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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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僕の変なTシャツは大体颯太のせい

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


今日も18時できっちり終わった。


ビルを出たところに、

ドキンちゃんがあった。


半月ここへ通ってるのに、

「なんかあるな」

くらいにしか認識してなかった。


「……子供の頃、

 見てたなぁ……」


そう思って、

思わず撫でた。


「(=゜ω゜)ノぃょぅ」


颯太だった。


「お前、

 ニヤニヤしながらそんなの撫でてたら事案だぞwww」


「なんでだよ!」


「明日から“戦力外”じゃなくて

 “事案くん”って呼ばれるぞwwww」


「お前のせいでもあるんだよ!!!(´;ω;`)」


颯太は悪びれる様子もなく言った。


「は?

 お前に一番似合うシャツを選んでるんだぞ(・∀・)ニヤニヤ」


「ありがたく着ろよwww」


腹が立った。


非常に腹が立った。


なので。


帰りにエスパルの中華惣菜屋で、

20%オフの弁当を奢らせた。


「今日は寝坊したけど、

 昼も夜も奢りだな!」


そう思うと、

少し嬉しい自分が悲しかった( ͡° ͜ʖ ͡°)


*****************


颯太が選んだ惣菜は大量だった。


チャーハン。

ビーフン。

春巻き。


さらに。


酢豚。

エビチリ。

エビマヨ。


なんか肉とピーマン炒めたやつ。

ブロッコリーとエビ炒めたやつ。


「……多くね?」


僕が聞くと、

颯太は平然と言った。


「ああ、海斗も来るってさ!」


「ヤラレタ……」


結局また、

僕の部屋で三人晩飯になった。


「おー、

 全然書けてねぇじゃんwwwww」


「最近更新ないもんねー!

 事案くん!」


「うるせえ!

 事案くん言うな!!!」


騒ぎながら食べていたら、

気づけば惣菜は全部消えていた。


**************


海斗も颯太も帰った後。


部屋は急に静かになった。


さっきまで騒がしかったのに、

今は冷蔵庫の音だけが聞こえる。


奏は机へ向かった。


パソコン。


起動。


「……少しだけでも、

 更新したいな……」


疲れていた。


眠い。


でも。


完全に止めたくはなかった。


カタカタ。


少し書く。


また止まる。


考える。


少し書く。


そんな感じで、

なんとか一話。


更新した。


「はぁ……」


奏は管理画面を開く。


PV。


4。


「…………」


少ない。


最高でも、

一日二十とか。


そんなもんだ。


「……まぁ……」


でも。


0じゃない。


少なくとも。


誰か一人は見てる。


読んでくれてる。


「…………」


それだけで、

少しだけ勇気が出た。


奏はまたキーボードへ手を置く。


続きを書く。


たとえ。


見てるのが、

あいつらだったとしても。

気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


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