↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
129/131

【冷蔵庫潤し隊】海斗の野菜、颯太の肉!~前給テトリスと救済の宴会予告~

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


木曜日 朝


疲れてたのか、

目が覚めたらもう

8時過ぎてた。


てか。


配送時間、8時から21時。

幅あり過ぎだろう。


(´;ω;`)


とりあえず。


冷蔵庫の中に残ってるものを出して。


配送の人が運べるように、

動線を確保しなくては……。


僕はまとわりつく姫をなんとかかわしながら、

部屋を片付け始めた。


見えないふりをしていた、

膨大な物の数々。


……。


お金ないのに、

なんでこんなに物あるんだ?


(; ・`д・´)


そう思ったけど。


よく見たら

ほぼゴミだった。


捨てようと思っていた物。


捨てる機会を失ったまま置いてある物。


捨てるはずなのに、


なぜかずっとある物。


……。


僕。

捨てられない人じゃなかったはずなんだけどなぁ。


(´・ω・`)


まぁ

これも掃除するいい機会か。


そう思いながら。

僕はせっせとゴミ袋をいっぱいにして、

冷蔵庫を運べるスペースを作り始めた。



木曜日 夕方


お昼過ぎ。


やっと連絡が来て、

冷蔵庫の入れ替えをした。


姫は突然やってきた見知らぬ人たちと、

大きな冷蔵庫にビクビクしている。


中身を空にした古い冷蔵庫を見た業者さんが、


「え?これ?」


「まだ新品に近いですよね?」


「保証対象では?」


と、不思議そうに聞いてきた。


僕は死んだ目で、


「……二か月遅かったんです。」


と答える。


「ああ……。」


(察し)


デスヨネ!!!!!!


新品の冷蔵庫は、

電源を入れてもすぐには使えない。


クーラーボックスに避難させていたものも、

ほぼ溶け切って廃棄。


冷蔵品も、

結局ほとんどダメになった。


(´;ω;`)


精神的にも。

経済的にも。

大ダメージなんですが。


なんとかしてください。

カミサマ。


僕は部屋の隅にあったカップ麺を啜りながら、静かに叫んだ。


_| ̄|○



木曜日 夜


夕方、小雨の中、とりあえず全滅した食料品を少しだけ買い足しに行った。


明後日また休みだし、主なものはその時に買おう。


とりあえず牛乳と、明日の朝に食べる卵とパン。

それから今日食べられる何か……。


てかさ。

リサイクル料4,730円!!


(´;ω;`)


しかも!


げ!ん!き!ん!!!!


うわああああああ!!!


(´;ω;`)


僕は自転車を漕ぎながら、思わず大声を上げた。


近くにいたおばあちゃんがビクッとしていた。


おばあちゃん、ごめんなさい。


もう財布の中身は瀕死状態だ。

とりあえず最低限必要なものだけ買って帰り、布団の上に財布の中身を並べる。


そして始まる。

脳内テトリス。


これを払って。

こっちは前給で。

次の給料まであと何日で……。


じっと財布を眺めていたら、アイツらからLINEが来た。


海斗


「死んでるかー?」


「冷蔵庫来たんだろ? 明日の夜、野菜持ってくよ! 楽しみにしてろー」


颯太


「俺も行くわー。また飯作るよ。肉持ってく! 飲もうぜー!」


(´;ω;`)


たすかるううううう!!!


ちょうど部屋も少し片付いてるし!


なんなら先に来て、作って飲んでてもいいのよ!


食料品が来るなら、好きなだけ部屋で宴会してもかまわん!


僕はちょっとだけ安堵して、前給の振り込みを確認した。


そして。


冷蔵庫がなくても食べられる、

ぬるいそうめんを啜る。


今日は二話だけ更新して。

もう寝ようかな。



気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。