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〜第4目〜 友達思い…鷹

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

【鷹編】

(るり)〝とりあえず、室内に戻ろうよ!〟

(鷹)〝それがいいな。早く戻るぞ!おい、ひろき聞いてるか‼︎?〟

ザパーンッ

(るり、鷹)〝えっ!?〟

(鷹)〝ひろき…うそだろ…〟

(るり)〝ひろき君が、海に落ちちゃった‼︎私、先生呼んでくる!〟

(鷹)〝くそっ‼︎この感じだと、間に合いそうにない!もうそろそろ、島に着くだろうから、きっと、浜辺が近いはずだ!今助ける!〟

ザパーンッ

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

(鷹)〝はあはあ…〟

浜辺に上がると、自分達の乗っていた船から、先生達や生徒が降りてきた…

(黒田)〝おいっ!お前ら大丈夫か!?〟

声をかけたのは俺の通う学校の黒田先生だった…

(るり)〝鷹君!大丈夫!?〟ひろき君は⁇〟

(鷹)〝あぁ、大丈夫だ…、それよりこいつを!〟

黒田先生にひろきをみせるとすぐに応急処置をしてくれた。保体の先生は、こういう時にとても必要な存在だ。それを実感することができた…

黒田先生の処置によって、ひろきは息を吹き返し、一瞬目を開けたが、また閉じてしまった…

(黒田)〝とりあえず大丈夫そうだ。この子を近くのホテルへ連れて行きなさい…休ませないと。 〟

この島には大きな病院が一箇所しか存在しない…だから、この企画で、怪我人や病人が休ませるためにホテルを使わせるのだろう…

(輝)〝なら、俺が連れて行きます…〟

そう言ったのは、ひろきの高校からの友達の宇川 輝だった…

(黒田)〝そうか、じゃあ君に頼むよ…るりさんは鷹君を連れて行きなさい、これじゃあサバイバルなんてできないからな…〟

(るり)〝分かりました。行こう、鷹君。

(鷹)〝あぁ、すまないな…〟

(るり)〝お礼なんていいよ…鷹君が助けてくれなかったらひろき君は死んでたかもしれないし…〟

(鷹)〝俺は別に親友として、やるべきとこをやったまでだ…〟

(輝)〝ふふっ、君はいいやつだな…親友のために海に飛び込むなんて、すごいことだよ…俺もそんな風になりたいな。君を尊敬するよ。〟

ひろきをからっている輝が言った。

照れる俺…それを見て笑う二人

やはり、日々平和だなと思う。この二人ともっと、仲良くやっていけそうだ…

ホテルへ着き、部屋を借り、ひろきを休ませた後、俺も別の部屋を使い休むことにした…

今思うと、ひろきがとても羨ましい…、恋人には心配されて友達にも面倒見てもらって…

(鷹)〝いいよな〜、あいつ…〟

そんなことを思っているといつの間にか寝てしまった…

目が覚めたのは、ホテルの中。妙な匂いとともに、大きな悲鳴が聞こえたからである

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