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ロリニティーズ!〜ロリ婚母乳戦記〜倒した敵を孕ませて、母乳を飲んでパワーアップ!   作者: 猫屋犬彦


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第28話 苺のケーキと甘い時間

(●´ω`●)螺はアラサー確定ですね。若いままでお得なのかは微妙なところですね。若い事が美しいのは未来があるからで、若い姿のまま固定されてるのは一種グロテスクさがありますよね。

 枢の持つフォークがケーキを切り分ける。


 そしてその一部を掬って私の口元に運んでくれる。


「はい、あーん」


「あー⋯あむっ」


(甘い)


 軍用糧食とは比べるべくも無い。


(男の人にスイーツを食べさせて貰うなんて、今までの人生じゃ考えられなかったわよね⋯)


 貴族令嬢として蝶よ花よと育てられた十代。


 騎士団に入団し、男に混じって扱きに扱かれた二十代。


 気付けば処女のまま三十路に差し掛かっていた。


(見た目は子共だけど⋯)


 楓軍団長程ではないが、私の見た目も幼⋯若い。


 私服で王都を歩いていると私の半分の年齢の新米騎士とかに、親御さんはどうしたの?とか聞かれちゃうぐらいには若く見える。


(能力覚醒時の成長ストップ。一長一短よね⋯)


 強い能力に目覚めなかった友達は早々に嫁に出され子をもうけた。


 政略結婚、血を遺す為の結婚だったけど、それなりに幸せそうだった。


「美味しい?」


「うん」


「良かった」


 ニコリと笑う枢は可愛い。


 いや、可愛いとか言ってる場合じゃないわね。


(⋯私の手足を斬った張本人なんだし、ケーキぐらい食べさせて貰ってもいいとは思うけど。何コレ?)


 今の私は四肢を切断され、処女を奪われ、犯され孕まされ、母乳が止め処無く溢れる体にされた、ただの肉塊だ。


(狂ってるわね)


 そんな私を枢は愛しげに、優しく扱う。


 何も出来ない自分がこの男に世話をされていると、軍人としてのプライドが粉々になる。


 だけど代わりに不気味な幸福感が心を満たす。


(狂わされる)


 狂ってしまった方が幸せなのかしら?


 愛を囁き愛を囁いて貰う。


(どうなのかしら?枢は私に従属は求めて来ない)


 子共を作る事が目的かと思ったけど、孕ませて母乳を飲むのが目的―――ぽい。


(能力は本人の深層心理に強く影響を受ける。枢にはいったいどんな闇があるのかしら?)


 枢は私を孕ませた後も、貪る様に体を求めて来る。


 し終わった後、母乳を飲みながら眠る事も良くある。


(私は貴方のママじゃないんだけど⋯)


 でも赤ちゃんの分が無くなる心配は無い。


 寧ろ母乳を飲まれないと胸が張って辛いぐらいだ。


「螺は知ってる?あの軍団長の能力」


 唐突な質問に面食らう。


「楓軍団長?」


 今食べさせられてるケーキってもしかして賄賂?


 いけない。


 もうはとんど食べちゃったわ。


「どんな能力だ?」


「まさか⋯貴方、楓軍団長も狙ってる?」


「いや」


 即座に否定された。


「強そうだし。関わりたくない」


「そう」

 

(枢でもそう判断するのね)


 楓軍団長の能力は脳筋を突き詰めた様な能力だ。


 枢とは相性が悪いだろう。


「螺にケーキ上げられなかった」


 枢がちょっとションボリしてる。


 可愛い。


「今貰ってるけど」


 絶賛もぐもぐ中である。


「そうじゃなくて」


「ああ、デートしてくれるつもりだったのね」


 枢に抱きかかえられて外に出た。


 何処に行くのかと気になっていたらこの部屋に戻されていた。


 頭に疑問符が飛び交い首を傾げていたら、ケーキと紅茶を持った枢が帰還した。


(成る程。軍団長が居たから私を引っ込めたのね)


「多分、螺を目の前で出したら見破られる」


「ああ、それ。気になってたんだけど」


 枢に抱っこされて散歩されていると、通行人や屋台の店主等は普通に接してくれる。


 着飾った腹ボテダルマ女を抱きかかえて練り歩く男。


 騎士団への通報案件だろう。


(ところで私ってこんなイメージなのかしら?)


