【底辺の俳句】「肉がある ただそれだけで 生きられる」~キンキンキラキラ金曜日の勝者~
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
金曜日 朝
キンキンキラキラ金曜日!!
今日も朝から帰りたい。
でも!
今日は!
野菜が来る!
肉が来る!
美味い飯が来る!!
宴会だー♪
宴会だー♪♪
肉がある
ただそれだけで
生きられる
奏、底辺の俳句
僕は鼻歌混じりで、昨日寝る前に仕込んでおいた冷たい麦茶を水筒に詰める。
朝ご飯は、100円だったバターロールにゆで卵を挟んで口に放り込む。
うむ。
冷たい麦茶がある。
それだけでちょっと幸せだ。
姫にも、
「昨日は気苦労をかけたのう……」
と、カリカリの上にたっぷりとかつぶしをかけて献上。
今日は帰ったら、
肉がある。
それを希望に
僕は隼号を発進させた。
◆
金曜日 昼過ぎ
今日は夜に宴会なので、
お昼は控えめに菓子パンにした。
お腹は空きそうだけど。
今のうちに空かせておきたい。
今日は何気に平和だ。
隣の少将と、
「冷蔵庫壊れてさー。」
なんて雑談をしていたら。
少将が真顔で言った。
「長谷川さん……。」
「最近、大変そうですよね。」
「お祓いした方が良くないですか?」
(; ・`д・´)
…………。
最近。
多方面から。
お祓いを勧められている気がする。
……。
ま、いっか。
◆
金曜日 夕方
帰りにスマホを見ると、
LINEが入っていた。
海斗
「おい!奏!」
「また女子の間で話題になってたぞwwww」
*****昼間、東口ベローチェ******
「少将と底辺コンビさー、今日楽しそうに話してたよね!」
「そうそう!」
「なんか底辺の冷蔵庫壊れたとかなんとかwwww」
「あー……底辺だもんねぇ。」
「あの人、いつもボケーっとしてるよね。」
「冷蔵庫も似てるんじゃない?」
「えーww 悪いよー。」
((´∀`))ケラケラ
*************
「ベローチェ居たら聞こえてきたぜwwお前、人気者だな!!」
。゜(゜^∀^゜)゜。ギャーハッハッハッハッハッハハッハッハッハッハッハ !!
…………。
なんだよ!!
僕なんか悪いことしたかよ!!
(´;ω;`)ブワッ
てか!!
なんで僕、底辺が定着してるんだよおおお!!!
_| ̄|○
颯太
「そろそろ女子から弁当配られるんじゃね?(^ω^)」
「くっそーー!!」
「もうあのTシャツ着ない!」
颯太
「ってか、お前職場に底辺Tシャツ着て行ってたのかよwwww」
海斗
「それ、自業自得じゃね?ww」
……。
そうだけどさあああ!!!
今日の宴会では。
海斗より肉を多く食ってやる。
そう心に誓いながら、
僕は家路についた。
◆
金曜日 夜
部屋に入る前から、
いい匂いがする。
今日は焼肉か?
……いや。
煮込みの匂いもする!!
バン!!
勢いよくドアを開けると。
「おかえり!!」
「底辺!」
「飯できてるぞ!!」
「底辺!!!」
……。
やかましい!!
ここ!!
ぼくんちだぞ!!
海斗はたくさんの野菜と、いつものビール。
颯太は焼肉セットに、タンシチュー。
姫への貢ぎ物まで忘れていなかった。
宴会だ!
え!ん!か!い!!!!
肉!!
にく!!
ニク!!!
「あ!!」
「それ俺のだぞ!!」
「やかましい!」
「場所提供は僕だぞ!!」
「野菜食え野菜!!」
「シチューまだある??」
「パン!!」
「それ僕の明日の朝ごはん!!!」
(´;ω;`)
焼肉とタンシチューの宴会は、
夜遅くまで続いた。
たらふく食べて。
たらふく笑って。
僕たちはそのまま床に転がった。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




