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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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不憫ドミノの開幕と、僕を気にかける優しいヤツら(と猫)※なお、颯太がスパダリすぎた件

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


月曜日 朝

昨日、お風呂場で滑って足の親指をぐきったので、朝一番で整形外科へ行った。


先生。


「骨折ですね^^」


(; ・`д・´)?!!


「隣の指を添え木代わりにテーピングしましょう。一週間後にまた来てください。」


「……はい。」

(´;ω;`)


ああああああああああ!!

自分のばかああああ!!!

おちんぎーーーーーん!!!!!


というわけで。


百均の杖が、また活躍する日々が始まりそうです。


_| ̄|○



月曜日 昼


テーピングと痛み止めをもらって帰宅した。


一話更新して、続きをぼんやり考えていると、急に眠くなってきた。


途中まで書いた話をそのままにして、ベッドへ潜り込む。


……今朝、痛くて早く目が覚めたもんな。


そんなことを考えていると。


ピコン

グループLINE。


颯太だった。


奏、クライアントの都合で予定してた昼飯なくなったんだけど、モールまで来れるか?

メシ奢るぞ!


……非常に。


実に非常に

非情なお誘いである。


いつもなら返信を待たずに飛び出している。


でも

動けない。


今骨折中につき断る。

メシはまた今度奢れ。


そう返信した。


(´;ω;`)


ふぅ。


職場にも、さっき明日休むって電話したし。


……とりあえず寝よう。


そう思って、僕は意識を手放した。



月曜日 夕方


……いつの間にか寝ていた。


隣で寝ていた姫も、いつの間にかいない。


……ん?


キッチンから、いい匂いと音がする。


むくり。

上半身を起こす。


その瞬間。


「ってぇーー!!」


足の親指に激痛が走った。


「お、起きたのか?」


台所からエプロン姿の颯太が顔を出す。


「怪我だから、普通の飯でいいだろ。」


そう言って持ってきたのは、


キムチチャーハン。

スープ。

サラダ。


しかも。

ベッドで食べられるお盆付きだった。


「来る時、ニトリで買ってきた。」


「……出来た嫁だな。」


思わずそう言うと、


「黙れ。それ姫の餌台用。」


……つまり。


僕は姫の物を借りているのか。


「てか、お前マジ不憫属性だな。」


(´;ω;`)


悔しいけど反論できない。

チャーハンは、うまかった。



月曜日 夜


颯太は晩飯の支度までしていった。


動かなくても食べられるように、おにぎり。

漬物。

カルシウムを取れと言って、ヨーグルトとゆで卵。


それらを紙皿に乗せて、ベッドの近くへ置いていく。


……マジで、あいついい嫁になれると思う。


「姫のカリカリも多めに入れといた。」


「また様子見られそうなら来るわ。」


そう言って帰っていった。


海斗もグループLINEを見たらしい。


転んで骨折とかジジイかよ!!!

(゜^∀^゜)゜。 ギャハハ!!!


やかましいわ!!


そのうち見舞い行くわ、と言っていたけど来なくていい。


明日は欠勤。

時間だけはある。


動けないし、と話の続きを書いて更新した。


ふと視線を感じる。


姫だった。


こちらを見上げて、


「にゃーん」


と鳴く。


……心配しているのか。

ご飯の催促なのか。

正直よく分からない。


でも。


僕は不憫かもしれないけど、

僕を気にかけてくれる人たちがいる。


猫も含めて。


それは、少しだけありがたいと思った。

気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


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