 なんと云うかお清楚と云うか、深窓の令嬢が着てそうなお嬢様っぽい服を着せられている。


(⋯⋯まぁどの道脱がされちゃうんだけど⋯)


 服を脱がされてる時もドキドキしてしまう。


「強い能力者には通じないって事?」


 話を戻そう。


「明確な線引きが解らなくて困ってる」


「ふーん?」


「以前、あの軍団長よりも弱い奴に見破られた」


「ふーん」


 その人物に同情するわ。


 多分口封じされてるわよね。


「軍団長の能力、教えて」


 教えたくないけれど⋯


「楓軍団長の能力、居合い剣て本人は呼んでるわ」


 私の口が自然と回る。


「居合い剣」


 駄目だ。


 嘘は話せない。


 けれど⋯


(ふふ、知らなくて、理解出来てなくて良かったわ)


 楓軍団長の能力は秘匿されてる⋯訳ではない。


 楓軍団長は不穏分子の粛清やモンスター討伐に、刀を抜いてズバズバ能力をを使う。


「私も何度も、何十回もこの目で見た」

 

 枢がジッと私の話を聞いている。


「速くて見えない」


 取り敢えず射程内に居ると危ないので、わたわた逃げ出すのが軍団長への対処だ。


 彼女の側に居ては足手纏いになるからだ。


「鯉口を切ったと思ったらもう終わってるの」


「ふーん」


「抜刀による動作が発動のキーだとは思う」


「そうだよな」


「二の太刀は見た事無い」


「連続攻撃が出来ないって事?」


「違うわ」


 私は首を振る。


「初撃で終わるもの」


 割と離れた距離に居た筈のモンスターの首が、軍団長の一撃で落とされた事がある。


「そうか」


 枢が口元に手をやり悩んでいる。


(うーん、そのポーズは中々カッコいいけど⋯)


 枢に孕まされた影響か、何か枢を魅力的に感じる瞬間が来る。


(この空間内に居る影響?いえ、コレは多分―――)


 貴族令嬢としての本能だ。


 弱肉強食のこの世界。


 貴族の令嬢は、強い男の種で強い子を産む事を至上の使命として教えられる。


 そうして血を繋げて来た私達は、兎に角強い異性に強く惹かれ易い。


(あの時私は、正に手も足も出ないで負けた)


 奥の手の自爆も封じられた。


(枢は強い)


 楓軍団長に真っ向勝負で挑めば負けるだろうが、搦め手を混ぜればきっと完封出来る。


 枢の強みはその手数の多さだ。


(解る。私の能力も取り込んでる)


 きっと囲っている女の能力を使えるのだろう。


(枢の子を産むのはもう決めてるけど)


「楓軍団長とは戦っては駄目」


 私が釘を刺す。


「殺されるわ」


「それは嫌だなー」


 心底嫌そうな枢。


「私に子共を産ませて」


 きっと枢が死ぬと私も死ぬ。


 死ぬのは構わない。


 騎士になる時に女である事も、命も捨てた。


(でもこうなってしまった以上⋯)


 ならばせめて⋯


「この子を産ませて」


 私は二の腕の先端でお腹を撫でる。


 枢との子共なら相当強い能力者が生まれるだろう。


「解った」


「⋯喋り過ぎて喉が渇いたわ」


「ああ」


 枢が紅茶を飲ませてくれる。


 ずっと喋っていた筈なのに、紅茶は淹れたての様に温かい。


 枢がケーキの切り分けを再開する。


(あと一口⋯)


 枢が苺のケーキを苺のケーキ足らしめる、最後の苺を唇に入れる。


「あ」


 ただし⋯


 私の唇でなく、自分の唇に―――


「酷い」


 最後の苺。


 それを奪うのは重罪だと思う。


「ん」


「えぇ」


 枢が私を抱き寄せる。


「んっ⋯」


 苺はちゃんと食べさせてくれた。


 最後の苺は、特別な味がした。


「はぁっ⋯」


 嘘。


 もう味とか解らない。 


「もぉ⋯」


 滲み出て来た母乳を枢が舐め取り、そのまま胸に顔を埋めて来る。


(キスで感じで母乳撒き散らすなんて、なんて痴女よ?)


 お腹が重い。


 枢がのしかかって来る。


 短くなった太腿を開かれる。


「余り乱暴しないで。お腹に貴方の子共が居るのよ?」


「ああ、優しくする」


 楓軍団長と枢。


 私はどちらに勝って欲しいのだろう?


「んっ⋯」


 苺のケーキよりも甘い時間を過ごす私はもう、脳の奥まで狂わされているのかも知れない。

(●´ω`●)螺とか楓とか、貴族の女は強い男の種で子を為して血を繋ぐ事を至上命令として生きてます。純潔を汚されて自害する様な貴族令嬢は居ません。淘汰されました。

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