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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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「ついてない」じゃなくて「憑いてる」お札を心配される不憫王と「伊能さんの情報網」

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


木曜日 朝


昨日の夜。


結局LINEで散々いじられ。


目が冴えて動画なんか見てしまい。


寝たのは3時頃。


……起きたらギリギリだった。


とりあえず姫にカリカリだけあげて。


昨日買った牛乳を一気飲み。


家を飛び出す。


骨は順調らしい。


でも。


まだ杖がないと歩くのはつらい。


早めに駅へ着いて電車に乗る。


当然のように座れない。


杖をついてヨロヨロしていると。


「あの……ここ、どうぞ」


若いお姉さんだった。


「ア……アリガトゴザマス」


思わず片言の外国人みたいなお礼になった。


(´;ω;`)


優しいお姉さん。


本当にありがとう。


でも。


……僕。


そんなに不憫そうに見えたのか。


_| ̄|○


早く治そう。


伊能さんのカルシウム。


今日もちゃんと飲もう。



木曜日 夕方


久しぶりの仕事は疲れるなぁ。


心なしか。


周りの視線も生暖かい。


風邪もまだ治りきってない。


まぁ。


明日行けばまた休みだ。


それでいい。


杖をついてヨロヨロ歩いていると。


「……長谷川さん、なんか久しぶりに見たよね。」


「うんうん。」


「あの人やばいよね。」


「わかるー!」


「『ついてない』って言ってるけどさ。」


「絶対なんか憑いてるよね。」


「あー!! 間違いない!」


「この間、おばちゃん達がさ。」


『長谷川くんにお札持って行ってあげた方がいいかしら……』


って言ってたよ。


「お札!!!」


「それいいじゃんwww」


「ァ ’,、',、(‘∀) ',、’`,、」


……。


頑張れ。


不憫王。



木曜日 夜


インスタントラーメンに味玉。


海斗にもらったきゅうりをマヨつけてポリポリ食べてたら。


ピロン。


伊能さん(仮名)からだった。


長谷川さん、本日出勤されたそうですね。お疲れ様です。


水分はしっかり取られていますか?


明日、粉末のポカリスエットを持っていきますので、

薄めてたくさん飲んでください。


骨折は甘く見ないよう、ご自愛ください。


……。


伊能さん(仮名)

今日いなかったよな?

なんで知ってるんだ?


謎いなぁ。


ポリポリポリ。


ピロン。


今度は颯太。


(=゜ω゜)ノぃょぅ


明日、お前の快気祝いな。


行く。


……。


まだ治ってない。


絶対

ただ宴会したいだけだろ。


とりあえず。


「猫缶忘れんな。」


とだけ返信しておいた。

気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


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