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前向きに‼レジ業務体験記  作者: 登本


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24. 5月 いじわる?

 今日も、ガンバるぞ!

やる気、元気、根気。

 私の手には、違算報告書が2枚もある。

なぜ2枚⁇単純に2回昨日出したのだ。

「信じられない‼1日に2件も出したの⁇」

皆さん驚いていた。私だって、1件だと出社したらまさかの2件、驚きと、か、悲しみ。

報告書と言っても本部に行くわけではない。お店で把握するだけだ。いつ、どこで、どういった状況で発生したのか?を書き記す。そして、これからどうするか?をさらに書く。

 昨日の2件目は、クーポン件の有効期限切れだった。普通に値引き処理をしてしまった。〇年〇月〇日の表示確認ミスだ。

クーポン券以外にも、色々な金券がある。卵券、お米券、ビール券、アイス券、地域独自の商品券だってある。ソレ、全てではないが有効期限があるのだ。今日は、何日か?を確認した後、有効期限の確認をするのだ。私の場合、今日の日付が頭に残って間違えた。私は変な所でミスをする。気を付けてもする。じゃあ、何も考えなきゃ良いんじゃないか?と言っても考える。

 店長は優しかった。

「人には色んなペースがあります。登坂サンは、確実に上達してます。頑張って下さい!」

と言われた。嬉しかった。

「ハイ。頑張ります。」

と返事して、レジに行く。


 最近、レジをしていて、意外と多いのが、財布忘れだ。お金がない、と支払いになって気づく。この場合、近所なら一旦家に帰って、来る人もいるが、全てキャンセルになる場合もある。精算カゴ全ての商品を売り場へ戻さなければならないのだ。アイスや生鮮食品は急いで売り場へ戻すが、それ以外は、サービスカウンターへ渡す時もある。手が空いてる人が売り場へ返すのだ。今日は、私のレジから出た。玉ねぎとビールだ。いつもなら、売り場へ戻す、予定が、人の波が途切れない。ジャマになるからサービスカウンターへ

「すいませーん。玉ねぎと、ビール直して下さーい。」

と、頼んだ。

「はーい」

と山野サンが返事をくれたと思った。


しばらく経つと、私が置いた玉ねぎも、ビールも置き放しだ。あれ⁇誰も、時間が空かないのか?ハッ‼もしや、イジメ⁇沢山ミスしたから⁇お前の言うこと聞けるかーッテやつか?ショボ〜ン自分で戻すか…

サービスカウンターまで歩く。山野サンが、

「登坂サ〜ンどこを直すの?」

と、ヘンテコな事を言ってきた。ドコって⁇全部でしょ⁇

「玉ねぎとビール両方です。」

「袋詰めかな⁇見てもわからないから、教えてほしくて…」

「ええっと⁇売り場の位置がわからないンですか⁇」

2人で話が通じてない。と、言うことが通じてる。困ってしまった。

「とりあえず、自分で行きますね。コレ直します。」

で、初めて分かったこと。なおす、は、方言だったのだ。標準語ではなかった。びっくりした。直すは、元に戻すの意味で私は使っているのだ。東北地方の人は使わない…

 なるほどね、

「これ、キャンセルするわ。」

と、お客サンに言われて

「はい、売り場へ直しますね。商品を、いただいて良いですか?」

と、伝えたところ、変な顔をされた。

変な顔、するはずだ。

そうか…

使わないのか。気を付けよう。

いじわる?されてなかった。ヘヘヘヘ(笑)


明日も、頑張るぞ!



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