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前向きに‼レジ業務体験記  作者: 登本


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27. 6月 気まずい

 今日も、出勤だ。連続勤務4日目、突入だ。きつい。この会社、最高5日勤務okらしい。私は金儲け‼その一言でガンバるのだ。


 やる気、元気、根気。


 父の日。売れる、寿司とアルコール。バーベキューかな?焼き肉用の肉も⁇さらに、プレゼントの包装依頼。残念、レジではビニール袋一択だ。ラッピングはサービスカウンターへどうぞ。子どもが来た。小学生だ。6缶パックのビールを持って、

「お母さんや、お父さんは?」

「いません。」

 そうだよね~見当たらないから、いないか…

「未成年には売れないんだよね~ごめんね。」

 断った。ビールに限らずアルコール飲料は、昔と違い厳しいのだ。売った私も罪になる。ダメな物はダメなのだ。たとえ、プレゼントでも…気まずい。


 次は、出た〜出た〜、カゴにモリモリの客だ。カートを片手で押しながら、商品を上下2カゴへ、無理やり入れて、手にも持っている。おまけに、カゴ間違っている。自分のmyカゴへ商品を入れてる‼どーして、店のカゴへ入れないのだ‼

「ごめんね~間違えて自分のカゴへ入れちゃった。自分で詰め替えるから、間違えたカゴからしてくれる?」

「ハイ」

 よういドン、スタート。ピッピッ、デザートやパンはカゴの外へ出して、最後に入れる。重い物は、飲料だ、カゴへ入れる。卵は出す。長すぎる、ネギもゴボウも出す。ケーキが、出て来た、出す。出す。あれ⁇精算カゴへ入れないと、もうカゴの外へ置く場所がなくなって来た。焦る。焦る。オー‼缶詰ある。奥底に置くと一番安定するのだ。次、トマトだ。最悪だ。缶詰の上には置けない。置く場所は後で、考えよう!さらに出す。かまぼこ、ちくわ、コンニャク、じゃがいもキター。生姜に豆腐のオンパレードだ。豆腐の上はトマトだ。決まった。と思ったら、温かい焼き芋ある。少し潰れてる。ドコに置いたら良いのだ。以前、豆腐の上に置いたら、注意された。冷たいものの上には置けない。ましてや、トマトの上に置いたら、ホットトマトになる。ちょっと、止まるピッ。

「アッ!それ食べるから、手に持つから」

「はい、どうぞ」

 ヨシ、難関は突破した。後は上に乗せるだけだ。今日は上手くいくぞ、

「ごめ〜ん会計分けてくれる?」

 えっ、ドコからわけるのだ?

「ケーキと焼き芋は別だったの忘れてたのよ。」

 えっ‼マジかよ。ケーキは、結構前に打った気がする。落ち着け。もう、素早くは出来ない。全てが、もう遅いけど…

 最後のカゴまでスキャンをしたが、到底2カゴに収まるわけもなく4カゴになった。無理だった、せめて3カゴにしたかった。気まずい。でも、終わりだ。クーポンが出て来た。

「どうぞー」

 渡すために、ビリッと破って手渡しをする。

 アッ、破った場所が悪かった。クーポンを手に持ち、お客サンと見つめ合う。クーポンが真ん中で破れてしまった。

「すいません。大丈夫です。大丈夫です。」

 タブン。大丈夫。セロテープで修正して渡した。さらに、気まずい。


 夜だ。19時前のお客は急いでいる。早く帰ってご飯を食べるためだ。もしくは、作るため⁇惣菜もしっかり活躍するメニューを考えて?買い物をしている。鬼気迫る顔と声で、

「チャージをして‼」

「ハイ‼」

 電子音が鳴る。素早い動きでカードも財布へinだ。

 さらに急ぐから、カゴを持って早歩きだ。

 ア〜イヤ〜‼待って、止まって、

 私は、走る。

「お客さま〜」

 息がすぐ切れる。ハア、ハア、

「お、お金下さい。イエ、カード下さい。お会計まだです。さっきの音はチャージ音です。」

「えっ」

 気まずい。でも、カネ、クレ。


 今日も、順調。

 明日は休みだけど、ガンバるぞ。





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