〜第1目〜 赤芽咲島へ…
船に乗っていると、室内では他校の生徒がうるさくデッキの方へ出た。
この企画は誰でも参加は可能らしい…、だから勉強してそうな生徒がうじゃうじゃいるのだろう…海を見ながらそう思った。 後ろから気配を感じる…振り向くと俺の彼女、石井るりがいた。彼女とは中学時代からの付き合いだが、高校では別々になった。まあ無理もない…こんな高校に彼女は向いてないだろう…。彼女はサバイバルをするような子ではないが、きっと俺目的で来てくれたのだろう…いや‼︎そうであってほしい!
(るり)〝どーして、デッキにいるの⁇室内に入らないの⁇〟
(ひろき)〝いや、他校の奴らがうるさくて、いやなんだよ…〟
(るり)〝そっか、うるさいのは、ひろき君嫌いだもんね…〟
(ひろき)〝海みたいに静かな所が好きだよ〜…海はいいよ、静かで、カモメはいるし、音がなる時も綺麗な音だから…〟
今思えばどうかしてる…銃を使った仕事に就くためこの高校を選んだのだが、静かなところが好きって、この俺がいる高校とかみあっていない…、でも、自分の進みたい道を選んだまでだ…。
(鷹)〝おーい、お前らイチャってんなよ〜〟
こいつは、俺の親友の坂峠 鷹だ。
良い奴だが、うざいときはうざい。
でも、それを分かり合える仲なのだ…まあ、チャラ男のようなクラスのどこかに存在するようなキャラだ。
(ひろき)〝別にイチャってね〜よ!ただ、話してただけだよ!〟
(鷹)嘘つくなよ!
(るり)〝鷹君、ひろき君は嘘をついてないよ〜…〟
(鷹)〝じゃあ何をしてたの⁇〟
(るり)〝海の話をしてたんだよ…。〟
(鷹)〝海〜⁇なんだ、男のロマンの話でもしてたのか⁇〟
(ひろき)〝ちげーよ。海は綺麗だなってことだ…〟
(鷹)〝なんだよ、それ…。〟
この二人と話をしてたとき、いきなり、びゅうっ!と強い風が吹いた…
このとき、なぜか、嫌な予感がしていた。 海水の色、波の流れ、風が強い、なんだろう、この気持ちは…目眩がする…
(るり)〝とりあえず、室内に戻ろうよ!〟
(鷹)〝それがいいな。早く戻るぞ!おい、ひろき聞いてるか!⁇〟
ザパーンッ
(るり、鷹)えっ!?




