どうせ人生戦力外だし(´;ω;`)
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
昼休憩。
昨日は牛丼だった。
贅沢した。
だから今日は、
休憩室で済ませる予定だった。
奏はロッカーを開ける。
カップラーメン。
まだ温存したい。
非常食。
最後の砦。
「…………」
今朝の寝坊は痛かった。
弁当どころか、
おにぎりすら持ってこれていない。
「……なんか買うか……」
奏は一度外へ出た。
ツルハ。
安い。
いつものルート。
だが。
今日は違った。
「……からあげくん食いてぇ……」
欲望だった。
完全に。
奏はローソンへ向かう。
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「からあげくんと……
なんかパン……」
パンコーナーをフラフラ見ていると。
ぽん。
肩を叩かれた。
「(; ・`д・´)!?」
振り向く。
海斗。
いた。
「何でいる!!!」
「いや俺営業だし」
海斗は普通に答えた。
「近く得意先あるんだよ」
「怖ぇよ……」
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海斗はニヤニヤしている。
嫌な予感しかしなかった。
「さっきさ、
そこのなか卯で飯食ってたんだけど」
「うん」
「近くの女子が話してた」
終わった。
直感した。
「“いつものアメリカがさー、
今日は戦力外だったよwww”」
「やめろ!!!!」
「“見た? あの人いつも変なTシャツ着てるよね!”」
「やめろって!!!!」
海斗は爆笑していた。
「人気者だな! お前!!!」
「ああ……」
奏は天を仰いだ。
「……詰んだ……」
何が詰んだのかは、
よく分からなかった。
だが。
確実に何かが終わった気がした。
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数分後。
海斗の奢り。
からあげくん。
ローソンの手作りカツサンド。
奏は近くの公園で、
モソモソ昼飯を食べていた。
風。
日差し。
鳩。
そして。
「……戦力外ってなんだよ……」
からあげくんだけが、
やたら美味かった。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




