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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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ハゲと鬼婆のいない自由(ランチ)と、実家からのめんどくさい電話

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


火曜日 朝


今日は晴れている。


今日からやっとOJTが終わった。


もうクソハゲにも、鬼婆にも。

怯える必要はない。


たぶん。


シフトにもなった。

あと二日行けばまた休みだ。


なんだか少しだけ気が楽だった。


今日は特別に外で昼を食べようと思う。


給料も出た。

たまにはいいだろう。


そう思い。


僕はカップ麺を持たずに家を出た。



火曜日 昼


珍しく実家から電話があった。

折り返してみると、金曜日に祖父の墓参りへ行くらしい。

ついでに施設にいる祖母も連れて行くそうだ。


「会いたがってるよ」


と言われた。


ちょうど休みだ。


一日潰れるけど、まぁいいか。


そう思って行くと返事をした。


電話を切る。

しばらくスマホを見つめる。


んー……


やっぱりめんどくさいなぁ。



火曜日 夜


眠い。


すごく眠い。


帰宅して素麺を茹でる。

ずるずると掻き込む。


ヨドバシで頼んでいた前給(猫)用のかつぶしを開けて、カリカリの上に乗せる。


前給(猫)は満足そうだった。

僕も満足した。


たぶん。


「……すんごい眠い」


思わず呟く。

今日はもう無理だ。


そう思った。


思ったのだけど。


なんとか一話だけ更新した。

それで力尽きた。


明日も仕事だ。


あと二日行けば休み。

そう自分に言い聞かせながら布団に潜り込む。


もうダメだ。

寝よう。



水曜日 朝


だるい。


目が覚めて最初に思った。


前より仕事時間は短いし、昨日も早く寝た。


なのに疲れが抜けない。


そういえば。


朝ちゃんと起きて出勤する生活なんて、ここ何年もしていなかった気がする。


地元に戻ってもうすぐ3年。


仕事を辞めて戻り、半年ほど実家にいた。


その後、実家の改築と兄夫婦の同居が決まり家を出て、

派遣でコールセンターを転々としてきた。


でも今までの勤務はずっと午後だった。


12時から21時。

11時から20時。

13時から22時。


夜に話を書いて、更新して、時々ゲームをして

そんな生活だった。


身体が午後勤務仕様なんだろうなぁ。


いつか慣れるのか、

それともまた違う仕事を探すのか。


正直よく分からない。


でも。


今日も仕事はある。


あと一日。


そう思いながら、フラフラと家を出た。



気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


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