【悲報】親指骨折の僕、ミルキーで被せ物が取れてお尻から転倒する
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
水曜日 朝
今日は、なんとか仕事へ行こう。
そう思って、もそもそ起き上がる。
痛い方の足を引きずって顔を洗い、朝ご飯にしようと残っていた
ケークサレを持ってくる。
椅子へ座る。
「……っててぇ。」
普通に座るのも、立ち上がるのも痛い。
結局、ベッドへ腰掛けて朝ご飯を食べることにした。
ふと見ると、前に飴おばちゃんからもらったミルキーがあった。
……朝は甘いものだな。
そう思って口へ放り込む。
ガリッ。
「……。」
差し歯。
というか被せ物。
取れた。
Σ(゜д゜lll)?!
アアモウボクハダメダ。
今日も休んで歯医者へ行こう。
今日から月が変わる。
おちんぎんへのダメージは、まだ少ない。
……たぶん。
(´;ω;`)
◆
水曜日 昼
歯医者の予約が少し離れた場所だった。
歩くのも辛い。
……自転車なら、足の指に体重もかからないし何とかなるかな。
そう思った時点でもうフラグだった。
恐る恐る走る。
意外といける。
骨折した親指をかばいながら、無事に歯医者へ到着。
……その瞬間だった。
降りようとしてバランスを崩す。
思わず足の親指をかばう。
ガシャーン!!!!
「ゔゔゔ……」
僕は見事に、お尻から転倒。
自転車の下敷きになっていた。
「い……痛い……(´;ω;`)」
何事もなかった顔で自転車を置き、歯医者へ入る。
……痛い。
しばらく座っていると少し落ち着いた。
足はテーピング。
引きずって歩く。
どう見ても負傷者だったので、看護師さんも先生も優しかった。
取れた歯も、とりあえず応急処置。
……三千円。
泣けた。
いろんな意味で泣けた。
なんとか自転車で家まで帰り、そのままベッドへ倒れ込む。
…………。
明日。
行けるだろうか。
(´;ω;`)
◆
水曜日 夜
歯医者から帰って、近くにあったものを少しつまむ。
そのままベッドへ倒れ込み、気が付けば寝ていた。
……骨折してから、寝てばっかりだな。
まだ転んだ時のお尻も、腰も、親指も痛い。
よたよた起き上がる。
晩飯……。
食欲もないし、このままもう一回寝ようかな。
カップ麺でもいいか。
そう思っていたら。
ブロロロ……。
スクーターの音。
「(=゜ω゜)ノぃょぅ」
颯太だった。
「飯、作ってきてやったぞ。」
そう言って遠慮なく入ってくる。
姫の餌台の上に、うまそうなパスタとスープが並んだ。
体をひねって受け取ろうとした瞬間。
「いってぇぇぇ!!!」
「まだ痛むのか?」
「いや、今日さ……。」
歯医者へ向かう途中の転倒事件を話す。
「ププクククク……!」
「いやー、お前マジ持ってんな!」
「不憫王だな!!」
……言うんじゃなかった。
「まあ、それなら明日も休めばいいさ。朝飯も置いといたからな。」
「そんなわけにもいかないんだよう!!」
「おちんぎんがないからな!!」
(´;ω;`)
颯太は笑いながら、姫には缶詰とかつぶしをたっぷり。
「じゃ、おやすみ!」
スクーターの音は、あっという間に遠ざかっていった。
悔しいけど。
相変わらずメシはうまかった。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




