【猫のケツを見ろ】「ぶえっくしょん!」~姫の顔面キックとゼロ行進の夜~
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
水曜日 朝
昨日は早く寝落ちしたせいか
今朝は少し早く目が覚めた。
あ。
そういえば。
昨日、前給の金額が出る日だった。
まだ寝ぼけ眼のまま、
スマホのアプリを開く。
(; ・`д・´)?!!
……。
す、少ない。
二千円くらいしかない。
僕は一気に目が覚めた。
銀行残高。
Suica。
PayPay。
バンドルカード。
財布の現金。
支払い予定日。
頭の中で、
ひたすら脳内テトリスが始まる。
次に前給できるのは来週。
給料日と重なる……はず。
残高を何度も見比べて。
何度も計算して。
……。
なんとか、
ギリ、間に合う。
……はず。
(´;ω;`)
ああああああ!!!
怪我さえしなければ!!
もう少し余裕があったのにぃぃぃ!!!
(´;ω;`)
……。
そして、
ふと我に返る。
ぼくわ
あさから
なにをしているんだ?
_| ̄|○
外は今日も雨だった。
◆
水曜日 昼
朝っぱらから脳内テトリスで頭を使ったせいか、
すっかり思考能力を失っている気がする。
とりあえず昼。
今日のお昼は、
お茶漬け。
特売で買ったお茶漬けの素と
タッパーに詰めたご飯。
休憩室にはお湯がある。
完璧だ。
きゅうりのキューちゃんも、
ちゃんとご飯の上に乗っている。
いい感じのアクセントだ。
明日はそうめんでもいいな。
そんなことを考えながら、
ふと顔を上げる。
向こうの席では、
伊能さんが豆を食べながら、
プロテインを飲んでいた。
……。
ブレないなぁ。
なんだろう。
うちの休憩室だけ、ライザップの控室みたいになってる。
僕はそう思いながら、
お茶漬けを啜った。
◆
水曜日 夜
今日もなんとかやり過ごせた。
「つかれたなー。」
誰に言うともなく、口から出た。
部屋に帰って、
姫を撫でながらため息をつく。
昨日更新した話は、
今日は誰にも読まれてない。
前から更新してる話も、
似たようなものだ。
別に、
商業作家を目指してるわけじゃない。
でも。
読まれないのも寂しいよなぁ。
ちょっと悲しくなる。
……。
こんな日は猫吸いだ。
なんなら、
猫のケツを見るのもいいらしい。
伊能さんが言ってた。
僕は姫をガシッと掴んで、
思いっきり吸った。
すううううううう。
……。
猫の毛が顔中についた。
「ぶえっくしょん!!!」
姫が飛び上がった。
そして、
僕を蹴飛ばして逃げていった。
……。
(´;ω;`)
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




