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Chapter 3 三ヶ月後
マルクがため息をつく三日前。
「ユーグ!来てたの?!」
少年の声が響くと、ユーグは振り向いた。少年が走ってくるのが見える。
「ああ」
ユーグは、村長と少年の父親から、村の近況について聞いていた。
村が独立を宣言してから約三ヶ月後。ユーグは、旅の途中で村の近くに来たこともあり、様子を見るために立ち寄っていた。
ユーグが少年の頭に手を置く。
「少し、でかくなったか?」
「たくさん食ってるからね!それに、最近は獲物も獲ってるんだ!」
「そうか」
「まだユーグみたいに熊はむりだけど」
「ああ、それはやめとけ」
父親が苦笑しながら、ユーグと息子のやりとりを見ている。
「泊まっていくよね?!」
少年は興奮した様子でユーグの手を引く。
ユーグは少し考えた後、村長と父親の方を見る。二人は何も言わず、笑顔で頷く。
「ああ、そうだな」
「しばらくいるでしょ?!」
「む…」
再び二人の方を見る。二人の反応は変わらない。
「…そうだな。数日、世話になる」
「やった!ね、ね、罠の作り方教えてよ!」
「ああ。ウサギでいいか?」
「うん!」
少年は目を輝かせて頷いた。




