13.何かしたい、けれど何もしない
自分はとにかく何でもしたい人間でした。嫉妬心が強くて、独占欲も強くて、他人がしていることは自分でもしたくなることが多かった。
やりたいことが大量にあって、けれども現実的に考えると全てをやるのは時間的にも経済的にも不可能で、取捨選択をしなくてはいけない。
連載第8回の『取捨選択が下手だった。でも、後悔していないと思う』でも触れましたが、自分は取捨選択が下手な人間でした。
だからどうしたか。
何も選択をしなかった。
何かを選んだら、その時点で他の選択肢を切り捨てることになり、可能性が消える。何も選ばなければ、色々なことをする可能性は維持できる、そう思ったからこそ何も選択をしないで時間を潰してきたのだと思います。
時間を潰す、といのは少しおとなしい表現です。もっと相応しいと思うのは英語でいうkill timeの方かも知れない。ネイティブが感じるニュアンスがどうかは知りませんが、直訳すれば『時間を殺す』となって、こっちの表現の方がしっくりきます。
私は時間を殺してきた。自分の時間を殺してきた。
やりたいと思っていることがあるのに、それをしないで時間を殺した。命を無駄にしてきた。
可能性を捨ててしまうことが惜しくて、選択しないままでいて、結局は多くの可能性を失うという結果になった。
自分の具体例を一つ上げてみますかね。
いや、読めばけっこう『こいつバカじゃねwww』とか思ったりする人も居ると思うけれど、自分と同じような人は多く居るんじゃないかと思います。
私は小説を書きたかったし、イラストも描いてみたかった時期がありました。
自由な時間の時に、さて何をしようか、と考えて『小説を書く』か、それとも『絵を描くか』で悩んだことがあります。
『うーん……10分後に決めよう』みたいなことを考えて、選択を先伸ばして、ネットを彷徨ったりして時間を潰して、結局は何もやらずに時間を無駄に過ごす。
そんなことを来る日も来る日もやった様な時期がありました。
選択することから逃げて、現状維持をすることにして何もせずに時間を浪費する。
さて、13回まで続けていて今さらなことですが、「チラシの裏にでも書いておけよ」とか、「ブログでやれよ」とか思う人が居る気がしなくもない。
しかし、私はこの『小説家になろう』というサイトで、エッセイを連続投稿してみたいと思った。
そう思った、だから投稿してみる。
前にも似た様なことを書いたけれど、、理由はそれだけで十分な気がします。




