少し貸してくれると……。」
(´;ω;`)
しばらく沈黙。
そして母はため息をついた。
「あなたねぇ。」
「そういうことはもっと早く言いなさい。」
「病院は?」
「ちゃんと行ったの?」
「そう。」
「……で?」
「いくら?」
「五万で足りる?」
「ちゃんと返しなさいよ。」
「ほんとにもう。」
「あなたもう三十になるのよ?」
「お兄ちゃんなんて、その頃には結婚して子どもも――」
…………。
ああ。
だから電話したくなかったんだ。
_| ̄|○
僕はここでも。
「はい。」
しか言えないマシーンになっていた。
それでも、
明日振り込んでくれるらしい。
「ちゃんと返しなさい。」
最後まで念を押された。
あああああああ。
なんで。
(´;ω;`)
なんで。
(´;ω;`)
……やっぱり。
お祓いアプリ。
入れた方がいいのかな。
隣で
姫が小さくため息をついて。
もう一度寝直した。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




