ハゲと鬼婆のいない自由(ランチ)と、実家からのめんどくさい電話
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
火曜日 朝
今日は晴れている。
今日からやっとOJTが終わった。
もうクソハゲにも、鬼婆にも。
怯える必要はない。
たぶん。
シフトにもなった。
あと二日行けばまた休みだ。
なんだか少しだけ気が楽だった。
今日は特別に外で昼を食べようと思う。
給料も出た。
たまにはいいだろう。
そう思い。
僕はカップ麺を持たずに家を出た。
◆
火曜日 昼
珍しく実家から電話があった。
折り返してみると、金曜日に祖父の墓参りへ行くらしい。
ついでに施設にいる祖母も連れて行くそうだ。
「会いたがってるよ」
と言われた。
ちょうど休みだ。
一日潰れるけど、まぁいいか。
そう思って行くと返事をした。
電話を切る。
しばらくスマホを見つめる。
んー……
やっぱりめんどくさいなぁ。
◆
火曜日 夜
眠い。
すごく眠い。
帰宅して素麺を茹でる。
ずるずると掻き込む。
ヨドバシで頼んでいた前給(猫)用のかつぶしを開けて、カリカリの上に乗せる。
前給(猫)は満足そうだった。
僕も満足した。
たぶん。
「……すんごい眠い」
思わず呟く。
今日はもう無理だ。
そう思った。
思ったのだけど。
なんとか一話だけ更新した。
それで力尽きた。
明日も仕事だ。
あと二日行けば休み。
そう自分に言い聞かせながら布団に潜り込む。
もうダメだ。
寝よう。
◆
水曜日 朝
だるい。
目が覚めて最初に思った。
前より仕事時間は短いし、昨日も早く寝た。
なのに疲れが抜けない。
そういえば。
朝ちゃんと起きて出勤する生活なんて、ここ何年もしていなかった気がする。
地元に戻ってもうすぐ3年。
仕事を辞めて戻り、半年ほど実家にいた。
その後、実家の改築と兄夫婦の同居が決まり家を出て、
派遣でコールセンターを転々としてきた。
でも今までの勤務はずっと午後だった。
12時から21時。
11時から20時。
13時から22時。
夜に話を書いて、更新して、時々ゲームをして
そんな生活だった。
身体が午後勤務仕様なんだろうなぁ。
いつか慣れるのか、
それともまた違う仕事を探すのか。
正直よく分からない。
でも。
今日も仕事はある。
あと一日。
そう思いながら、フラフラと家を出た。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




