14.躓いて、最初に戻る
これは勉強でよくなりました。
例えば、数学の勉強をして分からないことに直面する。うんうん唸って考えて理解するのはメンドクサイし、どうせなら最初からやって完璧にしよう。
そんな具合の考えで教科書を最初からやる。
お陰で数学では因数分解が得意になりました。因数分解だけが得意になりました。何やってたんだろうか。
分からないことに直面したら、まずは何が分からないのかを把握するのが最初の一手だと思っています。言葉の意味が分からないのか、概念が分からないのか。何が分からないのか分からないのか。
分からない用語が出ればそれについて調べればいい。
概念が分からないのならば、理解できるようそこで立ち止まってまずは考えてみる。
分かりそうにないと思ったら、ちょっと先へと進んでみる。
何が分からないのか分からない時は、前に戻ってもう一度やり直してみる。
取れる手段の例は、そんな感じでしょうか。
もっとも、分からない用語が出てそれについて調べたらさらに分からないことが出てき……というのもよくある話です。
私の例を挙げれば、自然数って何だろうと思って調べていき、ペアノの公理とかデデキントの切断とか、そういう単語が出てきたりして「それって何なの?」となって、さらに調べていき集合論や数学基礎論へと行きついたことがあります。
元々の問題から掛け離れた場所にいつの間にか居ました。
根本的に理解できなくても先へは進めることもありますし、そういうケースでは深く考えない方が得策な気がします。
上記の例でいうなら、受験数学を勉強する為に集合論を学ぶ必要なんてないわけですし。
話を少し戻そう。
何か新しいことに取り組んで、壁にぶつかったな、と思ったらまずは現状を確認することが最初の手だと思います。
問題点を確認しないで、もう一度はじめからやり直そう、と安直に決定するのは時間の無駄に繋がりかねません。
私はそれでかなり時間を無駄にしました。
教科書、参考書は最初の方のページは使いこまれているのに、後ろのページは綺麗だったりします。
分かり切っていることを、改めて考え直すというのも大切なことです。
けれど、前に進むことが目的ならば、たとえ面倒でも辛くても分からないことや、解決しなければならないことに、時間を掛けて取り組むことは必要なことです。
そうは分かっていても、実践するのは難しいものだと思います。




