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56.見えない他者に影響される

 別に幻覚が見えるわけではないです。


 小説投稿に関して、私がユニークアクセスやPVにどのように影響されるのかを少しばかり説明しておこうかと。いや、こんなことを説明されたところでどうしようもない気はするんですけどね。


 小説家になろうでは、投稿された小説は自動的にアクセス解析されてユニークアクセス数やPV数を知ることができます。


 その数に私は一喜一憂する人間でした。


 そういう統計というか、移り変わる数字が好きで毎日毎日それを確認していた時期もあります。


 そうすると、自分の小説がどのくらい読まれているのか、そしてどの当たりで読者に斬られるのか、というのが分かります。


 悲しいことに、大抵の場合は一話が最も読者が多く、後は話数に従って次第に減っていきます。


 それが滑らかな曲線を描いていればいいのですが、私の場合、二話目で急降下し、三話目にも急降下して……みたいな感じで、次第に0へと収束する曲線を描いてたような覚えがあります。


 もっとも、それは投稿間隔が長かったから、というのも大きな原因だったのでしょう。一番の原因は作品の面白さが(ry


 そして、読者が少なくなるにつれて書く熱意が薄れて、最終的には小説を削除してしまう、ということがよくありました。


 問題なのは、その逆です。


 めでたく、私にしてはそれなりの方に興味を示せてもらった小説が何作かありました。一話目で感想を貰えたりして、嬉しかったし、アクセスもけっこうあったりして。


 しかし、続きを投稿していくに従った自然と読者は減っていきます。それは当たり前のことです。けれど、その減り方、というのが問題になってきます。


 その減り方が大きいと、物語に何か問題があるのではないか、とか色々と考えてしまうわけです。自分の好きな風に進めることよりも、より多くの読者に受け入れられるような展開にしたいな、とか思ってしまう。


 けれど、やっぱり自分の好きな方に進めたい気持ちもある。そうして、考えるのが面倒になって続きを書くのを止めて小説を削除してしまう。


 人気が出ようが、人気が出まいが、どちらにせよ小説を削除してしまうことばかりでした。


 だから、私はこのように予約投稿機能を使って最後まで書き終えてから連載する方が向いているのです。


 もっとも、そうするにはまず書きあげないといけなくて、そのハードルも高いのですが。


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