3 キャンセル料騒動とセカンドオピニオンについて
筆者:
ここでは病床の無い病院に関しての問題について述べていこうと思います。
最近問題になったこととして「キャンセル料騒動」と言うものがあったのですがご存じでしたか?
これは下記の朝日新聞の引用によると、
『厚労省が3月に出した医療機関向けの通知では「予約に基づく診察の患者都合によるキャンセル料」としか示しておらず、選定療養に限ることが十分に伝わらず、どの医療機関でもキャンセル料をとることができるといった誤解が広がった』
https://www.asahi.com/articles/ASV5Y3Q6QV5YUTFL014M.html
と言う一件でした。
結局のところキャンセル料を取ることが出来るのは「「選定療養」を地方厚生局に届け出ている医療機関」であり、直前に患者が自己都合でキャンセルした場合に限られるようになりました。
質問者:
キャンセル料を取れるようになれば医療機関としては収入が増えることになりそうですから真剣みがありそうですよね……。
筆者:
恐らくは色々な意見が出ることが分かっていたところを敢えて曖昧にして、国民側からも反対意見の方が強かったので少し医療機関にとって厳しい規定にすることで曖昧な部分を確定させたという感じなんだと思いますね。
ちなみにキャンセル料を取ることに妥当性があるかについてネットでは世論が二分しました。
医療機関に行けば分かると思うんですけど、例えば「10時00分に予約」したとしても必ずしも10時に診察を受けられるとは限りません。
勿論前の方が長引いた――という事も考えられるのですが、「10時00分に大量に予約させている」所も多いんですね。
そのために「予約させる側もキチンと時間を守れ!」と思っている患者の方も多いわけです。
一方で医療機関も無断又は直前でキャンセルされたりすると「待ちぼうけ」を喰らったり、「その分売り上げが上がらなかった」という事もあるので肯定的な意見もあったのです。
質問者:
筆者:
この現象が起きている要素の一つとしては前回の項目で語ったように「保険料を上げることが出来ないために”点数”で稼ぐしかない」と言う要素です。
病床を多く備えている病院では「入院」で稼ぎますが、そうでない病院の場合は「診察人数」で稼ぐしか無いわけです。そうなると数分でパッパと診ていくしか無いわけなんです。
※勿論ですが、病院ごとに違いますし、担当の科でも違います。
質問者:
なるほど……結局のところ慈善事業では無く生活のための職業としてやっている以上は採算が合わなければお話にならないですからね……。
筆者:
一方で患者側としても「時間を守られていない」と言う感じがしてしまうので不満が多いのも事実です。
病院が遠い場合は病院に行って長い時間待って診察を数分受けて帰る――これだけのことで半日を消費しかねません。
質問者:
筆者:
現在においても病院の混雑状況を把握するためのアプリ
https://smoothq.jp/
https://busy.8131.jp/usecase/clinic#examples みたいのは存在するんです。
これで登録している医療機関であれば空いている時間を探したりすることも可能なのでこれを有効活用することが大事だと思います。
これプラスの条件として分刻みでの予約を入れることができるようになり、予約より「何分早い又は何分遅い状況です」と表示されれば何分後から診察を受けられるかがわかるので、その後の見通しが立ってイライラせずに済むのです。
質問者:
確かにいつから自分の診察が始まるか分かれば少しはイラつきは収まりそうですよね……。
筆者:
正直なところ、ただでさえどこか悪い状態の方ばかりが集まってい陰鬱な空気が漂っています。
薬臭い感じも相まってあの病院の空気感が僕はとても苦手ですね。
あまり悪くなくても悪くなりそうなそんな感じがします。
保険証を出して順番待ちの手続きをして外に出て直前だけ病院に戻ると言った選択肢があっても良いと思うんです。
でも、「あと何分で自分の番が来そうだ」という事が分からなければやりにくいですよね?
現状行った際の待ち時間は分かりますが予約した人があと何分待ちなのか? が分かることも重要なのかなと思いますね。
質問者:
確かに偏見かもしれませんけど、病院って頻繁に換気をしている感じもしませんしね……。
※ちなみに日本環境感染学会では医療機関は1時間で2回以上換気する事が求められているために単にイメージの問題だけの可能性もあります。
筆者:
ともかく、前の項目でも語りましたが、医師になるための勉強、労力と時間、設備投資費用などを考えたら患者が「金のなる木」としてしか見ておらず、
根本治癒をしてくれる素晴らしいお医者さんに出会えるかどうかは「ギャンブル」と言っても過言では無いのです。
診療機関をレビューするサイトもありますけど、いい医者が意外とマックス☆5の中で「☆3」しか無かったりしますからね。
手術をゴリ押ししてきたりするなど「過剰医療」を強いる医者に遭遇した場合は同じ科の別の医者であるいわゆる「セカンドオピニオン」に診てもらうなど、患者側としても対策を取る必要があるのかなと思いますね。
質問者:
確かに1回の診察数分でされてしまったら精度の高い診断がされている感じがしませんよね……。これも社会保険の構造上仕方のないことなのかもしれませんけど……。
逆に自分は症状を重く感じていたのに「経過観察」などと軽い扱いで言われた場合もセカンドオピニオンに診てもらった方が良いんでしょうか?
筆者:
そうですね。たまに重い病気をレントゲンでも見過ごしちゃうこともありますからね。
健康に関しては意外と「自分のカン」みたいなのが結構大事なのかなと思います。やっぱり自分の身体は自分が一番分かっていると思います。
そうなると、良い時と比べて大きく不調を感じたのに医者の診断となんか合わないなと思ったときは納得いくまで調べた方が良いかなと思います。
人生一度きりですから、健康でいる時間は出来るだけ長いに越したことありませんからね。
「キャンセル料」とは大分遠くなってしまった気がしますが、こういったことも繋がっているのかなと思いました。




