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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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ファミチキサンドは美味い!美味いは正義!!

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


給料日前。

財布の小銭を数えて、

「……よし、今日は歩けばいける」

って決意する。


夜。

仕事終わり。


疲れてる。

足痛い。

腹減った。

雨降ってる。


途中で何回も思う。


「やっぱ地下鉄乗ればよかった……」


でもSuica残高300円。


歩くしかない。


で、二時間後。

家の近くのコンビニに吸い込まれる。


僕はショーケースを見つめた。


おにぎり、128円。

カップ麺、198円。

焼きそば、398円。


そして。


ファミチキとファミチキバンズ。


「…………」


買った。


だって、

今日は二時間歩いたから。


これは実質カロリーゼロだし、

むしろ必要経費だし、

なんなら健康。

しかも、このファミマは追いタルタルもくれる。


そう自分に言い訳しながら、

アパートまでの最後の数分を、

ちょっとだけ幸せな顔で歩く。


帰宅。


靴を脱ぐ。


スマホを見る。


通帳アプリ。


残高。


「…………」


僕は静かに天井を見上げた。


「……明日から、もやし生活だな……」


そこに海斗からLINE。


『おーい明日奏んち集合な!』


『ファミチキサンドうまかった?ァ ’,、',、(‘∀) ',、’`,、』


「なんで知ってんだよ!!!!」


まったくもって油断ならない。

僕はこっそり辺りを見回した。

気が向いたら読んでみてください。


カクヨムにも同じ話をのせてます。


よろしくお願いします。


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